幼稚園でお母さん達とニードルフェルト

幼稚園の講習会。お母さん達の会に招かれて。
参加者は80人ほど。２時間で鳥の巣と卵と小鳥を作るのが目標。

園に入るとすぐにお庭にあった砂の山を見てうれしくなる。
ちいさなお団子がたくさん乗っている。

　　　　　　　

小さな手で砂を掻いて集めて山を作り、小さな手で一つ一つ団子を作り
乗せて行って出来た。
充実感が伝わってくるようだ。
寒くても外で泥や砂にまみれて遊んでいる子ども達の感覚や心の中は活き活きと温かい。
砂の山を通してそれが感じられた。

うちの子達も過ごした園庭、教室。懐かしいなあと思ってしばらく見る。
大きなくすのきが見守っている空間。

　　　　　　　

講習会はたくさんの人数でも羊毛の事や作る手順など伝わったと思います。
そのための準備を役員さん達としてきた成果がありました。
少し難しかったけれど、みんな集中していいものを作っていました。
部屋が熱で温かく思えたほど。

持って帰ったらきっと子供たちが小さなヒナの誕生を祝ってくれる事でしょう。
小鳥を小さな手に乗せて温める様子が目に浮かぶようです。
巣は宝物を入れておくのにも使えるので、どんな物が入るのか楽しみ。

始まるまでどうなるかな？と気がかりだったけど、やっぱり大丈夫でした。
こんなにたくさんの活き活きとした女性達に羊の事を伝える事が出来て良かった。
機会を与えてくださった幼稚園のはぐくみの会の方々と幼稚園に感謝です。