修習同期で、5年ほど法テラスのスタッフ弁護士をやって、元の事務所に復帰した人と会った。
なんと、事務所から給料は出ず、かといって自分の事件は国選くらいしかないという。長い間地方に転出していれば、東京のお客さんが出来ないのは当然のことで、彼の境遇にちょっと同情していまった。
司法過疎の解消のため、スタッフ弁護士やひまわり基金で地方に赴任することは、確かにすばらしいことである。問題は、そこで培った人脈やめぐり合ったお客さんが、転勤すると活かせなくなってしまうということである。これは、同じ土地で長年営業している弁護士と比べれば、かなりのハンデといえる。
なんと、事務所から給料は出ず、かといって自分の事件は国選くらいしかないという。長い間地方に転出していれば、東京のお客さんが出来ないのは当然のことで、彼の境遇にちょっと同情していまった。
司法過疎の解消のため、スタッフ弁護士やひまわり基金で地方に赴任することは、確かにすばらしいことである。問題は、そこで培った人脈やめぐり合ったお客さんが、転勤すると活かせなくなってしまうということである。これは、同じ土地で長年営業している弁護士と比べれば、かなりのハンデといえる。