季節の中で 暮らしの中で -Through the seasons and daily life-

現代の都会でプチ昔&田舎暮らし
-old & country style in modern urban life

夏至

2011-06-22 16:25:45 | 暮らし Daily life
夏至は今日らしい。新聞にもカレンダーにもそうあった。
昨日から7月に向けての動きが活発。夏近し。

ゴーヤが茂りに茂っています。脇芽が随分たくさん伸びて一番のツルはもうてっぺんまで届いたのでカットした。花も咲いて初めての実も膨らみ始めている。
甘い匂いに誘われて遠く地面からアリが登ってきている。ピンピンと弾き飛ばす。それでもきりがない。共存とか無理だな。部屋に入ってきたら嫌だもの。

       

梅ジュースの水が上がってきた。いい感じ。
子どもたちは「もう飲める?」と、早々と聞いてくる。
まだだ。もうちょっと待たないとね。

       

蒸し暑い。汗をかく。夏らしくなってきた。
アンペア節電の記事が夕刊に。うちは自動的にそうなってるな。
たとえば食器洗い機、電子レンジ、電気湯沸し、ヘアドライヤー、アイロンなどのうち二つ一緒に使ったらブレイカーが落ちる。不便だけど節電だったら良かった。
食器洗い機と文章書いているときのパソコンは突然止まったら困るので注意が必要。

暑いとぼーっとする。今年の夏はぼーっとして良いことにしよう。
どうやって涼むか考えよう。
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初夏の近江八幡

2011-06-21 21:50:05 | 暮らし Daily life
夫が久しぶりに平日休が取れて一緒にお出かけ。
「アジサイを見に行きたい」と言ったんだけど「近江八幡に行く」んだって。
昨年行った。とっても素敵なところ。うれしい。車でもウキウキ。

まず、郷土資料館。いくつかの建物が博物館になっていて見学できる。
昔の道具など興味深いけど、建物そのものもとても素敵。日本家屋をベースに洋風建築も取り入れてそのバランスがとても素敵。
ヴォーリズ建築の本館の床。

       

他の民家は近江商人のもの。訪れる人が
「あ~、こんなうちに住みたいなあ…。」と口々に言っているのが聞こえる。
私もそう思った。とくにおくどさんのある大きな土間。いいなあ。

近江商人の家が並ぶ街並みがとても素敵だ。

       

それぞれの家にある「見越しの松」の立派な事。
そして瓦そのものも素敵。

       

雪が落ちないような特殊な瓦。美しい!

       

八幡堀。アヤメやアジサイが咲いて情緒豊か。
この前観た「武士の家計簿」でもロケ地として使われていた。そのほかにもたくさん時代劇や現代物でも撮影に使われているらしい。
 
          

お昼を過ぎてお腹がすいた。
お社の近所の料理屋はどこも上等で、もうちょっと庶民的なところを探していたらあった。

       

メンチカツ定食が900円。お味噌汁のお椀がこんなにも大きくてお得感倍増。お漬物がやっぱり美味しい。さすが近江!

       

八幡さまにお参り。インターナショナルな観光地なので、お参りの仕方が英語と中国語と韓国語で書かれてある。

       

前に来たときちょっと見て素敵だと思っていた和菓子屋さん「たねや」。ここで丁稚ようかんをお土産に買う。入口の所で不思議なお菓子が。たこ焼きのように丸まっている。一つ買った。
ね、見た目たこ焼きでしょ!

       

外側カリカリ、中はもっちり、そしてあっさり粒あん。

       

その名も「つぶら餅」。これはすぐに食べた方が美味しいと思う。座ってお茶を飲めるようにしつらえてあった。親切。たねやさん、ありがとう!

       

まっすぐ出るとまたヴォーリズ建築に出会う。

       

ここは観光資料館になっていて、お堀もこれらの建築も市民の協力で美しく生まれ変わって保存され、観光名所や数々の撮影ロケ地として栄えてきたと言う歴史がわかった。町おこしの成功例として有名らしい。近江八幡の人たちすごいな!

NO-MAと言う美術館に立ち寄る。ここは野間氏の旧宅、今は障碍者のアートを展示するボーダレス・アート・ミュージアムになっている。

       

すずきまりえと言う方の作品が展示されていた。彼女は統合失調症。
ものすごい気の遠くなるような点や線で埋め尽くされた画面。
乳房や性器などで累々と埋め尽くされていて圧倒される。あまりに迫力があるので、見られない人もたくさんいると思う。
夫も「夢に観そう」と言っていた。
私は一人この病気の人に会ったことがあって、その時の事を思い出した。
絵を見て彼女の頭のなかってこんな風だったんだって初めてわかった気がした。
その時は彼女はこれを絶えず言葉で周りに発散していたので、私たちはとても困ってとても疲れていた。この人はこうやって点や線で発散させることで健康に暮らせるんじゃないかと思った。それくらいあの人たちの症状はエネルギッシュで深い。彼女の「誰のために描いてるんでもないけど、描くとすっきりする。」と言う言葉がわかる気がする。

会館のスタッフの方と少し話をしてなんだか通じるところがあった。興味深い。
こういう芸術をアール・ブリュットと言うらしい。
この前のたんぽぽの家の事とも通じる。
また来てみたい。

そうして町をそぞろ歩き。どの小路を進んでも趣がある。降水確率90%なんてうそっぱち。とっても晴れて暑いお昼、建物の影がアート。

       

郵便箱さえアート。

       

ポストもこんな風。

      

こんな調子で町を楽しむ。
肝心のアジサイの長命寺にはカーナビではなんだかたどり着けず。
行こうと思っていた温泉も休館日だったりして、ぐるぐるドライブして琵琶湖を見て帰った。
大津のパーキングエリアで大好きな「アドベリーソフト」があったのでとってもうれしかった。
この前安曇川の道の駅でなかったのがショックだったから。

帰りの高速の出口が全然動かなくてラジオを付けて今日が夏至だって知った。そうか。
なんでもトラックの火災で渋滞でなく停滞しているらしい。止まってるって事。遠回りして帰った。ラジオ聞いて良かった。そうじゃないとずーっと待ってるところだった。
「どうせ家にいても音楽聞いてゴロゴロしてたらおんなじだからいいよね!」とか言いながらゆるゆる帰る。

良いお天気で素敵な休日。また栄養摂取した。心も体も。



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遠くて近い

2011-06-21 21:39:22 | 食べ物 Eat
沖縄の知人から届いた。大きな箱。
開けたらどっさりと「海ブドウ」。1㎏です。これ、こっちで買ったらすごく高いと思う。

       

我慢できずにすぐにお皿にとって食べた。美しい!

       

それで大切にしなくちゃと思ってすぐに容器に入れて冷蔵庫に入れたんだけど、お礼のメールを入れたらすぐに彼女から電話が。
「海ブドウは冷蔵庫に入れないで、風通しの良い所で常温で保存してくださいね!そうしたら2~3日大丈夫です。」
出かけてたので息子にメールして出して蓋も開けてもらった。大丈夫。セーフ!

それにしても携帯ってすごい。とっても離れてるのに同じ携帯会社だったら通話料がタダだ。すごいすごい!

晩御飯に豆腐と豚しゃぶと大葉の千切りと一緒に盛り付けてポン酢で頂きました。美味しかった!プチプチ、ミネラル豊富。家族も大喜び。くせになってもうちょっともうちょっとと箸が止まらない。

       

それでもたくさんだったのでご近所にも配る。みんな珍しいと喜んでくださった。良かった。

昨日送られた海ブドウが今朝着いて、電話で保存方法も聞ける。
沖縄、遠いと思ってたけど結構近い。
世界は小さくなっていますよ!
ひよりんさん、ありがとう!おっきな愛情受け取りました!
これから暑くなるだろうけどお元気で!
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自分のために一番

2011-06-20 21:56:39 | ハンドワーククラブ HandworkClub
ハンドワーククラブにて。

自分で好きな布を買ってきて縫い直しもあったけど一針一針手縫いで進めて出来た帽子。
欲しいと思ったデザインで欲しいと思った柄でそしてお店だったらいつも自分のサイズが見つからないと言う彼女にぴったりの帽子が出来ました。
とっても素敵だと思います。全部手縫いなのでとても柔らかな印象。

       

久しぶりに来たクマ作りの彼。黄色いクマを仕上げた。
似合うリボンは有名なケーキ屋さんのもの。名前を見ただけでクラクラする。
このクマさんを私にくれるって。どうしようかと思ったけど、貰うことにしました。大事にしよう。おでこが出ててうちの子の小さいころにそっくりだからうれしい。

       

今日はフェルトをしたのが彼一人。他の人はビーズと縫い物。
指編み。
出来てくる作品がもう子供だましじゃない。ちゃんと使えるもの。
最近のこのすごさにひたすら感心していたら、一人が「先生の教え方がうまくなった。」と言う。そんなことないでしょう!と言うと、もう一人も「わしもいっつも言ってるんやけどな。」とぼそりと言う。そう言えば何度もそういうことを言ってくれたんだけど、お世辞かと思ってた。でもハンドワーククラブの初期から知っている人もそう言ってたからあながちウソでもないみたい。他の人たちも頷いている。 えっ?そうなの?ほんとに?
そんな事考えたことなかった。割り引いて考えてもすごくうれしい。自覚していないだけに尚更。ちょっとだけ信じよう。今まで頑張ってきて良かったな。自分のためじゃなくて患者さんの事を考えてひたすら来たけどそれで成長したらしいから良かった。
作品と作っている姿を見て、今のこれらはまさにミラクルだと思う。こんな事が起こるなんて素晴らしい!私にとって一番の宝が教える事だとわかって今日は本当に幸せ。


この頃ポツポツ聞く。やっぱり今回の震災で神戸の人たちは随分とショックを受けたようだ。
患者さん本人でなくてもご家族とか、本人ももちろん。
その深さ重さを聞くと、10年以上の月日が何も意味がなかったかのよう。フラッシュバックっていくらその時から時間が経っても本当にその時にいるかのような状況になってしまう。たいへんな事だ。
それでもここがクリニックで良かった。いろんなスタッフが居て仲間がいて、本当にひどいことにならないで過ごせるすべがある。
今日一人の人の話を聞いて、それでも体に何もなくて今も元気でクリニックに来ていることが良かったと伝えた。
やっぱり神戸で日々思いを込めて仕事をすることに意義を感じる。今の私の大事な仕事だ。
私の真ん中の心棒を意識する。強くしなやかにこれからも。
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梅の季節

2011-06-19 20:37:29 | 食べ物 Eat
梅雨と言いますが、まさに梅の季節。
たくさん貰いました。

       

千鶴ばあさんの本がどこに行ったかわからない。こんな時に頼りになるのがこのブログ。どこかに書いていたはず。ブログ内で検索、で「梅ジュース」。そしたらすぐに見つかった。便利!
梅は5キロ以上あった。
洗ってヘタを竹串で取る。これが一番手間。
しばらく置いて乾かしてリンゴ酢の中で転がして砂糖と交互に容器に入れる。
今日見てみてわかったけど、氷砂糖とグラニュー糖だったらグラニュー糖の方が安い。それで両方使うことにした。少し控えめに入れて、水が上がってきたらまた足す。

       

一つは梅酒に。なんだか子どもたちが「作って!」と言ったので。飲むのか?
飲めるまであとちょっと、すぐだと思う。

一緒にもらった大根の瑞々しい葉を取って、まとめて茹でて刻んで塩をして保存する。菜飯用。半分は平たくジップロックに入れて冷凍。

今日は父の日で実家に全員集合。お正月みたい。
すごい賑やかさ。甥っ子と姪っ子ってどうしてこんなにかわいいんだろう。幸せな時間。
みんなで温泉に漬かっているような温かさと(ちょっと熱め)心地よさ。

子どもと遊んだら眠くなる。お腹もいっぱいだし早く寝よう。
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オオサカン ランゲージ

2011-06-17 08:57:26 | 暮らし Daily life
ケンミンショーで他県の人が大阪に着いて「みんな大阪弁をしゃべってる!」と驚くと言ってた。「そりゃそうやん!」テレビに突っ込みを入れる私はオオサカン。

この頃吉本のお蔭で全国的に認知度が上がってきた大阪弁。子どもたちと東京ディズニーランドに行った時に、電車で普通に会話してたら ザッとたくさんの視線が向けられてびっくりしたことがある。「めずらしいんや…。」
それが今は東京に行ったら「大阪弁しゃべってみて~!なんでやねん!って言って~!」って言われるらしい。お笑いの威力侮りがたし。
娘も学校で「せやな!」って言っただけで友達が悶えるらしい。「女子の大阪弁萌え~!」らしい。「そうだね!」って相槌打っただけで。ほんま、大阪弁の偏差値上がってきてます。

この前沖縄に移り住んだ知人が「大阪のテレビがおもろい。」って言ってた。笑いパーセントが全然違うらしい。
子どもの時から学校から帰ったらまたは日曜の朝には吉本新喜劇を見て、漫才番組も見て、普通のバラエティー番組もおもろくて、そして「おもろい」事に日々切磋琢磨、精進している
このパワーはすごいものだと思う。
大体小学生の時に「もてる男子」の重要ポイントも「おもろいかどうか」だ。
どんなにイケメンでスポーツが出来てもおもろなかったらアウト。
そんな過酷な「おもろ」環境が大阪です。
そしておもろい人に賛美を惜しまないのも。受けたらオオサカンは手をたたいたり時には相手を叩く。これが他県には見られないってケンミンショーで初めて知った。
学生の時、オオサカン同士で会話してて「喧嘩してるかと思った。怖い…。」と言われた事がある。そうらしい。リアクションが激しすぎ。


そんなオオサカンなキャラがなんと漫画にまで進出。娘からの情報。

ラブ・コン 1 (マーガレットコミックス (3487))
中原 アヤ
集英社


学園ラブコメディー。「オール阪神巨人」と呼ばれている身長172センチの女子と153センチの男子の二人組の話。駆け引きがたいへん面白いです。この漫画は全編大阪弁。

ちょっとマニアックなのがこれ。

神戸在住(1) (アフタヌーンKC)
木村 紺
講談社


絵もそんなにめっちゃうまいってほどでもないし、話も淡々としてる。
でも読んでいったらほんとにもう、「神戸の空気」が感じられるんです。
関西でも大阪弁にはいろんなジャンルがあって、神戸弁は大阪弁とまた違う。
「してる」ってのを「しとー」って言ったりする。これがまた西に行ったら変わってくるらしい。神戸弁は私にはちょっと読みにくい。

少年ジャンプに連載されているスケットダンスのヒメ子という女の子の大阪弁もすごく良い。
大阪ど真ん中って感じの大阪弁です。
私は北摂地域にいるけど、ここは転勤族が多い事もあってそれほどキョーレツな大阪弁でないと思う。「ハゲ~!」とか言わないな。わかるけど。

SKET DANCE 1 (ジャンプコミックス)
篠原 健太
集英社


ちょっと古いけどこれにも出てきます、オオサカンキャラ。その名も「おおさか」。関西から引っ越して来たと言うだけでそのあだ名。クラス替えの時も「おおさか」って書かれてた。
この子は大阪女子の天然な感じが良い。キョーレツなイメージがあるけど、ゆるキャラもいます。

あずまんが大王 (1) (Dengeki comics EX)
あずま きよひこ
メディアワークス


同じくジャンプの「ぬらりひょんの孫」、この頃話が複雑になって読んでないけどこれは京都弁。はんなりしたはります。京都の人は身内でも年上だったら敬語を使ったりするけど「どすえ~!」とか言いません(断言)。あれは花街言葉。

大阪弁でもいろんな地域性があっておもろい。
ちなみにここ北摂の小学生の不思議な言葉づかい。
女子は自分の事を「うち」と言うけど、本来は「うち」の複数形は「うちら」。
娘達はそこを「うち達」と言ってた。違和感あるわ~。

昨日のケンミンショーによるとオオサカンの91%は大阪弁が好きらしい。
もちろん私も好きです。

スケットダンスはアニメで放映されているので、ほんまもんの大阪弁聞けます。声優さんの心配してたけど大丈夫やった。良かった。



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Welcome 節電!

2011-06-16 18:53:25 | 暮らし Daily life
もうこの頃の話題と言えば「節電」である。暑い夏に向けて。
原発の事とか政治の事とか下手に書いたら、なんだか過敏に過剰に反応する人がいるので書かないけどまあ自分なりに考えています。(この前他のとこでえらい目にあった。)

これもみんなにそう考えて欲しいわけではなくてただ単に自分がそう思っていると言うことなのだけど、(そういつもそうなんです、私がいろいろ美味しいとか好きだとかこう考えるとか書くのは他の人に同じように思ったり考えたりして欲しいからでは全くないですから。他人をコントロールしたいと言う気が全くない。
以上前置き。)

もう中学生くらいの頃から不思議でならなかった、多分制服を着てたから。
「こんなに日本の夏は暑いのになぜサラリーマンの人たちは長袖のカッターシャツにネクタイをして背広を着ているのだろう?」
もう日本中が何かの魔法にかけられてるんじゃないかと本気で思っていたほど。

それで夏にはどこもかしこも冷房で寒くなる。寒すぎ!
我が家にクーラーが来たのは結婚して10年以上経ってからだし、毎日つけることも最近までなかった。それで家の格好で外に出たら寒くて頭やお腹が痛くなる。
乗り物にはスカーフと上着が必要だし、スーパーで買い物する時も靴下を履かないと耐えられない(特に肉売り場)。
だから節電になってサラリーマンの格好が涼しげになってクーラーの設定温度が上がるのは、私にとってはうれしい事です。
納得が行く。

他にもいろいろこの頃はいちいち考える。
スーパーの蛍光灯を見ては「2/3か半分でも良いよな。」(いつも私には明るすぎて、大きいお店はなるべく行きたくないと思っている。)、肉など入っているトレーを見て「このトレーを作るためにどれだけの石油と電力が使われているのか?」と罪悪感を感じたり。
あの肉屋さんの紙みたいなのでクルンと包んで紐で結わえてあるの、あれで良い。
市場、市場が好きです。明るすぎないしいろいろ腑に落ちる。
市場に籠をもって買い物に行ってた、子どもの頃。あんなのが気分が落ち着く。
果物や野菜も一年中同じ物が並んでなくても私は構わない。季節のもの採れたもので構わない。
あるもの食べて、それで生きてて何も思わない。

まあ外国のもので食べたいのもあるし、家電も使いたいのもあるから私なりに極端にはならないんだけど、そんな風に思いながら生活しています。
関西で本当に足りないのは6%でしょ?それで安全に安全を考慮して15%。無茶だって言う人もいるけど、将来の事を考えたらそれくらいシフトして行ってもいいかも。
出来るんじゃない?
出来ると思う。やってみよう!


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色の軌跡

2011-06-15 21:34:38 | 暮らし Daily life
昨日teaさんに頂いた本。片づけの本だ。
私は片づけが苦手なので片づけの本を何冊も買ったことがあるけど、最後まで読めたことがない。森見登美彦氏の奥様は「ぐずが治る本がぐずだから読めない。」らしいけど似てる。
これは今まで読んだのと(読み終わってないけど)ちょっと違う。
風水ってのとも違う。ちょっとスピリチュアル。
マユツバなところもあると思いながら、でも帰りの電車でほとんど読み終えた。それがすごい。

幸運を呼びこむガラクタ追放術
ジーニー
サンマーク出版


そして読み終わって、「いらないものは捨てよう!」と言う気になった。不思議。
そしてとりあえず近い所から、または気になった所から手を付けた。

ずっととってあったファンクラブの会報や好きなブランドのカタログなど一気に処分。
ちょっと気になって出してきたのが手帳。結婚した時からずっと保存している。
見始めたら、これは捨ててはならないものだとわかった。
私の持ち物の中でレシピ集の次に大切かも。

結婚の時、子どもが生まれた時、育てながら…ずっといつ何をしたか書いている。その時々の気付きもいろいろ。
こんなの忘れてた!っていうような子どもの言った言葉や描いた絵も挟んでいる。
何より毎年の年賀状を始めのページに貼っているのが付加価値を高めている。

今日初めて気づいたのが手帳の色。
始めの方がずーっと黒い。大きい。
途中から一回急にカエルのカーミットの派手なのに変わってその後カラフルになっている。

       

「わかりやす~!!」

中身を読んでみたらわかったけど、この黒い時代ってすごーくしんどかった。心も体も今とは比べ物にならないくらいに。読んで今自分で昔の自分がかわいそうになるくらい。
自分の世話をするようになって元気になってきたら手帳の色が元気になる。
ちょっと前は金色もあったくらい。

今元気が底上げされている。調子が悪いって言っても昔のあの頃と比べたら雲泥の差。
今の私は元気だし幸せだし快適だけど、それは当たり前にあったものじゃなくて地を這うように長年かけて築き上げてきたものだと再確認した。
鍼の先生に「昔は喉がつかえる感覚が長い間治らなかった。」と言ったら「どうやってそこから回復したんですか?」と聞かれて一言で答えられなかった。「もがくしかなかった」と言った。
実際は今のクリニックに出会ったのが大きい。いろいろな本を読んだり認知療法の講義に参加したり講演会にも参加したり、患者さんから話を聞いたり、専門家の人たちの力も借りて私と私の夫婦、家族は回復してきたのだ。

そうやってもがいてジタバタして一歩一歩自分の足元を固めて棚卸をして道を決めて前に進んで来た。

これらを書いているときは自然に未来の自分に向かって書いているつもりだったけど、未来になった今読んで本当に心に来るものがある。

娘がバイトから帰ってきて「カリカリ豚肉のっけご飯ベトナム風」を食べながら、手帳の色の事とか話したら「うちは色の着いた手帳の事しか覚えてへんわ。うん、幸せやよ!これは天から降ってきたわけじゃないってことやな。」と言われた。(ピンクのほっぺでニコニコさん、今日の晩御飯は特に美味しい彼女の好きなのだ。)
ちょっと良かった。黒い時代の記憶が今なくて。そして彼女のいつも真髄を突いた一言。感心する。

       

この頃は手帳にあまり書かなくなった。ブログに結構書いてるし。未来の自分はこのブログを見てきっといろいろ感じるに違いない。そんな気持ちでつながっているいろいろな時代の自分にエールを送る。
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手仕事三昧

2011-06-14 22:13:20 | ウールクラフト WoolCraft
ナバホのスピンドルが手に入った。でも使い方がわからない。
スピンドルの紡ぎと言えばteaさん。連絡したら教えて下さるとの事。
お会いしたかったのでいい機会。またまた今日もJR神戸線に乗って行ってきました。

ナバホスピンドルとっても長い。1m近くあると思う。
これを胡坐をかいて腿の上で転がして糸を紡ぐ。
ゆったりと気持ち良い紡ぎ。

       

甘撚りの太めの糸が紡げる。これは他では紡げないな。こんな風合い。気持ちが良い。

       

それをナバホプライと言うやり方で寄り合わせる。
ジャンティー織りと言うのも習った。

      

米ぬかでのフリース洗いもやりました。
「本当にこんなので洗えるの?」と思うほどだけど、ちゃんときれいになったのが不思議。
それも簡単(に見えた)。
これは是非、家でもやってみなくちゃ!フリースもたくさんあるし。

同年代でなんと学生時代に知らずに会っていたという事実も判明して、いろいろ共通点もある私たち。子育てや手仕事談義に花が咲く。
さすが神戸、近くのベーカリーで焼き立ての美味しいパンを買ってお昼に食べた。
パン生地がしっかりめで私の好み。

なんだかあれもこれもいろいろ習って話して食べて、充実した一日でした。
teaさんこれからも懲りずによろしく!
またこちらにも遊びに来てくださいね!
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フレンチナッツ

2011-06-13 19:52:58 | ハンドワーククラブ HandworkClub
ハンドワーククラブにて。

ファスナーを付けたペンケース。もう一工夫してみる?と言うと「やってみる」との事。
毛糸で刺繍してみよう。
好きな色を選んで好きに刺して行く。
青と白の台にエメラルドグリーンで波のように刺して
その下にうすピンクで縫っていく。
真ん中に赤い糸でアクセントを入れたいらしい。
「玉止めしたことある?」
「ない。」「やってみようか?」「やってみる。」
それで教えて試して少しずつ、そのうち自分でやってみたら出来た!すごいな。
玉止めって縫い物では難しいものに入ると思うけど。出来た。

       

結構細かく刺して行ってたくさんのフレンチナッツの出来上がり。素敵に出来ました。
まだファスナーに何か飾りを付けたいらしい。これは来週。

       

スピンドルで紡いで小さい織り機で織った布。縮絨していい感じになりました。
こうやってひと手間で風合いが全然変わる。作品の全体が一体化する。
これからどういう風に広げていくか、考えています。

       

帽子もずんずん縫っている、指編みもコツコツ繋いでる。
大きな作品でため息が出る人も。「休憩してくださいね!」

失敗してもほどいてやり直しできる。なんとかごまかせる。
そんな手仕事ばかりのハンドワーククラブ。だれだって自分の手を使って作り上げる力がある。
その自信が育つ。
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