季節の中で 暮らしの中で -Through the seasons and daily life-

現代の都会でプチ昔&田舎暮らし
-old & country style in modern urban life

じっくり栗クリーム

2009-09-30 22:24:40 | 食べ物 Eat
朝から地味な作業に精を出す。
栗クリームを作るのだ。

理由は一つ;美味しい栗が手に入った。和栗のとびきり!

       

もう一つ;息子の誕生日だ。

まず、栗を水に入れて湯がく。
そして真ん中で切って、ひたすら実をスプーンで取る。
この作業が結構忍耐力が要る。

じっくりとこの作業に取り組みながら、この15年に思いを馳せる。
産むのも育てるのも大変だったなあ、この人は。なんて。
一姫二太郎と言うけれど、娘とは打って変わっての育てにくさ。
試行錯誤、七転八倒、五里霧中、四面楚歌などなど…。
私、よく15年頑張りました!
でも良く考えたら、私がいくら頑張った所でこの人はビクとも動かず。
いつも結局は本人任せでなんとかかんとかやってきた。
実際はこれからも彼自身の力で、なんでも切り開いて行くのだなあと思ったりする。

       

今回はこれをフードプロセッサーにかけて細かくした。
舌触りが良いように。

それに牛乳と砂糖を入れて煮る。
そうするとマロンペーストが出来上がる。
作り方は1998年発行、オレンジページ別冊「よくばりお菓子の本」より。
いつもはこれに軽く泡立てた生クリームをかけてバクバクと食べる。それが栗クリーム。「ウルスリの鈴」と言う絵本に出てたのが美味しそうだったので作ってみたら子ども達に大人気で、毎年秋になると作ってくれとせがまれる。

       

お誕生日なので今日はおしゃれに。
と言っても源氏パイを袋の上から叩いて砕いてそれとペーストを交互に重ねて
その上から生クリームをとろりとかけて、削ったチョコレートをパラリとかけたもの。

       

晩御飯は大きなハンバーグだったのに、その上にこれをぺろりと平らげた。
息子も満足そう。

ただロウソクの用意を忘れてた。残念!!
今度の週末にもう一回仕切りなおしをしようと言う事に。

とにかく、子どもの誕生日と言う物は母親にとって感慨深くめでたいものであります。
この人が大きくなるのに力をくれた天と地のあらゆる存在たちに感謝!
そしてこれからもよろしく!
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