Don't Kill the Earth

地球環境を愛する平凡な一市民が、つれづれなるままに環境問題や日常生活のあれやこれやを綴ったブログです

刑の予想

2010年01月10日 08時29分40秒 | Weblog
 刑事弁護をやっていると、必ずといっていいほど依頼者から刑の予想を求められる。これに対しては、厳し目の予想をするのが鉄則である。
 実刑か執行猶予か微妙な事案で、「絶対執行猶予だよ」と予想したものの、実刑判決が下されたため、依頼者との間でトラブルとなったケースが結構存在する。そこで、弁護士会の新人研修などでは、楽観的な予測を依頼者に示さないよう指導されるのである。
 ところが、同房の人間や留置係の警官などが、被告人に対して「君は執行猶予だよ」などと無責任にも刑の予想をすることがある。これが結構問題を起こす。
 以前、振り込み詐欺の出し子(ATMで金を下す役目の人)を弁護した際、実刑相当の事案であったにもかかわらず、依頼者が「留置の人は『ふつうは執行猶予だよ』と言っている」などと言い張って、実刑判決が出たのは弁護活動に問題があったからだと言わんばかりの態度を示したことがある。
 結局、ボスの判断で「信頼関係が損なわれた」として控訴審では辞任となった。
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NHKって

2010年01月09日 10時37分11秒 | Weblog
ヤノマミ 奥アマゾン 原初の森に生きる 
 正月、NHKの深夜番組で、テリー伊藤たちが今年のテレビ番組の行方を論じていた。当然ながらNHK礼賛も随所に出てくるのだが、最もインパクトが大きかったのが「ヤノマミ」。
 問題なのは、生まれたての赤子を「森にかえす」儀礼を放送した点にあるらしい。なぜなら、これはまぎれもなく殺人行為だからである。
 バーディーはちゃんと受信料を払っているが、あまりNHKの番組は見ていない。だが、こういう番組を再放送してくれるなら、受信料が惜しいとは思わない。
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トラスト・ミー

2010年01月08日 08時26分00秒 | Weblog
【正論】元駐タイ大使・岡崎久彦 「日米」強化に米国の忍耐を期待(産経ニュース)
 鳩山首相が「トラスト・ミー」と言えば、アメリカ人でなくとも従前の合意を実行する意味だと解釈するのは自然だ。できないことを請け合うべきでないことは、政治家でなくとも当然のことで、こういう人物が首相であることに危惧を覚えてしまう。
 連日民主政権バッシングをやっている産経新聞だが、ごもっともな指摘が多い。
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任意?

2010年01月07日 08時17分46秒 | Weblog
小沢氏、近く任意聴取=東京地検が要請、応じる意向-陸山会の土地取引問題
 「任意」だから拒否できるのだが、通常、拒否しない。
 なぜなら、出頭要請を3回くらい拒否すれば、場合によっては逮捕状を請求され、身柄を拘束されてしまう可能性があるからだ。
 ちなみに、出頭して調べが終わったら逮捕されたというのもよくある。
 さあ、どうなる?
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住宅ローンという罪

2010年01月06日 08時17分42秒 | Weblog
売っても破産!? 住宅ローン苦が多発中
 住宅ローンが自己破産の原因となるケースが多いことは、この業界ではいわば常識である。
 さて、元金融機関の融資担当者として、バーディーは、公務員か大企業の従業員ででもない限り、20年を超える長期の融資はできないと考えている。なぜなら、上記以外に20年先が読める人などいないからである。
 ちなみに、昔、ロードサイド型の飲食店に設備資金を10年くらいの返済期間で貸した際、上司から、「このあたりのロードサイド型の飲食店で、10年間つぶれずに残っているところが何軒あるか、数えてみろ」とたしなめられたことがある。
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未就職者の行方

2010年01月05日 08時17分25秒 | Weblog
就職できない大学生 2010年春は氷河期並み10万人超え
 バーディーの元同級生にも、就職できず・せず、その後消息が分からない人が数人いるが、普通に考えて、日本で就職できないのであれば、起業するか、海外に飛び出すしかないだろう。実際、昨日の日経新聞には、日本を出て広東で会社を立ち上げた日本人の話が出ていた。
 
 
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2番底

2010年01月04日 09時19分58秒 | Weblog
広がる悲観、4割が「二番底に懸念」 主要106社アンケート
 日銀の渋い顔が目に浮かぶようだ。何しろ、日銀は「民間のマインド低下」がデフレの一因だというのだから。
 2番底に予感に裏付けがないわけではない。例えば、中国バブルの崩壊は遅かれ早かれやってくるだろう。
 そして、有効な政策が打ち出されないままだと、ますますマインドは低下する・・・。
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涅槃原理

2010年01月03日 09時02分44秒 | Weblog
 フロイトによれば、人間の行動を律する原理として、快・不快原理、現実原理と並んで、「涅槃原理」があるという。涅槃原理は、要するに死への衝動といってよい。ちなみに、「涅槃原理」のネーミングは懸田克躬による。
 考えてみれば、自殺する生物は、人間以外にはレミングくらいしか思いつかない。もっとも、レミングは意図的に死ぬわけではないから、自殺する生物は人間しかいないということなのだろう。
 毎年3万人が自殺する国に生活し、かなりの頻度で「人身事故による電車の遅れ」を経験していると、人間とは「自殺する生物」であるという定義付けをしてもあながち誤りではないように思えてくる。
 
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悲惨な30代

2010年01月02日 18時42分26秒 | Weblog
 正月は実家で迎えたが、小中学校時代の同級生の動向を聞くたびに、暗澹たる思いに駆られてしまう。今年は、リストラされ失職中の元同級生の話を兄から聞いて、言葉が出なかった。田舎にいると、転職するにも職そのものが極めて少ない。
 ところで、「35歳を救え」によると、現在の30代は、かつてより安定した収入を得られず、これが社会不安の一因をなしているという。
 会社内でも、なぜか30代よりもその上の世代の社員の方が優遇されているし、20代社員は数が少ないためか、比較的甘やかされている。
 さあ、どうする30代・・・。
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