季節の中で 暮らしの中で -Through the seasons and daily life-

現代の都会でプチ昔&田舎暮らし
-old & country style in modern urban life

マシマロ帽

2011-04-15 15:51:26 | ウールクラフト WoolCraft
森見登美彦氏の著書にも負けないくらいの、へなちょこへたれ高校生活を過ごす我が息子だが
数々の働きかけ&(たぶん)気付きによって活動を再開する意思を示した。

「晩御飯作るわ!」

そう、我が家では子どもがご飯を作ると(もちろん家族分)アルバイトとして報酬が出るのである。おうちバイト。とにかくそれを今はするらしい。
週に2回くらい作る、らしい。やる気はある。
彼のメニューはやたら肉が多く、毎日だと胃を壊しそうなのでそれくらいでちょうどいいだろう。
昨日作ったカレーライスは非常に美味しく、家族みんながおかわりしたほどだ。

さあ、月曜日は別としてそんな時私は暇である。→時間ができた。
で、働くことにした。手も随分調子よくなってきたのでフェルトメイキングだ。

この前作った凡ちゃんキャスケットは東京へとお嫁に行くフィットネスの店長にあげた。
私の軽くて柔らかい帽子はなくなった。それで。そして新しい作品開発も兼ねて。

もちろんこの前からひたすら洗って梳いている原毛を使う。

少し鍔や型紙を調整して仕上げも試行錯誤して出来た。

       

写真ではなかなか伝えにくいのですが、いい具合です。
ハンチングでもないキャスケットでもない、もちろんベレーでもありません。
それでも自分の思い描いていた姿に限りなく近くできたと自負するものであります。

今読んでいる「恋文の技術」に登場するマシマロマンから取って「マシマロ帽」とでも名付けましょう。
私が被って歩いているところを見る人々は「あの人はマシマロを頭にのっけているのでないか?」と錯覚すること請け合いです。

作品ができて充実感この上ないのであるが、いかんせん私が働いている姿はどうも「遊んでいる」ようにしか見えない。のどかである。「人が嫌がることをしてお金をもらうのが仕事と言うものだ。」と夫は言うが、その点では何一つ仕事をしていない私である。(月曜日であっても)
勤勉な日本人の一人として恥ずべき行為。

やはりへなちょこの子どもはへなちょこなのであろうか?
二人ともおうちで「好きなことして遊んでいる」ようにしか見えない「お仕事」をしている。
似た者同士。さあ、これからの展開をご期待あれ!
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オモチロ ご当地小説でゆるむ

2011-04-15 08:41:37 | 暮らし Daily life
家事や仕事の合間に寝ころんで本を読むのが現実逃避と癒しの時間。
お借りしている本もそのままに、なるべく現実感のないオモチロイ本に手が出る。
ハードカバーをなるべく買わない。高いし場所をとるから。
で、読みたかったのが次々と文庫化。うれしい!

まずこれ、「恋文の技術」森見登美彦著
これは絶対に電車で読んじゃダメです。笑いをこらえすぎて悶死します。
昨日は寝る前に読んでて笑い過ぎて読み進められなかった。
くされ大学生を書かせたら天下一品!いよっ!森見登美彦!!

恋文の技術
森見 登美彦
ポプラ社




まだ読んでないけどもう一つ。これ、映画化らしい。大阪の話。

プリンセス・トヨトミ (文春文庫)
万城目 学
文藝春秋



映画化と言えば、このあたりではこの映画のキャンペーンで持ちきり。私も楽しみです。

阪急電車 (幻冬舎文庫)
有川 浩
幻冬舎


2回目読んだ鹿男。2回目ももっと面白かった。ドラマを見たから余計。
しばらく気になっていたんだけど、このドラマでやっぱり佐々木蔵の介が好きだと気付いた。
始めは全然タイプじゃないと思ってたけど、このドラマでのしげさんはもう素敵すぎです。女生徒じゃなくても惚れるわ~。
玉木宏は「のだめカンタービレ」のちあき先輩の時とは打って変わってキラキラオーラが皆無。俳優ってすごいと思わせられた。
綾瀬はるかがかわいすぎです。もうすぐテレビで始まる「JIN」楽しみで待ちくたびれる。
もう録画予約しましたよ。

鹿男あをによし (幻冬舎文庫)
万城目 学
幻冬舎


「夜は短し歩けよ乙女」は私と娘が自室で台所で読みに読み過ぎてもうボロボロに。
娘が古本屋でハードカバーを買った。これで安心。同じ本を何回も読むってまるで小さい子どものようです。

夜は短し歩けよ乙女
森見 登美彦
角川書店


奈良や京都に行きたくなる。
今年はできるだけたくさん出かけたいと思っています。
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