Don't Kill the Earth

地球環境を愛する平凡な一市民が、つれづれなるままに環境問題や日常生活のあれやこれやを綴ったブログです

スケープゴート説

2020年03月11日 07時32分45秒 | Weblog
<北海道>すすきのの“ライブバー感染”3人増え10人に
 「10日に新たに新型コロナウィルスの感染が判明した札幌市の3人は、いずれも中央区のライブバーで感染した人の濃厚接触者でした。
 「これで道内の感染者は111人となり、このうち43人が回復し、65人が治療中、3人が亡くなりました。

 コロナウイルスについては、感染ルートが完全に解明されていないのが不気味で、不安を掻き立てている。
 北海道についていえば、「札幌雪まつり」が感染を拡大させた元凶であるように言われているが、北海道在住の友人から、これを鵜呑みにするのは危ないという指摘を受けた。
 というのも、(当たり前のことだが、)海外からの観光客は、何も「札幌雪まつり」だけを楽しむのではなく、それ以外の場所も観光したり、店舗などで飲食をしたりするわけだから、こうした滞在場所全部が感染を生じさせる場所となりうるからである。
 案の定、このライブバーだけで10人の患者が発生しているが、北海道全体で111人だから、これは結構な人数である。
 ライブバーなどが感染場所であると報道されれば、経営者にとっては死活問題となるが、「札幌雪まつり」が感染場所とされても、大きなクレームは出ないだろう。
 要するに、「札幌雪まつり」は、スケープゴートにされたという見方ができるのかもしれない。
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数字を見て実態を見ず

2020年03月10日 07時58分58秒 | Weblog
優良企業の「突然死倒産」急増!真相を帝国データバンクが解説
 「帝国データバンクが行った調査では、2019年に粉飾を行っていた企業の倒産が85件判明。近年は倒産件数の減少傾向が続き、粉飾企業の倒産も同様であったが、2019年は前年の2018年(67件)を26.9%も上回り、急増に転じた(グラフ)。
 「近年の低金利はさらに両者の関係性をいびつにさせ、収益を上げる必要のある金融機関は投資用不動産に絡んだ不正に手を貸すことにもなった。今回の粉飾企業の倒産増加は、木を見て森を見ず、数字を見て企業活動の実態を見ていなかった金融機関に警鐘を鳴らすことになる。

 粉飾倒産が増えているらしい。
 粉飾はもちろん問題だが、これを見抜けない金融機関も問題である。
 「数字を見て実態を見ず」という趣旨の言葉は、私が新入社員のころもよく聞いたから、それこそ30~40年くらいは通用している言葉なのだろう。
 多くの金融機関においては、初回取引の前に帳簿(総勘定元帳)を見せてもらい(数字の把握)、かつ、店舗や工場を訪問して、販売・生産状況が数字と合致しているかを確認する(実態の把握)という基本動作が、いまだに出来ていないのだろう。
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群居本能

2020年03月09日 07時51分36秒 | Weblog
横浜で感染確認の70代男性、発熱後にスナックやジム利用
 「市によると、男性は妻と2人暮らし。親族と2月16日から23日までエジプトへ旅行し、帰国2日後の25日に発熱した。だが26日に市内のスナックへ出掛け、24~27、29日と3月1日に同市港北区の商業施設「トレッサ横浜」内のスポーツジム「セントラルウェルネスクラブトレッサ(大倉山)」を利用。

 「ツァラトゥストラ」の中に、"Alter ist an der Heerde die Lust, als die Lust am Ich"という一文がある。
 手塚富雄訳では、「群居を喜びとすることは、「我」を喜びとすることより、発生が古い」となっている。
 熱があって倦怠感がある場合、家でじっとしているかというと、必ずしもそうではない。
 群居本能が強い人だと、スナックやスポーツクラブで、多数の人と相まみえたくなるのである。
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曲の配列

2020年03月08日 07時52分26秒 | Weblog
30-35 0号「卒業」(CD+マガジン)
 「30-35歳=昭和45-50年生まれ。
 世の中からは団塊のジュニア世代と呼ばれる世代の為だけに作られたCD+マガジン(「シーディー・マガジン」と発音して下さい)。サイズはDVDのパッケージサイズで同じサイズの豪華オールカラーの“マガジン”を封入。 中身は菊池桃子さん/秋元康さんのインタビュー、この世代の青春時代である1985-1994を黄金の10年と称して特集。 他にも、変形学生服の変遷や裏ボタンコレクションなど、完璧にレイドバックできる内容になってます。


 引っ越しシーズンになると、いつもキャンディーズの「微笑みがえし」を思い出す。
 当時まだ幼稚園児だったが、解散コンサートの記憶はおぼろげながらも残っているのである。
 「微笑みがえし」を聴くのは、だいぶ前にCDショップで買って、iPodに入れている上に挙げたものである。
 一番素晴らしいのは、次の2曲の配列である。

8.キャンディーズ 「微笑がえし」
9.H2O 「想い出がいっぱい」

 「想い出がいっぱい」は、アニメのエンディングテーマだったが、名曲すぎるためか、今では合唱の課題曲にもされているらしい。
 この2曲をこの配列で聴くと、黄金の昭和50年代がよみがえるのである。

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相談休止

2020年03月07日 07時32分33秒 | Weblog
新型コロナウイルス感染症拡大に伴う法律相談センターの面談相談休止のお知らせ
 「新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、3月2日(月)から3月15日(日)までの期間、弁護士会で運営している下記法律相談センターの面談相談を休止させていただきます。

 東京3会だけでなく、各地の弁護士会で、面談による相談業務を休止する動きが広がっている。
 電話相談は継続するとはいえ、法律相談は、面談で、適宜資料をみたり、相談者の反応をみたりしながら行うのが鉄則だから、これは事実上の業務停止に等しい。
 だが、不思議なことに、法テラスは面談相談を休止していない。
 これは、弁護士会の方がやや過剰反応であったということだろうか。
 

 
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不服従としてのクラスター化(2)

2020年03月06日 08時14分42秒 | Weblog
 昨日は、天気はいまいちだったが、雨は降らないようだったので、また昼休みを利用して近所の公園に行ってみた。
 すると、子供たちがクラスター化している点は変わらなかったが、ちょっと先日とは違う光景を目にした。
 それは、キャッチボールやバドミントンをしている子供たちが増えたということである。
 サッカーだと、どうしても「濃厚接触」になってしまうが、キャッチボールやバドミントンだと、子供たちの間隔は2メートル以上離れているので、安倍首相からお咎めをくらうおそれもないのだろう。
 ちなみに、ジョギングしている親子も見かけたが、これも政府から指弾されないやり方だと思う。
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社長のセクハラ

2020年03月05日 08時08分59秒 | Weblog
独自】大手服飾社長が社員にセクハラ 政府会議の議員 
 「女性向け洋服ブランド「アースミュージック&エコロジー」などを展開するストライプインターナショナル(岡山市)の石川康晴社長(49)が複数の女性社員やスタッフへのセクハラ行為をしたとして、2018年12月に同社で臨時査問会が開かれ、厳重注意を受けていたことが分かった。

 こういう会社代表者によるセクハラの事案を受任する際に気をつけなければならないことがある。
 この種の事案で労働審判を提起する場合、会社法350条を主張するときは、受付時に「会社役員に関する紛争は労働審判では取り扱わないのが原則です」といわれるおそれがあるのである。
 私は、「役員以外がセクハラをしたケースでは労働審判で受け付けるのに、役員がセクハラをすると受け付けないのはおかしいんじゃないですか」と指摘して、なんとか受理してもらった経験がある。
 おそらく、「法人の不法行為」を正面から認めている裁判所としては、会社法350条など使わず、民法709条でやってこいという発想なのだろう。 
 だが、平井宜雄先生の教科書で不法行為を学んだ私としては、意地でも法人の不法行為を正面から認めたくないのである。
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不服従としてのクラスター化

2020年03月04日 07時35分17秒 | Weblog
 昨日は快晴の天気だったので、お昼休みを利用して近所の公園にジョギングに出かけてみた。
 すると、そこには、土日祝日と変わらない数のお母さん方と子供たちが集まっていた。
 半分以上散っている河津桜の下では、幼児とお母さんのペアが何十組もシートを敷いて花見をしている。
 広場では保育園児たちや小学生たちがサッカーに興じている。
 まさに、今政府が危険視している「クラスター化」である。
 公園に集まってクラスター化する人たちは、おそらく、安倍首相の臨時休校要請などに対し、不服従の意思表示をしているのではないだろうか。
 などと考えながら、公園を2周したのであった。
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クレプトマニア

2020年03月03日 08時00分51秒 | Weblog
 クレプトマニア(窃盗症)と思われる依頼者の弁護をしていて、心神耗弱などは主張せず、「クレプトマニア」という精神科医の診断書を情状に関する証拠として提出しようとしたら、検察官から電話がかかってきた。
 「クレプトマニアが一体どういう病気なのかはっきりしていませんし、裁判官が認定に使ってしまうとまずいので、不同意とさせて頂きます」というのである。
 どうやら、検察庁は、「クレプトマニア」という診断書に対しては、一律に不同意とするポリシーをとっているようである。
 診断書には、刑訴法321条4項が準用されるので、作成者が法廷で作成の真正を供述すれば証拠能力が認められる。
 だが、医師にはありがちなことに、この医師には裁判所に来るような時間的余裕がなく、診断書は撤回せざるを得なかった。
 要するに、検察庁の対応に照らすと、責任能力を争うような事案では、診断書を作成した医師の尋問が必要とされるということなのである。
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パニックの持続期間

2020年03月02日 07時11分17秒 | Weblog
「コロナよりも怖いのは人間だった」。ドラッグストアの店員が語る恐怖の体験
 「トイレットペーパーなど紙製品の輸入や生産が滞っているという情報は、誤りだ。しかし、根拠なき噂が広がり、一時的に「マスクの次は、トイレットペーパーやティッシュペーパーがなくなる」との話は現実のものとなり、ただちに必要とする人たちに行き渡らない事態となった。

 東日本大震災のときも、トイレットペーパーや乾電池などが店頭から無くなる現象が見られた。
 自転車が品薄になったのも印象的だった。
 だが、私の記憶では、そのような状況は1か月も続かなかったと思う。
 パニック的な行動を続けるのには結構忍耐力が必要であり、それはひと月も持続しないのだろうと思う。
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