季節の中で 暮らしの中で -Through the seasons and daily life-

現代の都会でプチ昔&田舎暮らし
-old & country style in modern urban life

食べる努力

2009-01-30 08:48:03 | 心と体 Mind&Body
先週、得意のチャンネルサーフィン中、NHKの「ためしてガッテン」でダイエット企画を観た。
ダイエット企画番組が林立する中、これも見て感心して終わるだけだと思っていたら
なかなか引き込まれる内容だった。

それをこの一週間実行している。それが具合が良い。
大体この私が一週間続けているって言うのが奇跡的。

とにかくこのダイエットでは食べるのである。料理をするのである。
それが結構大変。今までサボってきてたから。

詳しくはHPを見てもらえるとわかるけど、
食事に簡単なルールがある。
炭水化物は必ず摂る。量は少なめだが、摂らないといけない。
ダイエットと聞いて炭水化物(ご飯や麺類)をやめる人がいるが、それが落とし穴らしい。
長期にわたって炭水化物を極端に減らすと、「飢餓状態」にあると認識して
脳が体に「脂肪を蓄積しろ!」と命令を出すらしい。
そのスイッチがオンになると、冷え性、体のだるさ、低体温などいろいろな不具合が起こってくるらしい。

それから表にあるたんぱく質を摂る。豆腐1/4丁、赤身の肉50g、チーズ一枚、玉子1個、牛乳(ヨーグルト)120mlのうちから二つ。結構多いと思う。三食ともだから。

それから野菜や海草、きのこ類は好きなだけ摂るらしい。
炭水化物は食事量全体の60%以下。
これがミソ。そしてこれが大変。料理しないといけないから。

こうやって適当なたんぱく質、たくさんの繊維類を炭水化物と一緒に摂ることで
糖分の吸収と消費が緩やかに行われ、すなわち血糖値がゆっくりと上がってゆっくりと下がるので、体は空腹を感じにくい。それで先ほどの脳のスイッチはOFFになるらしい。
食べる順序も、汁物や野菜を始めに半分ほど食べて、それからご飯などを食べるといいらしい。
この前、クリニックで看護婦さんが「糖尿の人もそうやって食べたら血糖値が上がりにくいって言ってた」と、言っていた。

この食事にする前は、「とりあえずお腹がすいているのを押さえる」食べ方を結構していた。
炭水化物と油脂、糖類摂取が多かったと思う。
そうなるとすぐに血糖値が上がって、すぐに下がるからすぐにお腹がすく。
それで間食をする。甘いものを少し。そして夕食はたくさん食べる。
一日ちょこちょこ食べているけど、糖分以外の栄養はあまり摂っていないし
体は「飢餓状態」だったらしい。

それがこの食べ方にすると、お腹がほんわりと気持ちが良い。
お腹が空かない。
体の調子がいい。

こんなにたくさん食べているのになんと、体重と体脂肪率が減ってきた。
少しずつだけど。

でも今までだったら、やせようと食べるのを我慢するのがダイエットだったけど
今は食べよう食べようとしているので気分的には全然違う。
甘いものも別に欲しくない。
たまに食べたらすごく美味しい。
たぶんそれでいいんだと思う。

どれだけ効果があるかは5ヶ月くらい続けるのがいいらしいので
これからまだまだ。
もしダイエットの効果がそれほどなかったとしても、太りはしないし
体が快適なのでいいと思う。

高校生の時、クラブの先輩がダイエットだと言ってお昼に
チョコレートのたっぷり入った最中のジャンボアイスだけを食べていたのが思い出される。
その時も「?」と思っていたけど、今思うとあれはやっぱり良くないな。
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