季節の中で 暮らしの中で -Through the seasons and daily life-

現代の都会でプチ昔&田舎暮らし
-old & country style in modern urban life

梅干を漬ける

2008-06-29 22:17:53 | 食べ物 Eat
仕入れた梅は5キロ。
去年漬けた3キロの梅干は節約してても殆どなくなってしまった。だから量を増やした。
洗って一晩水に付けて灰汁を抜く。
水から上げて水を切る。

           

紫蘇は5束。大きな束なので全体で一抱えもある。
葉っぱを全部とって水で洗う。

           

まず塩を振って紫蘇を揉む。塩の量は適当だ。
あんなにたくさんあったものが小さくなってきて汁と灰汁が出てくる。
息子が手伝ってくれる。
去年漬けた大量の紫蘇を一年弱で全部ポリポリ食べてしまった彼。
梅干と紫蘇が大好き。

       

2回揉み出して出た汁の色。青っぽい。

       

そこに梅酢を入れるととたんに赤くなる。今回は梅と一緒につけるので梅酢は去年の物。
手まで真っ赤。酸性やわ~!当たり前の反応だけど感動!
絞って置いておく。

       

梅は竹ひごでへたを取る。

       

それをペーパータオルで拭いて

       

焼酎で消毒し、塩をまぶして瓶に並べて行く。
途中で塩と紫蘇を挟みながら全部入れる。
梅に対して塩は10~20%らしい。今回は20%に近くする。塩っ辛いけど保存に向いている。失敗したくないので。

       

この上に残った紫蘇と塩を載せて、落し蓋をして重石を載せる。
さあ、カビが生えませんように!

息子と一緒にこの作業をして楽しかった。
これは1人でやったらたいへんだしあんまり面白くない。
二人ですると2倍以上の効率でぐんぐん進む。話もしながら。
実は彼は期末テスト中。
勉強は好きではないのでいわゆる逃避だ。
でも「勉強したくない!だるい!」って言ってゴロゴロしているより
梅干を作っているほうがよっぽど良いと思う。
この梅干も殆どは彼が食べるんだし。

梅干一つでも一つの梅にこんな風に何回も触って作業を繰り返してできる。
そうやって梅にエネルギーが入って行くのだと思っている。
おにぎりのように。手仕事パワーだ。

去年のように美味しく出来るかな?
祈る気持ちだ。


Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする