季節の中で 暮らしの中で -Through the seasons and daily life-

現代の都会でプチ昔&田舎暮らし
-old & country style in modern urban life

「やばい」と「ケツまくれ!」

2009-11-05 09:10:39 | 暮らし Daily life
再びマイケルねた。

何十年も知らなかった。
何百回も聞いてたのに。
歌詞の意味。この頃マイケルの歌を聞くようになってCDの歌詞カードを読んでたら気付いた。


Bad

Badって「悪い」って意味だと思わなかった?
「カッコいい」って意味だって。
辞書で引いたら「黒人言語」ってある。そりゃ知らなくて当然だけど。まあびっくり。
英語には他にも最低、最悪を元々意味する単語が逆に最高にカッコいいと言う意味を表す例があるらしい。面白いなあ。

Who's bad?って「悪いのは誰だ?」って聞いてるんじゃなくて「一番カッコいいのは誰?」って聞いてるんだって。

これって今の若者の「やばい」ってのと似てる。
「ちょーやばい!」って言ったら、「すごく素敵!」または「すごく美味しい!」って意味だ。
貴様ってのが悪口になってるのと反対。


学生の時最も良く耳にした曲「Beat It」。
Beatって打つって意味だと思っていました。だからやっつけるって事だと。

思い違い!

「急いで逃げろ!」だった。
「だれが正しいか間違ってるかなんて問題じゃない。
とにかく生き残らないと。急いで逃げろ!」
って内容だった。

バブルな当時、一世を風靡していたマイケルがど派手に歌っていたのが「逃げろ!」ってのが面白い。
なんかでも納得。
危ない対象ととりあえず距離を置くってことはとっても大事なことだ。

これは現代語に直すと「尻をまくる」か?大阪弁では「ケツまくる」とも言う。
(ちょっとお下品な言葉だから最近まで知らなかった。クリニックの患者さんに教えてもらった。)

Beatついでに。
Queenの歌に If you can't beat them , Join them!ってのがある。
長いものには巻かれろ。やっつけられなかったら、逃げ切れなかったら仲間になれ。って。それはまた上を行くな。

マイケルの歌は聴いているだけじゃ歌詞がわかりにくい。
随分切って短く発音してあったりするから。だから歌詞カードがよく参考になります。

そんなこんなで面白くマイケルの歌を聴いています。
これからもいろいろ発見があるかもしれない。
言葉っておもしろい。
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