季節の中で 暮らしの中で -Through the seasons and daily life-

現代の都会でプチ昔&田舎暮らし
-old & country style in modern urban life

LIPTAUER

2008-08-21 21:53:52 | 食べ物 Eat
リップタウアーが急に食べたくなる時がある。
これはオーストリアチロル地方の食べ物、パンに付けて食べる。ディップって言うのかな?

材料は
クリームチーズ、サワークリーム、パプリカ(香辛料の粉末の物)、玉ねぎ、おろしニンニク、塩・コショウ。これに青ネギのみじん切りを加えてもいい。量は手から手へ教わったので分からない。適当。
パプリカはたくさん入れる、とメモにある。チーズはたぶんあるものをいろいろ入れているあの人たちは。とにかくやたらチーズがあるからあそこには。

       

以前はヘラで地道に混ぜていたんだけど、今は良いものがある。
フードプロセッサーだ。実家から貰った。これはめっちゃ便利。

              

始めにニンニクと玉ねぎを入れてよく摺ってから、そこに他の材料を入れて廻すだけで出来た。

       

味見をしてみる。とたんに私はザルツブルグにいる気分になる。そんな味。
もうすぐパンも焼ける。
明日の朝食が楽しみ。




Comments (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

学校で教わった。

2008-08-21 21:25:31 | 手仕事 Handicraft
娘の学校の文化祭が近づいている。
衣装を作ると材料を持って帰ってきた。

レシピは誰にでも作りやすいようにうまく考えられている。
でもこのままだったら着た時のラインがおかしい。
動きに制限がかかる。

他の人と見た目が変わらないように、でも体によりフィットするように
ちょっと隠し技を伝授する。

ウェストの布の裏に接着芯を貼ったり、ちょっとタックを入れたり。
どうってことのない小技だけど、積み重なると威力を発揮する。

       

洋裁を習った事はない。
基礎は全部家庭科で教わった。
それまでもエプロンやパジャマなど結構本格的な課題はあったのだけど、
高校の時の家庭科の最初の課題が「制服のベストを自分で作ること」だった。
制服のセットに入っていないのだ。ウールの裏付きのあれだ。
あの学校はいろいろとんでもない習慣があったけど、これには驚いた。
三年間自分が着るのだから真剣になる。どのステッチもボタンホールもおろそかには出来ない。苦労に苦労を重ねて完成した。
一度きっちりとちゃんとした洋服を元から最後まで自分で作ることで、たくさんの技術を習得できたし自信もついた。

だから大学に進んだ時も、自分の服を自分で作って行けたと思う。
あの時世間はバブルだったけど、私個人的には影響は受けておらず。欲しい物は作るしかない、方式だった。洋裁雑誌のブランド服のレシピを見てたくさん作った。
そうやって私の洋裁技術は進歩して行った。

こうやって衣装を作っている時と、勉強の分からない所を教えている時
昔がんばって得たもののありがたさが分かる。

学校で教わった事なんて役に立つ事ないって思っている人もいると思うけど、私は今役に立っています。
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

使者の声

2008-08-21 08:59:03 | 季節 Season
さすがの大阪も、朝夕が涼しくなってきました。
この前夜の草むらから「リーリー」と秋の虫の声がすると思ったら
昨日の朝は寝ぼけ声ながら「ツクツクボーシ」の声が。
子ども達にそのことを告げると
「ああ、聞いたよ。グ~ッ。やばいな。」
ものすごく暗い表情。

彼らにはツクツクボーシの声が地獄の使者の声に聞こえるらしい。
夏休みが終わりかけている!!

さあ、今まで目を背けていたものをまっすぐに見るのだ。
そして行動あるのみ!

私も仕事しよう。
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする