季節の中で 暮らしの中で -Through the seasons and daily life-

現代の都会でプチ昔&田舎暮らし
-old & country style in modern urban life

春の遠足、明石公園でお花見

2011-04-12 20:42:19 | ハンドワーククラブ HandworkClub
クリニックのお花見に参加しました。

クリニックに集合して電車で明石まで。
少し歩いて明石公園に着いた。
人でいっぱい。
「なんやこれ!平日の昼間からみんな何しとるんや。」って…。私たちもそうだよ。

数あるグループの内、子どもグループを除いてお酒を飲まないで花見をしているのはうちくらいだ。誇らしい。お酒なしでもお花見できます!

着いたらお弁当を食べる。クリニックから出る。「これが楽しみで毎年お花見に来るねん!」という人がいるくらい名物。
今年のも美味しかった。全体に少し甘めに感じる、と言うと「これが神戸の味」だそうだ。
そうか、イカナゴのくぎ煮も佃煮だけどちょっと甘めだもんね。

       

散策グループとゆったりグループに分かれる。私は散策グループ。ゆったりグループは全然ゆったりじゃないことを知っている。バレーボールとか野球とかするんだ。急に運動するから怪我する人が出たりする。私は球技は楽しくないので歩くのだ。

本当にきれい。もうどんぴしゃ!まさに満開。散ってもないほど。少し風が冷たいけれど日差しは温かい。日本庭園や城跡を巡る。池の亀やカモを見たり。ここのサクラは震災の時随分倒れてしまったそうだ。

            

いろいろ見て、きれいだなあとか楽しいなあとか話しながらふざけながら歩く。
去年のでっかい公園猫はいなかった。普通サイズのはいたけど。ダイエットしたか?
随分歩いた。万歩計をつけている人の数字を見たら一万歩超えてました。すごい!
美しい自然の中で温かい日差しに照らされて歩いたりのんびりしたり体を動かしたり。
みんな体もこころもほっこりと生きている楽しさに満たされている。
「こうやって何回も来れることって、新しい元気な人生を長く生きてるって事なんだからすごいね!」と言ったらうなずいていた。
こんなお花見、はずしたらすごく損するよ。お花見あって良かった。
今年はリラクゼーションプログラムの先生たちの参加が少なくて私だけだったけど、できるだけこれからも参加しようと思う。

帰りに寄り道。クリームあんみつ。すごい久しぶりに食べた。日本の甘味おいしいなあ。

       

魚棚(うおんたな)でくぎ煮を買う。今年は作ってない。魚棚で見たらイカナゴがすごく安かった。1キロ400円くらいだ。うちの近くだったら倍はする。さすがだな。
明石駅の前に鐘があって、定時の鐘を鳴らしていた。私の好きなやつだ。
オーストリアの事を思い出す。空気を震わせてそれが体も震わすのがなんとも言えず気持ち良い。明石、いいなあ。

       

時間にしたらそんなに長くないんだけど、充実感がすごい。これがこの後何年も楽しかったことを覚えてるんだなあ。患者さんたちもそうだろう。もっとかも。
自分の人生を楽しむこと。生きている人にとってとても大切だと思う。

電気の事を除けば、ここ関西で必要以上にいろいろ遠慮しなくていいんじゃないかと思う。
なんだか「欲しがりません勝つまでは!」って感じで戦争中を彷彿とさせる考え方によく出会う。私にしたらちょっと怖い。生きている人が生きることが大切。
暮らしを見直すことはできると思うけど、無理にじゃなくて自分の頭で考えて一歩一歩進んでいく方が健康そう。脳ミソを人に預けることがたぶん危険だ。
サクラ、まだしばらく行けそう。これから生命の美しさやパワーを一層感じられる時季。小さなことも大きなことも感じて感謝して元気で生きて行こうと私は思っています。



 
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