季節の中で 暮らしの中で -Through the seasons and daily life-

現代の都会でプチ昔&田舎暮らし
-old & country style in modern urban life

羊毛洗い

2012-06-05 13:30:42 | ウールクラフト WoolCraft
ベランダに羊一頭分ずつ包んだ原毛がいくつも置いてある。これをとにかく洗って処理しなければ。
勿体ない!
それで洗う事に。2年前のもまだある。これから取り掛かろう。

       

大まかに太い繊維の所と細い所に分ける、お尻の近くは太いです。
細い方を今日は洗う。クリンプが細かく見るからに細い。美しい房だ。ちょっと色が付いていて白くなるか疑問だな~と思う。

       

まずお湯に漬けておおまかな汚れを取る。お湯が茶色くなっている。泥?毛は結構白そう。

       

洗剤を溶かした液に漬けておく。そして洗う。大体汚れが落ちた。それをミョウバンの液に漬ける。あとで染めようと思って。

       

温度が下がってから脱水してほぐして広げてみた。細いとは思ってたけど、思った以上に細かった~!まるでメリノです。結構ガシガシ洗ったので絡まってた。ほぐしたら大丈夫だけど、これをもう一度煮て染めるのはどうかなあ?大丈夫かな?考える。もうミョウバン付いてるしなあ。やるしかないか。
汚毛洗いってなんどやってもいろいろ。テレビで観た築地の魚屋さんが「魚も一匹一匹違うからね~!」なんて言ってたけど、羊も一匹一匹毎年違う。部位によっても。だから洗い方って一通りじゃなくてそれを見て決めなくちゃ。いつも自分の感覚と経験に探りを入れて道を見つける作業。

       

三階建ての干し網。一番下に草。上と真ん中に洗った羊毛。

       

お天気が崩れそう。降ってきたら家に入れよう。
こんなに細い柔らかい毛だと柔らかく細く紡いでマフラーや薄手のセーターに良さそう。良い色に染まるといいなあ。

      
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