季節の中で 暮らしの中で -Through the seasons and daily life-

現代の都会でプチ昔&田舎暮らし
-old & country style in modern urban life

パンを焼く

2006-09-27 19:16:02 | 暮らし Daily life
月曜日、山崎まさよしのライブで聴いた「パンを焼く」
これだ!と思った。

よく「手仕事」と言うと何のことかと聞かれるけど
「昔のお母さん達が普通にやっていたことをしているんです。」って答えている。
あまりうまくない答えだと思うけど。

たぶん昔のお母さん達はしょうがなく決まっているのでやっているって所があったと思う。
でも私のはそうではない。
やらないで済ませようと思ったらしないで済むことばかりだから。
糸を紡いだり編んだり織ったり、染めたり。
おやつや保存食を作ったりする事など。
どれもお金を出したら近くのスーパーでも買える。

それをわざと意識して丁寧にすること。

頭で考えたら無駄って思えることを意識してすることが
人間としての存在そのものの奥底にじわっと働きかける。
そう思っています。

いつもそうやって小難しく考えているけど
なんやかんやいって こういうことなんや…。

*「パンを焼く」 作詞・作曲 山崎将義(一部省略)*

「君のためにパンを焼く 顔中真っ白になりながら
 イースト菌でふくらます 香ばしい愛を育てよう
 好きならしょうがない

 一人暮らしの部屋 君を招いて
 こころゆくまでもてなそう
 ちょっと貧しくてもつつましく始めよう
 君のために 君のために

 君のために蕎麦を打つ 君のために豆を炒る 君のために芋を掘る

 僕のためにパンを焼く」



時間や手間を自分の手を使ってこめる事で
物以上の暖かい何かがそこにある。
それが物を通して人から人へと伝わる。

「僕のために」
その一言が最後に入っている所がみそ。
自分も大切にする。

さあ、私も今日も自分と愛する「君(達)」のために
パンを焼いたり糸を紡いだりしよう。
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする