季節の中で 暮らしの中で -Through the seasons and daily life-

現代の都会でプチ昔&田舎暮らし
-old & country style in modern urban life

足踏みをしてみる

2023-10-08 10:06:00 | マインドフルネス


昨日は1回目のマインドフルネスの説明会だったんだけど、申し込みがなく
さすがに不安になリました。誰も受けに来なかったらどうしようかな?
まあその時はまた考えるしかないなと思いながら、
テレビをつけたらこの映画がしてて、途中から観たんだけどそれがとても良い場面で。
8歳の子供が、自分が落ち込んだり狼狽した時にできる対処の仕方を叔父さんに伝えている。
マインドフルネスが40年くらいかけて素早く広く人々の意識に根を下ろしたその後の姿であるアメリカの風景がありました。
ああこれこそ、私がマインドフルネスで得たことそのものだな、これだなあ。と思ったら
私がコースの中でお伝えできるものがどれだけ大切なものなのか、人生に価値があるものなのかが実感として感じられて
ほっとしました。
映画に助けられること、あるある。

それを必要としている人が居るはずだと思いながら、その人に情報を届ける術がわからず。
このブログを見て気づいて貰えたら良いなあ。
MBSRマインドフルネスストレス低減法、ジョン・カバット・ジンがヨガと禅の瞑想法を元にして
生理学、医学、心理学、脳科学などと融合させることで作り上げたメソッド。

それまでの対処法と言えば、足りないところを補う、出来ないことを出来るようにする、いつも欠点を探して、理想の姿にどれだけ近づけられるかを模索すると言う方法だったと思う。いつも審査するような目で自分や事態を見つめて、自分の外にある自分と違う形の理想形にどれだけ近づけられるかと言う作業をすると言うものだったと思う。対処療法。

その形式に傾き過ぎたために色々な不都合が起こっている。
自分に足りない情報を得るためのスマホを延々と見る時間
理想の体型になるためのダイエット
ファッションや言動、生き方にまで、外の情報に添うようにいつもアンテナを張っている暮らし
そしていつしかそれが自動の反応として暮らしの流れとして行われるようになってきた。
生きづらさを感じながらもその流れから出ることが出来ないその苦しさ。

マインドフルネスの中では今ここに注意を向けますが、それと共に大切なのがコンパッション慈悲。
マインドフルネスとコンパッション二つの翼で、今まで見ないでいた、もしかして初めて踏み込むかもしれない
自分自身の世界を旅するのは、どんな他の国を巡るよりももしかしたら新鮮で楽しいかも。
そして安心と自分に相応しい選択を可能にしてくれます。

今ここにいる、ここにある、その事の楽しさ、嬉しさ。
それ自体がどれほどの輝きがあるのか。それを私はマインドフルネスに出会ってから見つけてきたと思います。
それは自分自身であり、大空であり、家族であり、この世のすべての大きなもの小さなもの今起こっているすべて。
その繋がり。
当たり前にあるものの素晴らしさ、当たり前にあることの素晴らしさ。
すべてのものが移り変わる、その現実。

まず、今ここにある立っている場所で足踏みをしてみる。座っているこの場所を感じてみる。
そこから始めましょう。



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