新司法試験、13%受験辞退 法科大学院が指導か(河北新報)
法科大学院修了者を対象に15日始まった2回目の新司法試験は、受験辞退者が受験予定者の13%に当たる673人に上り、前回の34人(1・6%)に比べて大幅に増加した。法務省は「受験の回数制限(5年で3回)があるため、見送った学生が多かったのでは」としているが、今回の結果次第では存続が危うい大学院が出る可能性もあり、法曹関係者は「合格率アップを目指す大学院側が実力不足の学生に辞退を指導した恐れがある」と危惧(きぐ)している。
合格率が低い大学院は、文部科学省からロースクールの認可を取消される。だが、「受け控え」を指導したロースクールとしては、今度は滞留する学生をたくさん抱えることになる。卒業後受験前の学生指導も大変である(これをやらないという方法もあるが・・・)。
結局、在学中にも予備校に通う傾向が強まるのだけは確実なようである。
法科大学院修了者を対象に15日始まった2回目の新司法試験は、受験辞退者が受験予定者の13%に当たる673人に上り、前回の34人(1・6%)に比べて大幅に増加した。法務省は「受験の回数制限(5年で3回)があるため、見送った学生が多かったのでは」としているが、今回の結果次第では存続が危うい大学院が出る可能性もあり、法曹関係者は「合格率アップを目指す大学院側が実力不足の学生に辞退を指導した恐れがある」と危惧(きぐ)している。
合格率が低い大学院は、文部科学省からロースクールの認可を取消される。だが、「受け控え」を指導したロースクールとしては、今度は滞留する学生をたくさん抱えることになる。卒業後受験前の学生指導も大変である(これをやらないという方法もあるが・・・)。
結局、在学中にも予備校に通う傾向が強まるのだけは確実なようである。