季節の中で 暮らしの中で -Through the seasons and daily life-

現代の都会でプチ昔&田舎暮らし
-old & country style in modern urban life

ほっこり養生スープとお灸

2016-10-21 21:51:31 | 心と体 Mind&Body
このところ、娘夫婦が随分疲れている模様。
ようすを観ていたんだけど、ここらへんでいいタイミングだと思って行くことにした。

二人とも就職してまだ少し、苦労する年頃だと思う。
その苦労が同時に結構強い感じで来てる。へろへろ。

買い物して早めに行ってゆっくりとじっくりと料理をして出迎える。
私に出来る事はいつもこれだけ。いつでもどこでも。

ご飯に麦を入れて少し柔らかめに炊いて。
手羽先を揚げて、甘辛いタレにからめる。
サラダにはレタスをちぎって、角切りにして茹でたジャガイモには塩コショウとリンゴ酢を絡めて、鶏のササミは塩と酒をふりかけてバターでソテー、砂糖とみりんと醤油で甘辛く仕上げて細かく裂いて乗せる。このコンビネーションがたまらんうまいんです。
それと養生スープ。

養生スープは白いものだけで出来ています。体が弱っているときは白いものが体を養生してくれると言う謂れから。
昆布ダシをとって、そこに今回は鶏のササミも入れてササミのダシも加えた。ササミは取り出して冷めたら細かくほぐしてもどす。
そこに大根おろしとなめたけの刻んだのと豆腐を入れて加熱。塩と薄口醤油少しで味付け。
これだけなんだけど、しっかりと美味しい味が出て、お腹からほっこりと癒されるスープです。

       

白身のお魚を入れても美味しいだろうし、貝でも美味しいだろうなと思う。
お腹に元気がない時に食べてみてください。

それと注文して置いた「せんねん灸トライアルセット」が届いたのでそれを紹介する。お灸は食後30分以上経ってから。

       

この「ツボブック」が良くて、私もお世話になっているけれど、症状別に効くツボをわかりやすく示してあって探しやすい。
私は鍼灸の先生に講習でツボの探し方を教わったので、本を頼りにツボを探すことが出来ます。
お灸はいくつかのアロマの薫りがするお灸。熱は一番穏やかなものです。火を使わない「太陽」と言うお灸は寝てる時や外出の時にも使えるから便利。
熱いほど効くと思いがちだけど、実際は効果は変わらないのだそう。好みで熱さを選んで下さいと長浜のお店に行った時に教えて貰った。
それとライターをコンビニで買ってきた。

娘とお婿さん一緒に症状を考えて、基本のツボから一緒に探してお灸をして行く。
ほんのりと温かくて気持ちが良いと言う。
いくつかしたところで娘がお腹がぐるぐる言って来たと。
動きが止まってたんだなと思う。
二人とも会社の仕事で緊張していた表情が目元からふんわりとほぐれて来た。
そのまましばらく過ごしてお風呂に入って寝たら、良く寝れたらしい。
疲れすぎると深く眠りにくくなるから、久しぶりにしっかり寝れて良かったと言っていた。
お灸教えて良かったなあ。

たまにこうやって一日くらい行った所でなんの役に立つかもわからないけど、私のために行ってやってるところが大きいと思う。
大切に思っている人がいるとわかるだけでもしかして違うかもしれない。

朝起きて、夫が一人でいるうちに早く帰りたくて、駅前で美味しいお寿司を買って帰りました。
また行くね!あとしばらくしんどいとき乗り切ってね!
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ガンディープロジェクト

2016-10-21 21:33:37 | ウールクラフト WoolCraft
スピンドルでの紡ぎを指導して欲しいと頼まれるのが続いていて。
この頃、集中してスピンドルの研究をしています。

百均で買えるものや空き容器など、もう丸い物にはなんにでも穴を開けて箸をさして回しています。
まるで曲芸師になったかのように。くるくるくるくると。

その研究も佳境に入り、スピンドルでの紡ぎの力学にも考察が随分と深く及んできた今日この頃。
ある意味理想と言えるスピンドルが出来ました。

       

重さ、直径、安定感。すべて素晴らしいです。
周っている姿も美しい。

私が今目指しているのは、編み物の毛糸を紡ぐスピンドルです。
しかも体験やお試しじゃなくて、しっかりと自分の着るベストやセーターくらいだったら紡げる紡ぎやすいもの。
しかもお金をかけないで出来るもの。

それでいろいろな大きさや重さのものを試して紡ぎに紡いでいる。
紡ぐ羊毛によってもスピンドルは調整が必要だと思うし。
今は日本の羊毛を紡ぎことを念頭に置いています。

私もこれまで実にさまざまなスピンドルを作ったり買ったりしてきました。
一番初めに買ったのがアシュフォードのスチューデントと言うもの。
これがものすごく重く、すぐに落ちてしまうために出来た糸がロープのように太くなってしまうと言うしろものでした。
そのあとも重さや長さの違ういろんなスピンドルを試してがんばって紡いでみたけれど、どうしても体が痛くなったり疲れてしまったり、良い糸が紡げなかったりと、やはり紡ぎ車を買うしかないのかなあと思っていました。

それが今回開発したものだと実に面白く良い糸が紡げる。思い通りに楽に紡げる。
今回紡いだのが20グラムくらい。2時間くらいで紡げたので、毎日少しずつ紡ぐことでベストを編む目標の300gは可能だと思われます。
今それに挑戦中。
日本の羊毛を自分で作ったスピンドルで紡いで編んで作品にする。
これが出来たらなんて素敵だろう。
羊毛さえあれば、簡単な道具で自分が着れるものが作れる。
インドの父、マハトマガンディーに習ってこの作業が広まれば良いなと。
その礎にと画策中。

暮らしに糸紡ぎを。自分の手で自分の暮らしを作り上げる活動。ガンディープロジェクト。やってみたい。
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