季節の中で 暮らしの中で -Through the seasons and daily life-

現代の都会でプチ昔&田舎暮らし
-old & country style in modern urban life

生姜を干す

2010-12-09 21:20:16 | 食べ物 Eat
この前テレビの「世界一受けたい授業」でやってた。干して食べるものの事。
生姜を干すのがいいらしいので早速やってみることに。

ただ切って干すだけです。

       

なんでもその情報によると、生で食べると体が温まるけどそれは手足でその分内臓は冷えるらしい。それで干すとその成分が変化してお腹の中から暖めてくれるようになるらしい。知らなかった。

他にもニンジンなどいろいろ干すといい野菜の事がわかった。
シイタケと言い、我が家でしばらく「干す」のが流行りそうです。

食べ物を干す専用の網が納戸にあったはず。あれを探し出さないと。
いろんなもの干したい!
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最近の本

2010-12-08 11:55:15 | 暮らし Daily life
この頃読んだ本。

これは私が自分のために買っている漫画です。
人物はマンガだけど、背景が限りなく細かく描写されている。
すごくゆっくり話が進みます。
夏の初めから始まって10巻でまだ9月だと思う。
マンガの形を取った詩集のようだと思う。

よつばと! 10 (電撃コミックス)
あずま きよひこ
アスキー・メディアワークス


娘の誕生日に買ったけど、本当は自分が欲しかった。借りて読んでいます。
ほー!とかふむふむ!とか思う。電車で読んで苦笑をこらえられなかったり。

敬愛するドクターシュタイナーが大学で研究したのがゲーテだと言う。
ファウストは読んだけど分からなかった。書くのに30年かかったらしいけど。
主人公が大事な彼女を本当にひどく扱う様子が我慢できない。
この前、野村萬歳主演のお芝居をテレビで見たけどあれはちょっと分かった。
大体有名な文学作品と言われるものは読んでもピンとこない。だいたい暗い。

ゲーテに学ぶ 賢者の知恵
適菜 収
メトロポリタンプレス


森見氏の「美女と竹林」が文庫化されたので読みたい。
森見氏の「ペンギンハイウェイ」がSF大賞を貰ったので読みたい。
彼の作品は何度も読むのでぼろぼろになるから、ハードカバーで買ってもいいんだけど。

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ほんとの姿。

2010-12-06 21:09:00 | ハンドワーククラブ HandworkClub
ハンドワーククラブにて。

この前、結構主張したので反応はどうかな?と思ったら、何の事はない普通にみんな来ました。
相変わらずの楽しい時間が過ぎる。

午前中活動している所は和室です。休憩だけするわ!と言って寝ている人もいる。
彼は午後の活動場所であるみんなのリビングルームにも一緒に来てソファで寝るのだ。
なんだか人がいるほうが安心して寝られるらしい。騒がしいのに。ずーっと寝てて終わる頃に起きて「あー!良く寝たわ!!」って言ってスッキリして帰る。

フェルトのクッションを4分割して作るやり方がうまく行っている。
これ、ミシンでうまく繋げたらかっこいいのが出来そう。

ずっとやってなかった一閑張りがふとした拍子に始まった。
家にある大量の読み終えた週間漫画雑誌の好きな作品を切って籠に張って小物を作るってのを考え付いた。それが思ったよりかっこいいんです。私も欲しいくらい。
すばらしい世界を代表する漫画文化を持つ日本。やっぱりすごい!

この前の土曜日に道具を全部見直して片付けたので作業が進みやすい。
この大切な仕事の日のために昨日は十分に休みを取って力を貯めていたので、それも良かったかも。

調子の悪い人もまあまあの人も、それぞれの形で参加して作りたいものを作っている。
縫い物が不得意だと言っていた彼女がひざ掛けの毛糸がくっつかなかった分を糸で留めている。その姿がとても美しいと思ってそう言った。
それが彼女はうれしいって。
私はものを作っている人を見るのが好きだ。その人の存在と作っている対象とその関わりが素敵なハーモニーになって輝いている。心が静かで作品の美しさや作ることの喜びに満ちています。
カメラを忘れた。撮りたかったな。

それでも時々私は「物質的に見えている姿と違う姿を見ているのかもしれない。」と思うことがある。だから見たとおりには写らないかも。
作っている人がとても美しくまたはかっこ良く見えるのもそうかもしれないし、今日も一人のメンバーが「俺、女の子に避けられてるみたいやねんけど、見た目怖いかなあ。」って言ってた。ウフフ!怖いです。
ごついし威嚇効果十分だよ!めっちゃでかい熊さんみたいな人。
それを嘆く彼。
そうなんだ、私は知っている。彼ほど繊細な人はあんまりいない。
大きなごつい体に繊細なやさしい中身。私にはか細いさらさらヘヤーのちいさな妖精みたいに見えると言って、そしてお互いに笑った。ギャップありすぎやん!
「それを分かってくれる人って現れるかな~。」と言う彼。
「生きている限りその可能性あるよ!とにかく生きてることやなあ。」と私。
うなずく彼。

あと、ちょっと聞いただけだったら壮絶な毒舌家の人も慣れて翻訳したらごっついやさしい心の持ち主だったりする。
ほんま、人って見かけやちょっと聞いただけじゃわからんよ。

私だって一瞬で見抜けるわけじゃないけど、それを見る力がこの仕事で養われていると思う。そうやって見て、ここの人たちを見ていると幸せだし一緒にいるのが好きです。


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「がんばる」ボタン

2010-12-04 21:31:12 | 心と体 Mind&Body
私は経済に疎い。まったくと言っていいほど。
それでも暮らしに関係あるのでわかったらいいな、とは思っている。
それでこの前新聞に「どうして今円高なの?」と言う特集があったので読んだ。
そうしたら。

日本人は勤勉で良く働き、優れた製品を作るので信頼されている。それで世界中の人が「円」を買うために円が高くなっている。

んだって。
それで円高で物が売れなくなっている。外国の人からしたら商品が高いから。
それで経済が悪くなっている。

売れないから作れないから失業者が増える。日本で作ったら人件費が高いから外国でものを作るようになって日本人はものを作らなくなってきている。

なんてこった!
まじめで頑張ったからこんな事になってるの?
(たぶんそんな単純な問題じゃないんだと思うけど、遠からずと思う。)

そんな時に音楽チャンネルで見た最近リリースされたケツメイシの曲「闘え!サラリーマン」のPVを見た。
ほんとに今?80年代じゃないの?だってミラーボールから始まるしこんなに飲んで憂さを晴らすのってバブルの頃だけかと思ってた。

クリニックの院長講義で聞いた話だと、アルコール依存症のそもそもの始まりはイギリスの産業革命の頃らしい。工場で大量に効率良く製品を作るために、労働者にアルコールを与えた。そうしたら疲れを忘れてもっと働けるから。
日本の経済復興やバブルのときもそうだ。酒で憂さを晴らし、すべてを忘れることで限界を超えて働くことが出来る。
その上経営者にとって好都合なのは、年を重ねると給料を上げないといけないけどアルコールを飲み続けると長い間働けなくなるので早くやめさせることが出来る。
常に若い安い労働力が手元にあるのだ。

バブルの時期に接待で飲むことで仕事を取ることを続けて、今アルコール症で大変なことになっている人がいるのを私は知っている。

そう思うとこのまま日本人が今唯一つ持っている「がんばる」ボタンを押し続けてると、もっと悪化するんじゃないかなあと思ったりする。
やっぱりこれからは、「のん気」か。

でも信用されなくなる。ってのは許されないんだろうなあ日本人の気質としては。
日本の「底つき」っていつだろう。バブル崩壊の時じゃなかったのか?これからなのか?今?

そもそも「がんばる」ボタンってずっと日本人が元から持っていたものかな?
違うかも。それも日本史と世界史に疎い私にはわからない。

なんて考えているこの頃です。



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