季節の中で 暮らしの中で -Through the seasons and daily life-

現代の都会でプチ昔&田舎暮らし
-old & country style in modern urban life

アウンティーは帰ります

2016-10-15 18:23:26 | 食べ物 Eat
帰る日はちょうどムスリムの祝日だったのでご馳走になった。
前の日から作っておいたチキンカリーとチキンビリヤニとサラダ、そして野菜のカリー。
スリランカと言っても彼らはイスラム教を信仰するタミルの人たちなので、仏教を信仰するシンハラの人たちと料理の種類はちょっと違う。
このチキンカリーはスパイスに漬けたものを一度煮て、それをフライして、それをまた煮込んでいます。

       

チキンカリーだけでもご馳走なのに。その上にビリヤニ!!なんだかすごいことになっています。

この日は友達の病院に行く日。それで一緒に行った。
検査したところと違うところで産むので紹介状を持って大きな病院へ。
いろいろな手続きや書くものや質問などあって、私が居て良かったなあと思う。
いつもそうだけど、どうしても私が必要なタイミングで私は行く事になっている。
それが面白い。今回はしっかりと心拍音が聴けて妊娠が確定したので喜びもひとしお。
まあでも大きな病院は待ち時間が長くって2歳の娘さんがぐずって困った。可哀そう。
これから大変だな。
二人目、楽しみです。6月に産まれるそう。その時にはまた行ってあげたい。

夕方にお土産を作ってくれると。それはWADA。インドの豆のコロッケみたいなやつ。
これも作り方がわかるように丁寧に説明しながら作ってくれた。
いろいろなものを入れて行く。

       

小さなお玉で形を作る所も見せてくれる。

       

揚げて行きます。

       

夫へのお土産に。チキンカリーと一緒に包んでくれた。ありがとう!
うちで食べたら尚更スリランカの薫りが貴重に思えた。うまい。
染み入るようにうまい。

       

帰りにバス停まで送って貰って。もうバスは来るから大丈夫と友達家族は車のドアを閉めて出ようとした。
そしたら2歳の娘さんが大声で泣き出した。「アウンティー乗ってない!」と。
アウンティーはおばさんって言う意味。そう呼ばれてる。
毎日一緒に寝て一緒に食べて遊んで楽しかった。そのおばさんが突然いなくなっちゃうんだから悲しかったんだろう。
しゃべり始めでとっても可愛く面白い時期。悪いこともいっぱい覚える時。
わかってるのかわかってないのかわからなかったけど、いろいろわかってるんだな。
また来るからその時まで!

いつも思うけど、不思議な縁で私はこの人たちと繋がってる。私も役に立つんだろうけど私がして貰う事もハンパない。
たくさんのご馳走の思い出と一緒にバスで揺られて帰る。
スリランカの東部が彼らの故郷。そこにもいつか行ってみたいな。海がそばで魚が美味しいって。


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