季節の中で 暮らしの中で -Through the seasons and daily life-

現代の都会でプチ昔&田舎暮らし
-old & country style in modern urban life

数珠完成!

2007-04-07 00:03:52 | 手仕事 Handicraft
数珠、やっと完成しました。
何が難しいって房が想像以上の難しさ。
お手持ちの数珠の房を良く見てください。
房の先は切り落としじゃなくてくるっと丸まっているのです。
これをしようと思って2日ほどじっと考えて試行錯誤。
失敗の連続で、途中で何回か泣きそうになりましたが、あきらめないで食い下がる。
ついに、作り方をあみ出しました。

糸は結局絹の飾り糸を手芸店で購入。
もう一度珠を通すところからやり直す。

親玉の後は二つに分けてそれぞれを編む。

房を作るためにまず「紡ぎ車」で糸にきつく縒りをかける。
これがゆるすぎると巻かないし、きつすぎると美しくない。
何度かやり直す。
やり直しても耐えられる絹は本当に強い繊維です。

       

それを牛乳パックで作った房作り器に巻いていって
真ん中を糸で結び。

       

一本ずつはずして房を作る。
根気のいる作業。

       

作った房を付けると出来上がり。


       



一つ一つを丁寧に納得の行くやり方で勧められたのが良かった。
満足です。
大切に使おう。
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雪の山へ羊を見に。

2007-04-06 12:50:55 | 季節 Season
六甲山牧場に羊を見に行ってきました。
四月に入ってもこの寒さ。
山頂付近にはまだ雪が残っていました。

         

春は出産の季節。子羊たちがたくさんいます。
「迷える子羊」と言うけれども、本当に子羊は始終迷っていて気が付くとお母さんが見えない。
あわてて大声を上げて助けを求めます。
牧場は子羊と親羊の鳴き声でいっぱい。
私にはどの子羊の声も同じように聞こえるのですが、親羊にはそれがわかるのでしょう。
見ているとちゃんと元に戻っています。

         

親羊達はもうすぐ毛刈りを控えて今はまん丸。
最高潮に毛が伸びている羊は美しい!(羊が大きいと書いて「美」)
羊の毛って自然にも取れるものなのか、若干毛が抜け落ちているものも。
よく見たら柵のところで背中をこすっている羊がいました。ムズムズするのかな?
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数珠を作る。

2007-04-05 10:05:02 | 手仕事 Handicraft
なんでも作る私だけれど、まさか数珠を作るとは自分でもびっくり。
今持っているのは、ずいぶん前に間に合わせで買った合成のサンゴで出来た数珠。
ちらりとお店で見ても、石好きの私が生涯持ちたいと思えるような数珠に出会えず。
いい石との出会いを待っていました。

この前行きつけのストーンジュエリーの店に行った時にその話をしたら、
よさそうな石をいくつか出してくれて、作り方も説明してくれました。
「親玉」という数珠用の玉があったので作ってみることにしました。
一見黒い中に薄碧い光が浮かぶホークスアイという石にする。


ネットで作り方を検索したら載っていました。
玉の数は108の公約数、と。では54にしましょう。
小玉は水晶にして。

紐を通そうと思ったらもらったものは太くて通らないので仏壇やさんに買いに行く。
すると、手縫い糸を何本か合わせて穴の大きさに合わせても出来ます。との事。
なあんだ、手縫い糸ならうちにたくさんある。

いろんな色の糸に乗せてみて、一番写りの良い紫の糸にする。

       

六本取りにして端を木工用ボンドで固め、石を通していく。
親玉を付けて糸の後始末、ネットのホームページにちゃんと組みひもの仕方が載っていたのでその通りにやってみる。
結構簡単に出来ます。何より、この作る過程が美しい。

       

ちょっと編んだところ。

       

この先どんな房にするのか、今考え中。
あせらないでいいものを作ろう。
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ミネラルフェアへのご案内

2007-04-04 09:12:26 | 季節 Season
今年もゴールデンウィークの始めにミネラルフェア「石ふしぎ大発見展」が大阪天満橋のOMMビルであります。(4/28から4/30)
世界各地から貴石、化石など石を取り扱う業者が200以上も集まってきて各ブースで販売をしています。

       

昨年の秋に京都で開催された時にあった、「石の花を咲かそう―桜石で遊ぼう―」という企画が今回もあります。

いろんな石を見に行くだけでも楽しい。
安価なものからマニアックな高価なものまであります。

石に興味のある方は、是非一度足を運んでみてください。
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十六夜

2007-04-03 20:16:13 | 季節 Season
正確には満月は4月3日の2:15なので、今日は十六夜の月。

ゆるゆると歩くと
 西の空に輝く金星
  東の空に十六夜の月
 透かして見るのは七分咲きの桜の花

         

昨日の黄砂もきれいに払われ、澄み切った空にオリオンが輝く。
お月様って明るい。 夜の桜もきれい。

もし電灯がなかったらものすごく幽玄な世界だろうなあ。
想像するだけでぞくぞくする。
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春がすみ? 黄砂。

2007-04-02 18:57:49 | ハンドワーククラブ HandworkClub
ハンドワーククラブにて。

先週の作品を仕上げたもの。
ポーチとペンケース。

          

鍋つかみを作っています。
好きな富士山の姿を描く。これから縮絨をするとまた味わいが変化します。

          

患者さんが言っていたように帰りの電車から見ると、六甲山が霞みの向こうに見えました。黄砂がひどいようです。
新大阪の駅から見た景色も白い空、ビルも霞みの向こう。

          



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牛乳パックで型紙

2007-04-01 11:21:37 | ハンドワーククラブ HandworkClub
私のクラスのフェルトメーキングで使う型紙は
殆どが牛乳パックで出来ています。

フェルトメーキングを初めて習ったときは、ダンボールを使いました。
ダンボールの利点は、リサイクル品であると言う事と適度な分厚さがあると言う事。
欠点は濡れたら溶けていく事と印刷があったら羊毛に写ると言う事です。
時間や体力に限りのあるハンドワーククラブでは使えません。
そこで牛乳パックを使うと、耐久性はあるし加工しやすいし
作業の途中で置いておいても形が崩れると言う事はありません。
家庭からの廃品のリサイクルにもなります。

それに2時間ほどで仕上げるには牛乳パック1枚分の中で作品を作っていくことが
丁度いいことがわかりました。
例えば携帯ケースやタバコケース、ペンケースやコインケースなどです。
そうすれば無理なく、初めての人でも楽しく作業を進められます。

少しわかってきて、体力もある人は2枚を繋いだ物を使います。
今回用意したのはティーコゼーの型紙。
つぎはぎがちょっと面倒くさいけれども、そんなときは耐水性の幅広梱包用テープを使います。
作った型紙は丈夫なので2回くらいは使えます。

       

自分の中では牛乳パックの大きさが単位になってきています。
つくろうかな、単位。
1ギュウ、2ギュウとか…。1Gpもいいかも。

もし森林保護の観点から牛乳パックが作られなくなったら真剣に困ります。
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