季節の中で 暮らしの中で -Through the seasons and daily life-

現代の都会でプチ昔&田舎暮らし
-old & country style in modern urban life

中2とは。むくつけきもの。

2009-11-01 20:33:20 | 心と体 Mind&Body
大学の同窓会に行った。本当は私が幹事でもう何年も放置していたのだ、それを「お店を見つけて予約する」と言う反応補助材を投与してくれた人がいて、次々と準備が進んだ。ほんとうに感謝だ。ありがとう!

西宮ガーデンズに初めて行ったけど、あれは巨大だな。
途方にくれるほど。たぶん一日で全部店を見れない。
私は一つ一つの店を端からきっちりと見て良く考えて物を買う習慣があるので、行くなら朝から一日仕事にしないと。

で、知人に聞いたお勧めのお店に行って素敵な品物をじっくりと見た。
世の中にすばらしいものを心から作っている人たちがいるって知るだけでうれしい気持ちになる。

美味しいイタリアンを食べながら久しぶりに友達と語らう。
本当に久しぶりなのに集まったとたんに昔の空気が戻ってくるのはどういう訳だろう。旧友っていいなあって改めて思う。

似通った年代の子ども達を持つ母が多い。
今回の話題の中心は「中2」。
今の人も過ぎた人も声をそろえて「中学2年生の子どもには腹がたつ」と言う。
何人もそう言うので「おまえもそうやったんか~!」と、同意の嵐。
今まで産んで大事に育てたのが全部おじゃんになってしまったかのような
憤りと無力感と反感。

でもそうやって話すことで「みんなそうなんや~、うちも過ぎたらちょっと落ち着くんや~。」と思ってほっとする。
話すって大事だな。

私はもう2回通り過ぎた。2回目はまだちょっと残ってる。
それでの感想。
たぶんこの「わが子が憎らしくて100%嫌いだ!」と思える時期が来ることで親も子離れが出来るんじゃないか。
これがなかったら、ずっとへその緒が繋がったままで不健康な親子関係が続くんじゃないかって。

今までの「うちの子」を捨てて外の価値観にどっぷりと入っていくこの時期。
たぶんそれを受け入れてくれるという安心感が下敷きになって出てくるその行動。
子どもが健康に育っている証拠か。

でも、「とにかく命が危ないんじゃないか」と親が心配するような領域ギリギリまで下りていくその姿。どうか生き残って欲しいと親は神に祈るばかりだ。
まあほんとはきっと大丈夫なんだろうけど。

なんて思っています。

そんなこんなでいろんな話が尽きない同窓会。
子ども達の手が離れたら、みんなで温泉に行こうと言う。
その時にはまた別のトピックスが待っているだろう。
それも楽しみ。

みんなそれぞれの生活に戻ってまた格闘だ。
お元気で!また会う日まで!



Comments (2)
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