季節の中で 暮らしの中で -Through the seasons and daily life-

現代の都会でプチ昔&田舎暮らし
-old & country style in modern urban life

世界に繋がる小さな機械

2016-01-01 21:48:18 | 暮らし Daily life
年が明けて。

今年一番に思った事が朝のひと時の過ごし方。
年が明けて夜が明けて。

起きたら布団の中でスマートフォンを使って友人にメッセージを送る。
そうするとすぐに返事がやってくる。

中国の友達とチャットで話す。
中国のお正月はもう少し後です。

インド人の友達から新年のメッセージが。
次々。
もちろんハヌマーンの写真を送りました。

スリランカ人の友達からもメッセージが。そしてインターネットを使っての電話もかかってくる。

オーストリアの友達からもオーストリアのお正月の写真が。
豚が新年の幸運の印だそうで、豚の置物をいくつも集めた飾りものの写真。

夕方にはもう一人のオーストリアの友達からはジルベスタ―コンサートの様子を写真と動画で。しかもちょうどその時にお父さんが外で放った新年の号砲の動画まで。
友達と「今この瞬間に遠くの国のあなたと繋がれること、特別なお金もかかってなくて、それがものすごい事だね!」って話す。

この小さな機械のすごさが身に染みてわかった元旦の一日。
機械、それは無味無臭の無機物だと思われるけど、実際はそれを作る過程でもたくさんの人の気持ちや手間を注がれて出来て来て、使われるときもその機械を通して繋がった人たちのぬくもりや活き活きとした暮らしが感じられるのだから、思うより有機的で人間的だと感じる。
人によって作られて人を繋げるために使われる温かな無機物だなあと。

私は日本のこの大阪と言う地域の小さなうちの小さな部屋にいるんだけど、意識は世界のいろいろな国と時間差なく繋がってる。
それが不思議で嬉しくて、まさにすごい時代になったなあと。

そんな私の小さなうちの小さな台所で、元旦の朝食。
お雑煮と少しお節。

       

とにかく一日ご馳走を食べる予定なので、少な目に。でもお祝いの心をしっかりと。
明日はかまぼこを出そうと思う。

今年も世界の友達とこうやって温かく活き活きと繋がっていられますように。
世界の平和とみんなの幸せを心から祈ります。

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新年

2016-01-01 10:54:14 | 季節 Season
2016年 明けまして おめでとうございます。
   今年もよろしくお願いします。

       

いつもこのブログを観て頂き、ありがとうございます。
1月には初めての個展を迎え、
今年の2月でなんとこのブログが10周年を迎えます。

家族にもいろいろな節目を迎える今年。どんな事が起こるのか?
まったく予想がつきません。

そんなこんなのドキドキやワクワクもお伝えできたらと思っています。

なんとなく始めて続いてきたブログ。ほぼ毎日更新し続けて来ました。
このブログもどんな形になっていくのか様子を観ています。

申年の年賀状に選んだのはインドの神様ハヌマーンです。
ラーマ王子の弟が怪我をした際に薬草を山から採って来て欲しいと言われ、なかなか薬草が見つからないので、体を大きくして山ごと持って来たと言う話からこの姿を作りました。
ハヌマーン。インドでは心はやさしく力持ちの神様としてとても人気があるそうです。
アニメもある。

この写真を撮っているときに通りかかった親子連れ、「あれ、猿ちゃう?」「手に持ってるの何やろう?」と言うお父さんに、小さな息子が「亀や!」って断言していましたが、山です(笑)。

薬草の生えている山と聞いたときに私に思い浮かんだのが伊吹山。それで伊吹山をハヌマーンに運ばせようと形を工夫した結果、亀っぽくなりました。

制作過程の詳しいことなどまた。

みなさま、良いお正月を迎えられていますように。
良い一年でありますように。お祈りしています。

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