Don't Kill the Earth

地球環境を愛する平凡な一市民が、つれづれなるままに環境問題や日常生活のあれやこれやを綴ったブログです

損益分岐点

2010年01月20日 08時00分11秒 | Weblog
飽和状態…都市部から地方へ 弁護士さん就活激化 滋賀・島根10年で登録倍増
 弁護士の数が増えても、事件数が増えるわけではなく、むしろ不況のため訴訟沙汰を回避する傾向が出てくるため、一般の市民法律事務所の売上げはおおむね減少局面にあると思う。
 売上げが損益分岐点近くまで下がると、経費を節減しなければならないのは当然の事理で、そのせいか、昨年、都内では多くの法律事務所が(おそらく家賃負担軽減のために)移転したそうである。ほかに削る経費と言えば、大きなところではイソ弁や事務員の人件費であり、これについては、新規採用のイソ弁についての年俸低下が指摘されている。
 だが、見落としてならないのは、「家計費」、つまり、家の生活費やローンなどである。例えば、豪華な家をローンで建て、専業主婦の妻がぜいたくな暮らしをしていれば、家計費が膨らみ、損益分岐点も上昇してしまう。逆に、共働きで妻が倹約家だと、弁護士である夫がたくさん稼げなくても家計は回っていく。
 結局、「経費節減」といっても、まずは自分のことから始めるべきなのだ。
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