海ブドウ

遠く沖縄にお嫁に行って子どもさんと一緒に帰省している彼女を迎えて仲間で集まった。
私も久しぶりに会う人ばかり。それでもみんなで集まってパワフルな場が盛り上がる。
いろいろ計画や企画をしてくれた人がいて頭が下がる。
楽しく心地よい時間が過ぎた。

彼女は沖縄からお土産をみんなに持ってきてくれていた。
一人ひとり違うもの。すごい手間と労力だと思う。
そして海ブドウ、初めて食べました。美しい！海藻の一種だって。
透き通るその姿は芸術作品のようだ。
プチプチと口で弾けて海の味が広がる。海水そのものではなくて、一回精製されてすっきりした感じ。美味しいなあ。

　　　　　　　

関西とは風習なども違うだろうしいろいろたいへんな事もあるだろうけど、豊かな自然や環境の話を聞くと、少し羨ましい。

また会える日を楽しみに。そして私もいつか沖縄に行きたいな。

生きた軌跡を形に

ハンドワーククラブの作品の仕上げ。

この頃は本人が仕上げをすることが増えたので、久しぶりのおうち仕事。
ペンケースにファスナーを付ける。

　　　　　　　

このハンチングは随分前から仕上げてなくて置いてあった。
「遼君みたいなツバの長いハンチングを作りたい。」って言って作ってた。
その時は遼君のがどんなのか知らなくて適当に型紙を起こしたけど、見てみたらもっと長く飛び出てるのだった。それからもう2年以上は経っていると思う。
なかなか姿を現さなくて、時々見かけるだけだったので置きっぱなしになっていたのだ。
一度「サイズを測って仕上げよう！」と言ってサイズまでは測ってた。

それがこの前聞いたら亡くなったそうだ。不意の事故で。
こういう事がここでは時々起るなあ。

本人の遺品がほとんどないので家族の方が喜ぶとこのハンチングを仕上げることになったのだ。変な気分だけど彼のサイズで仕上げる。

　　　　　　　

亡くなった人の作品を仕上げることが時々あるけど、神妙な気分になる。
作品ってその人の元気で生きているときのパワーが入っていると思うから。
生きていた痕跡を感じながらの作業。それを手にする家族の方にも思いを寄せながら。
この「小さなあの方」を大切におそばに置いて下さいね。彼が被りたかった帽子、出来たら被ってください。祈る気持ち。

頭のサイズを測ったときの感覚がまだ手にある。ハンドワークを始めたころから来てくれていた彼のダンディーでやさしい仕草や姿を思い浮かべる。
欝がどんなに苦しい事なのか具体的に話してくれた。知らない人にはまさに想像以上。

今回の震災でもたくさんの人たちが亡くなっているけど、年間の自殺者数がまた増えて3万人超らしい。その数はそれと比べてどんなに大きいかわかる。
これが10年以上も続いているのだ。それも男の人の方が多いという。

クリニックで十分に年を重ねずに亡くなる方の原因は詳しくは病気か事故か自殺かわからないけど、どちらにしても長く知っている人が亡くなるのは何度体験しても悲しいものです。

病院につながっている人でもそれを食い止められないことがある。
生きていることそのものも悲しみと苦しみかもしれないけど、生きていることそのものこそ天からの恵みだ。私はそう思う。私に出会った人たち、できるだけ天寿を全うして長く生きてほしい。彼の死を前にしていっそう深く思う。

ミクロベランダ農園

ベランダ菜園が良い調子です。

サラダ菜がプランターにてんこ盛り。10センチになったら食べて下さいと書いてあったけど、しばらく見ないうちに20センチくらいに。伸びたものからたくさん収穫します。そしたらまた小さい芽が伸びて食べられる。長持ち。

　　　　　　　

洗って朝ごはんに。新鮮で柔らかくて薫り高い。最高です！
トーストの上にチェダーチーズのスライスとサラダ菜、塩とチリをかけて焼いた目玉焼きを乗せて玉ねぎドレッシングをかけてハフハフ頂く。朝からご馳走だ！

　　　　　　　

すえぞうさんに教えてもらった方法を試す。またまた新しく植え替えた唐辛子にアブラムシが付いていたのでアルミホイルを根元に敷く。
これ効果あると思います。減った。ちょっと残っているのは手で取る。

　　　　　　　

ゴーヤは元が4株だとはわからないくらい脇芽がたくさん伸びてすごい繁茂しています。
日が照るとまたぐんぐん伸びるでしょう。