季節の中で 暮らしの中で -Through the seasons and daily life-

現代の都会でプチ昔&田舎暮らし
-old & country style in modern urban life

手ぬぐい染め、好評。

2008-08-11 22:18:52 | ハンドワーククラブ HandworkClub
ハンドワーククラブにて。

羊毛仕事も続く。
ニードルフェルトでうさぎ。
これは流行っています。
カエルのがま口、携帯ケース。ハンチング。これらも根強い人気です。

午後に手ぬぐい染めをした。
折って、色を考えて、色を作って、染めて、待って、洗って、アイロンをかける。

洗って広げてみんなの前に登場する時、喝采を浴びる。
折り方が似ていても、みんな趣の違うものになる。
これはレモンみたいな楕円が並ぶ。爽やか。

       

力強いふたつの作品。近くで見るともっと複雑な色です。
アイロンをかけて乾かすと柔らかな色合いになる。

       

元気いっぱいの色と形。

       

美味しそうな色と形。梅と桃みたいです。

       

患者さんたちもケースワーカーの人たちも参加して
にぎやかで楽しい。

色の世界が華々しく広がって、みんなテンションが上がる。

最後のアイロン当てが、意外と楽しめる。
男の人がアイロンをかける姿が素敵!
と、ケースワーカーの人と意見が一致。

私は人が物を作っている時の姿を観るのが好きです。
本人には分からないけど、すごくかっこいいし、美しいと思う。
時々写真に撮る。
ブログでは紹介できないのが残念。

この手ぬぐい染め。好評です。
続けよう。
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手ぬぐいがマイブーム

2008-08-10 09:57:12 | 手仕事 Handicraft
今のマイブームは「手ぬぐい」。
作るのも使うのもはまっています。

以前から興味はあって、美しい絵柄の物を集めたり
なんとか暮らしに活かそうとしてみた。
でもなんだかうまく行かずたんすの肥やしに。

それが友人から貰った一つの手ぬぐいがきっかけで
便利さと魅力を発見。
今までのと違う重要な所が一つ。
それは端を始末してある。と言う所。

手ぬぐいは切りっぱなしが基本らしい。
永い年月をかけて、その姿なんだから意味はあるんだと思う。
でも現代で使おうと思ったら、あの端からひらひら出ている糸はなんとも格好悪い。
端を始末する、それだけで首に巻いてもバッグに入れても頭に巻いても気にならずに容易に使える。
使ってみて最近認識したのはその吸水性。タオルにもひけをとりません。
織り地なのに。
汗取りに運動の時や家事の時に首にタオルをよく巻いていたけど
夏はタオルは暑い。手ぬぐいはちょうど良いです。
首・肩を布で覆う事で、部屋に冷房をかけたときにも冷えにくく肩も凝りにくい。
そして洗ったらすぐに乾きます。


カラフル手ぬぐいを作るには、まず反物で手ぬぐい生地を買う。
10mで1680円(田中直染料店)10枚取れるから一枚に付き168円だ。この値段も魅力。ハンドワーククラブでしようと思ったら、絹のスカーフじゃ高すぎる。気にしないでどんどん遊べて、普段にどんどん使えるもの。だからいい。

端は木綿のミシン糸でジグザクステッチで始末する。細かめに縫うといい。
二つ折り、三つ折りなどいろいろやってみたけど、たぶんこれが一番簡単ですっきりと作れて使える。

        

染色はリアック染料と言うのを使っています。
草木染めはイメージはいいけど、木綿を染めるのは大変だし染まりにくい。
退色や変色もある。
時間や堅牢度や値段も考えて、今はこれをする事にしています。
まずやってみること。チャレンジ!

基本色の溶液を作って、それをフィルムケースで混色して行く。
この作業が面白い。まだ今は手探りの色作り。でもどんな風に出るのかワクワク。
濃度も調整しながら作っていく。
目も手も頭もいそがしいよ。

       

それにダッシュソーダというアルカリ性の溶液をピペットで量を測って加える。
加えたら5分以内に作業をしないと染まらない。反応が早いので。
これが今のところ難点。
色を作ったらその都度使い切らないといけない。手間がかかる。
それとダッシュソーダはアルカリがきついらしく、患者さんに任せて出来ない所も考えどころ。
染めたら20分置く。

         

この染め方は「折り染め」。手仕事を仕事として意識し始めた頃、障子紙を染めるのにこのやり方を使った。折り染めには「折る」「染める」「広げる」「使う」というたくさんの魅力がある。特に染めて広げる時のドキドキ感は特別。
紙だと封筒にしたりブックカバーにしたりするくらいだったけど、布だとまた利用範囲が広がる。

模様の作り方はまだ試し段階。
ちょっと分かってきた。水の含ませ方や染液への浸し方など。
今はこの手前のが気に入っています。
嫌だと思ったものは上から何回染めてもやっぱり気に入らない。
たぶん私は透明感があって明るく薄めの色彩が好き。
濃い色にたじろぐ。

       
 
折り染めだけでもまだ深めたいけど、絞り染めや出来たら型染めもやってみたい。
手ぬぐい一つでこれはかなり遊べるぞ!
Comments (2)
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スポドリより美味しい!

2008-08-09 22:46:15 | サイエンス Science
娘が毎日のクラブ活動に紫蘇ジュースを持っていく。
お茶よりスポーツドリンクよりいいんだそうだ。

私は酸味に酢を入れたものがまろやかで美味しいと思うが
彼女はクエン酸の方がパンチがあって好きらしい。

それで、今回は両方を半分ずつ入れてみた。
砂糖も白砂糖が足りなかったので、ざら目や粗製糖などあるものを入れた。レモンの代わりにレモン汁のビン入りも使ってみた。
そしたら、いつになく美味しい!私にも娘にもちょうどよい頃合い。

       

酸を入れる前はこんな色。

       

それが、酸を入れたらとたんに鮮やかな赤紫色に変わります。
美しい!

       

鍋を洗うときに石鹸を使ったら、泡はちゃんと青紫色になりました。
分かっているけど何回見ても面白い。
私が化学を好きな原体験。色の変化。

私にとって毎日の生活、料理やガーデニングもサイエンス。
なぜだろう?面白い!精神が満タン。
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ゴーヤ順調!

2008-08-08 22:39:43 | 季節 Season
ゴーヤが順調です。
これは今までで一番長いかも。
40cmくらいあります。

           

ひとしきり実がなった後、しばらく雌花が咲かなかったけど
収穫してからまた咲き出した。そして蜂などの虫達も来るようになって
小さな実があちこちに。これは6cmくらいの実。

           

夏の空にゴーヤの姿が輝く。

           

団地のベランダでもこんなに茂って実がなりました。
いつもと違って葉影が涼しく見ていて気持ち良い。

こんなに見事な実がなるのは、まず苗がいい事。種から苗にするのは大変な事だと思います。今回は頂いたので、塾長先生に感謝!
それと肥料だと思います。
去年羊一頭分を送ってもらったフリースから
ベリーというお腹の下の部分で、土や糞で汚れていて使えない分を
コンポストに入れて肥料にして、それを使っています。
中には種がいっぱい入っていたし、羊毛分はあまり変化がなかったのでどうかと思ったけど、大丈夫。
チカラシバの芽は出てこないし、水はけもよく水持ちも良いらしく
栄養もたっぷりでゴーヤたちはずんずんと大きくなっています。
唐辛子やハバネロ、バジルの鉢にもこの肥料を使ったので、成長は早く収穫もたくさんなのかも。
羊ってすごい!!

それにしても朝夕それに加えてもう一回くらい水遣りを欠かせません。
葉がすぐにしょんぼりなってしまうので、分かりやすい。
風呂の残り湯をじょうろに入れて運んで遣っています。
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からいわ、ハバネロ!

2008-08-06 21:08:23 | 食べ物 Eat
ずっと大切に育ててきたハバネロがなりました。パチパチ
梅雨の間はアブラムシが付いて大変だったのですが、暑くなったら俄然元気が出てきたらしく絶好調。虫も付かなくなりました。

そして成ったのがこれ。4センチくらいです。ちっちゃい。
さあ、鶏肉のトマト煮込みに入れよう。
こんなちっちゃいんだから一つ全部入れても大丈夫、っと。

       

加熱している時からなんだかチリチリする。肌が。ええっ?なんか放出されてる?
出来て食べてみた。少し。
美味しいじゃん!
が、スープが触れたところが痛い。
痛いんです。辛いとかじゃなくて。
さすが「世界一辛い」だ。
スープ自身がタバスコ以上です。
急いで新じゃがを料理して添えた。

       


もちろん子どもは鶏肉とジャガイモだけしか食べられない。
夫は大丈夫。

こんど料理する時は、種を取って入れよう。
このスープは取っておいて、フライドポテトとかに付けて食べたらいいと思う。

ちなみに、料理する時ハバネロに触れた手で顔などを触ると危険らしいです。
だから売ってないんだ。間違って食べたら大変だから。

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ブルーベリージャム

2008-08-04 20:21:29 | 食べ物 Eat
やまんばさんからクール宅急便で届いたブルーベリー。
早速ジャムと果実酒にする。
ツヤツヤとプックリと大粒。酸っぱいところがいい。
貴重な物。

       

砂糖をかけて、しばらく置いて加熱する。
それから前に作ってあったペクチン液を入れて煮詰める。
今回はしっかり固まった。
美味しいブルーベリージャムの出来上がり。
数あるジャムの中でもブルーベリーが好きだ。
その中でもやまんばさんのブルーベリーで作ったものが一番。
酸味と苦味と甘みが絶妙。
大切に美味しく頂こう。

       

やまんばさん、ほんとうにありがとうございます。
私も地面のあるところに住んだら、ブルーベリーを植えたいと思います。
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引き継いで仕上げる

2008-08-01 21:06:01 | ハンドワーククラブ HandworkClub
ハンドワーククラブの患者さんの作品を仕上げる。

サーモンピンクとアクアブルー、ひよこイエローを重ねて
印象派の油絵のような色合い。モネか。
これを途中まで作って、作者は亡くなってしまった。
友達が引継いで作業を進め、私が仕上げをする。

       

プレゼントしたいと言っていた。
長い間の患者さん、やっとハンドワーククラブに参加した。

この作品には確かに彼の思いや仕事の後が見られる。
丁寧にゆっくりと羊毛を並べた動作そのものがこの作品の中に入っている。

死ぬと言うのは不思議な事だ。
作品は変わらずあるのに、彼は世界中のどこを探しても存在しない。
息をして動いていた、笑ってしゃべって歩いていた彼が。

このがま口が、渡したかった人に渡るといいなあ、と思う。

お酒。
どこにでも売っているいつでも買える。高くもない。
コマーシャルをいっぱいしてる。
買え、飲め!っていうメッセージがあふれている。

でもこのお酒で死ぬ人がいます。
生きていても人生の大切な時間をたくさん奪われて
仕事や家族も奪われる人もいます。
私は知っている。
本当にそうなんです。



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