季節の中で 暮らしの中で -Through the seasons and daily life-

現代の都会でプチ昔&田舎暮らし
-old & country style in modern urban life

仕草が美しい映画

2015-05-28 14:00:34 | 映画 movie
久しぶりに時間がある。何か月ぶりか。
行こうと思えば工房に行けるんだけど家に居る事に。

前はこんな時間が良くあったなあと思う。
時間ができたらやりたかったことを堰を切ったようにする。
それは料理。

私にとっては料理はいろんな手段であり目的であり、仕事であり娯楽である。
その上、エクササイズであり瞑想でもある。
今まで色々な事を料理をすることで乗り越えて来て、そこから得た力は大きい。
料理をしてないとストレスが溜まる。自分で作った物がやっぱり一番美味しいし。
それは食べたいものを食べたい味で作れるから。

買っておいた豚もも肉かたまり。それをタコ糸で縛ってチャーシューを作る。叉焼って言っても焼かない。煮る。
昔、子どもたちが二人とも受験生でかつお金に不安があった時に手作り食品を作ってばかりいた。その時に完成したレシピ。
味噌を塗って焼いて、いろいろな材料を入れた煮汁に入れて煮る。シャトルシェフがあるので、それに入れておく。
それから再び過熱。

       

煮汁を煮詰める。

       

台湾で魯肉飯(ルーローファン)と言うのを食べた。名物。そしたら私と娘が同時に「うちの叉焼や!」と言った。
それくらい味が同じ。こうやって作って肉を切ってご飯に乗せてたれをかけて食べる。我が家の定番。
茹で玉子もこの煮汁に漬けて、煮玉子にした。

あと、インドの映画を観てたらどうしても食べたくて作ったチキンカリー。夕食に。
その映画「マダムインニューヨーク」がとっても良かった。



始めのシーンで主人公のシャシが朝起きてチャイの準備をする場面がある。その仕草に見とれる。
インド人は手をよく使います。食べる時、掃除する時。その手の動きがとても美しいと思う。
それを良く現している。
この女優さんは子役からずっと第一線で活躍してきた人気女優さんらしいけど、結婚して仕事を退いて子育てに専念して15年ぶりに映画に出たらしい。それでこそのこの仕草。暮らしをしっかりとやってきた人だからできるもの。

他にも水を飲む時にペットボトルに口を付けないで飲む、とかサリーの布をさばきながらの所作とか、いろいろインド人女性ならではの美しい仕草が観られる。

何よりこの人自身がとっても美しくて、それに惚れ惚れする映画。そしてストーリーも私くらいの女性にはとても共感できるものです。
お勧め。

次は「めぐり合わせのお弁当」って言う映画が観たい。
やっぱり料理もの。インドの料理はほんとうに美味しいと思う。
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