The Ichigoichi-hey!!!
デイトナ「やまもと」の一期一へぇ!!!
nismo Festival
本当に、あっというまに開催が迫ったnismo festival。
明日の正午頃には、再び羽田へ降り立ち、一路静岡県へ向かいます。
当日は、メインスタンド裏に設けられたショップ広場にて、DAYTONA Racingは独自のブースを設け、DRM RZ34の展示やパーツ展示、
またSACLAM宇野代表も、いくつかのサイレンサーを展示してくれることになっています。
相談や雑談 なんでも対応させていただきますので、是非ともnismo Festivalへ足を運ばれる方はDAYTONA Racingへお立ち寄りください。
ご来場をこころよりお待ちいたしております。
Z Car Fiestaより戻りました。
過去に1、2度ほど、Z Car Fiestaへお邪魔させていただいたことはありますが、自車での参加は今回が初めてとなりました。
会場は、日産自動車追浜工場GRANDRIVE 以前はテストコースとして使用されていたようですが、現在では今回のようなイベントやCM等で使用する事が大半とのこと。
とはいえ、普段使用していない施設とは思えないほど手入れが行き届いており、素人ながらに用途がイベント用では勿体無いような気にさえなります。
この日集まってくださった、日産自動車の開発陣 テストドライバーさんが同乗走行に使用するnismo Z
なんと7-8台用意されており、今回は全然当てはまる話ではありませんが、ある所にはあるなー。と。。
こちらの車
なんと本物のnismo Zテストカーだそうで、カモフラージュされたラッピングがなんとなく素敵です。
10月のつま恋以来に会う面々は、それはそれで気さくな友のような交流で、雑談が絶えません。
逆に本当に久しぶりに再会を果たした、シルバーのZ32を操る横浜の湾岸暴走族 溝田大先輩とは、雑談は雑談でも腰痛について長々と語り合いました(笑)
コース上ではグループ別で、テストコースを走行する事が許されており、旅の記念ではありませんが一走りしてきました。
ミーティングルームでは、基準車とnismoの相違点や、開発ストーリーなど。 とてもカタログやネット情報では得ることのできない、大変貴重な情報を得ることができました。
最後は質疑応答。
「なぜnismoにはMT車が用意されなかったのだろうか?」
と、僕は質問をしました。
要約すると、現状のマニュアルミッションでは、nismoが叩き出す420馬力という許容値を超えている。ということ。
トランスミッションを新開発すると言っても、費用は並大抵ではない。
もう1つは、たとえ420馬力のMT車が完成したところで、405馬力のATトランスミッションの基準車の方が速い。
それはnismoでは許されないと思う。
大きくはこの2点が理由でした。
追浜へ向け輸送開始。
今週末開催のZ Car Fiesta 2023。
プロトスペックは12月2日に開催されるnismoフェスティバルへ輸送するため、Z Car Fiestaへは黒RZ34テストカーで参加しようと思っていました。
ところが、イベント〜イベントまでの1週間 DAYTONAプロトスペックを保管する用意が出来ましたので、どちらのイベントへもプロトスペックで参加することとなりました。
金曜日に都内でプロトをピックアップして、横浜を経由し追浜へ向かい、存分に楽しんできます。
RZをコントロールする。
■DRM(DAYTONA REST&MOD) Sports Steering Wheel by Bond(ボンド) - フェアレディZ RZ34
デビューから既に1年以上が経過していますが、なかなか納車が進まないRZ34。
それでも「納車されたら速攻でモディファイだ!」との勢いで、車より先にDRM Sports Steeringのご注文を頂戴しました。
センターストライプ仕様の特注モデルで、ステッチとリングはイエローに合わせています。
ステアリンググリップは細すぎず太すぎず、日本人男性の手でちょうど握りやすいレベルで調整を行っており、フラットボトム部に関しても370mmx355mm程度になるよう自然な形状で仕上げています。
また、RZ34に関してはコア(下取り)は不要で、全て新品ステアリングより制作を行い、当然ながらクルーズコントロールやオーディオSWに関しても全て新品となっています。
見えるピラー。 魅せるカーボン。
■DRM(DAYTONA REST & MOD) │ CFRPカーボン Aピラー インテリア アップグレード
ダッシュボードや操作パネルを中心としたカーボンパネルは以前から様々用意していましたが、Aピラーのカーボン化はDAYTONAで初の試みとなりました。
以前よりAピラーのピラーのカーボン化には興味があり、当初は純正トリムに被せるパネルを検討していましたが、万が一サイドエアバックが作動したときにはAピラーが外れる仕組みとなっているため、パネルが飛んで2次被害を誘発する危険性があるために却下としました。
多少のコスト増は安全と品質には変えられませんので、カーボンステアリングの製造パートナーであるCarboTech社の協力の下に、純正トリムをベースにカーボン処理を行っています。
結果として、安全性の担保は保たれ、取り付けフィッティングも純正品がベースですから申し分なく、非常に品質の高いカーボンインテリアが完成しました。
また、フロントウインドウへの反射を抑えるために、あえてマット仕上げとしている点もポイントです。
Aピラーのアイデアは、僕が大好きなマクラーレンよりヒントを得ています。
マクラーレンの場合は、これはパネルでもカバーでもなく"モノコックの一部が見えているだけ"ではありますが、明らかに魅せるピラーです。
ドライバーからも、ウインドウ越しに見るギャラリーからも、このカーボンAピラーは、車の大きな象徴となっていることに違い有りません。
その感動をRZ34/Z34でも実現したいと、僕はそう考えて製作を行いました。
DRM(DAYTONA REST&MOD) │ スポーツエキゾースト feat. SACLAM - nissan フェアレディZ RZ34
■DRM(DAYTONA REST&MOD) │ スポーツエキゾースト feat. SACLAM - nissan フェアレディZ RZ34
先日収録を行ったDRM スポーツエキゾーストをYoutubeにて公開いたしました。
公開する前に、SACLAM宇野さんへチェックしてもらったところ「さすがプロフェッショナルの音声さんが携わっただけありますね!」とコメントを頂戴しました。
個人的には、もう少しだけ高回転域の音を挿入させてかったのですが、回転を上げると並行して車速も上がりますから、走行風が収録を邪魔してしまい思うようにはゆきません。
ですが可能な限り、スポーツエキゾーストの良い所を切り取りました。 ぜひともご覧ください。
週末は静岡へ。 オールジャパンフェアレディミーティングへ参加。
いよいよ、10月1日に開催される”第9回 オールジャパンフェアレディミーティング”の日程が差し迫ってきました。
当初、当日の朝に会場入りをしようかと考えていましたが、福岡からは約900km Googleマップでは11時間
今更ではありますが、福岡から移動ではどうにもタイムスケジュールが上手くいきません。
にも関わらず、沢山のオーナーさんが本州から来店してくださっていることに、これもまた今更ながら感謝です。
また、持っていくことのできる荷物にも限りがありますので、今回は無理をせずにDRM RZ34のデモンストレーション程度に気軽に参加したいと思っています。
金曜日に準備を行い、そのまま夜にフェリーで大阪まで移動し会場へ向かうことにします。
当日、皆様にお会いできることを楽しみに向かいます。
音を形にしたいと考えました。
RZ34 Protoが帰福して1週間。 福岡での初仕事は動画撮影でした。
完成したばかりのDRMスポーツエキゾーストを販売していく中で、やはり「どのような音色か?」とご質問を頂戴することが多く、
また、これまでに実績のあるZ33ともZ34とも異なる特性であり、文字や言葉だけで表現するには限界がありました。
生音をわかりやすい形でお届けしようとすると、その手法は動画が最も伝えやすいのですが、肝心なイメージ動画ではなくリアルな音を届けたいとなるとアマチュア製作の領域では不可能です。
そこで今回はCMやドラマ製作などでも活躍をしている、プロフェッショナルな音声スタッフさんの協力を得ることができ、収録を行うことにしました。
集音マイクをRZ34へ装着し助手席に音声さんと機材を載せ車を走らせました。 マイクを風防で対策を行っていましたが、車速があがると風の音がノイズとなり少し手間取っていました。
音を生業とされているだけにスポーツエキゾーストに対する2つの評価が非常に興味深く、
1つは、パーシャル領域に入るとほぼ無音と言っていいほど静かであること。
もう1つは、そのパーシャル領域からシフトダウンを行い加速していく区間の音色がとても良く、メリハリのあるエキゾーストサウンドであること。
この2点は、スポーツストリートカーとして理想的であると僕は考えていただけに、ヘッドホン越しに生音を聞いた音声スタッフさんの的を得たコメントは大変有益なものとなりました。
僕はまだ収録音も動画のカットも見ていませんが、数日中に編集さんが上手につなぎ合わせてくれることを期待しています。
DRM SPORTS ECM for RZ34
■DRM SPORTS ECM for RZ34 定価 70,000円〜 170,000円
去年まではサッパリであったSPORTS ECMのご依頼は徐々に増えつつあり、今年に入り全品番が確認/対応ができています。
これまでのVQ35/37エンジンは自然吸気のため、マッピングで得られるパワー上昇は10~15ps程度。同時にDBW(ドライブ・バイ・ワイヤ)をコントロールすることによって、爽快さの演出を行っていました。
しかしながら、VR30ではアクセル/スロットル演出に頼らなくとも、電動アクチュエーター付きターボエンジンですので、マッピング1つでブーストリミッター値の変更ができ、任意のブースト値までポテンシャルを上げてゆくことが可能になりました。
Z1をはじめ海外チューニングショップでのテスト結果等を参考にしていると、ノーマルタービンの上限値は500馬力弱
同じくDAYTONAにおいてもシャーシダイナモ上で480馬力でまとめていますので、おおよそこの付近がマージンを加味したポイントであると考えています。
また、当然ながらスピードリミッターはカットしていますので、クローズドコースを楽しまれる方においても魅力的なチューニングデーターへ仕上がっている自信があります。
いい車の条件とは?
顧客さんからのご依頼で、BMW Z4 M40iを納車させていただくことになりました。
僕もZ4 M40iは同じ内外装色の同仕様車を去年まで所有していましたので、少し懐かしい思いや羨ましい思いを懐きながら眺めていました。
純正の状態で340馬力 後期型ともなれば387馬力を叩き出す3.0L直列6気筒"B58B30C"を搭載しています。New Zの直接のライバルと言われるスープラが搭載するB58そのものです。
Z4とNew Zを並行して所有していたわけではありませんので、記憶を頼りにB58とVR30の違いを探していましたが、B58の方がいくらか基本設計は古いものの、とても素晴らしいエンジンであったと記憶しています。
これもいい機会ですので改めてB58の良さを感じつつ、DAYTONAが作るNew Zへ応用できることが無いか確かめてみます。
動き出したRZ34アイテム。
これまで僅かなオーダー数であったRZ34パーツが、先月頃より動きが活発になってきました。
とはいえ、いきなりハードチューンアイテムが出るわけではなく、DIYで装着可能な部品やスピードリミッターカットを目的としたSPORTS ECM等が主なオーダーです。
その中で、結構早い段階よりオーダーを頂いていながらも、メーカーへの発注が通らずに首を長くして待っていたパーツが、ようやく到着。
nismo USAエンジンカバーです。
日本未入荷モデルのnismo CFRPエンジンカバーは、米AMS社が製造を請け負い、主要日産ディラーを軸に販売を行っています。
北米nismoのカタログには早々に掲載されていましたが、肝心の車体デリバリーの緩やかさに生産/販売スケジュールも遅れぎみになったと、北米nismoの担当者から説明がありました。
純正採用されるだけあって、抜群のクオリティとデザインです。
nismoエンブレムの下側にV型6気筒を象徴し6つのヴェントが設けられ、nismoを象徴するレッドアクセントが抜群な決め手となっています。
ボンネットを開け、エンジンルームを眺めて満足。 そんなカーライフも楽しいではありませんか!
2つの音を集結させる。
一度は完成したはずのDAYTONAスポーツエグゾースト feat.SACLAM。
話し合った結果、作り直すことにしたのは前回書いたとおりです。
その時からオフレコで話は出ていましたが、左右同調でのバランスの良い排気管ではなく、気持ちの良い位相を作るためにあえて左右非対称でデザインし、左右のテールエンドから出る音を1つとして捉えた場合、これまでよりも音作りの選択肢が広がる可能性について話し合いました。
画像は試作段階のセンターパイプ。
現在はSTEP.3まで進み、認可を取得した排気管よりも良い音を奏でています。
もう少しテストが進んだ段階で様子を見にSACLAMへ足を運んで、率直な意見交換などをしてきます。
画像はテールエンド
話し合った結果、作り直すことにしたのは前回書いたとおりです。
その時からオフレコで話は出ていましたが、左右同調でのバランスの良い排気管ではなく、気持ちの良い位相を作るためにあえて左右非対称でデザインし、左右のテールエンドから出る音を1つとして捉えた場合、これまでよりも音作りの選択肢が広がる可能性について話し合いました。
画像は試作段階のセンターパイプ。
現在はSTEP.3まで進み、認可を取得した排気管よりも良い音を奏でています。
もう少しテストが進んだ段階で様子を見にSACLAMへ足を運んで、率直な意見交換などをしてきます。
画像はテールエンド
多くの人に楽しんでもらいたい。
水曜日
2週間ぶりにRZ34へ乗って外出しました。
やはり400馬力オーバー+アルファを発するVR30は非常にパワフルで、福岡都市高速を走っても大パワー車ゆえの加速性能の素晴らしさに運転も快適そのものです。
日産自動車は本当にスタイリッシュでパワフルなフェアレディZという素晴らしい車を発売してくれました。
先日、nismo North Americaのアフターパーツ専任者とメールのやりとりをしていたら、RZ34のデリバリーに関する情報をもらいました。
"Only 200-220 Z’s being produced per month internationally currently. "
現在、世界中で僅か200-220台/月のRZ34が配車されている。
現在、日産自動車が世界中でどの程度のバックオーダーを抱えているかはわかりませんが、世界中で200-220台とはあまりにも少数過ぎて驚いてしまいました。
福岡での初期ロット(発売日より2,3日程度の発注)の納車完了が8月頃を目標としていますが、現在抱えているオーダーと配車スピードを照らし合わせると、
すべての納車が完了するまで10年かかるとの事でした。
僕は先行で2台ものRZ34を入手することが幸いにもできましたが、この状況が続くならば本当にオーダーカットが起こりうる可能性があるかもしれません。
なんとか全てのオーナーさんへ行き渡ることを切に願います。
心に響く音でありたい。
前回お伝えしたように、騒音値や過吸気エンジンの特性により”そこ”まで攻めた音作りは出来ないにしても、認証の枠内に収まる良いエグゾーストであることに違いはないのですが、どこか物足りなさを感じていました。
「聞く人が聞けば解る」のではなく、僕が欲しいのは鳥肌が立つような排気音です。
宇野さんも僕も感じていたことは同じだったようで、協議の結果 騒音試験をパスしたものの、言い訳をしながらユーザーさんへ提供するのではなく、納得のいく音作りを行うことに合意し、特に4500rpm付近の再チューニングを行うことにしました。
騒音試験はやり直しとなってしまいますが、最後の純ガソリン車になるであろうRZ34へ相応しいエグゾーストを必ずやお届けいたします。
DAYTONA Racing スポーツエキゾースト feat. SACLAM
思い返せば、初めてフェアレディZ用SACLAMサイレンサーを目にしたのは2008年頃だったと記憶しています。
当時は加速騒音規制なんてものは存在しなかったので、今と比較したら自由なモノ作り、音作りが出来た良い時代でした。
僕はまだ加速騒音をパスする他社のマフラーを聞いたことがありませんので、ライバルと比較して”どう”とは言えないのですが、少なくとも純正マフラーのサウンドは決して悪いモノではなかったと思っている派ですので、正直な話"そこ"を越えれば良いかな?というハードル
それとは相反する、加速してゆく力強さを音にして表したいというハードルを設けていました。
加速騒音と近接騒音を上手くコントロールし、ターボチャージャーが正圧になり始める2800rpm~雰囲気のあるサクラムサウンドが聞こえ始め、そのままアクセルを踏み込んでも快音は消えることなくエンジン回転数に比例して木霊してくれ、濁りのない高周波を奏でてくれます。
高速区間と、音がよく響いてくれるトンネル内でのチェックでしたが、ついついアクセルを踏む右足に力が入りすぎ、高回転域での音色に酔いしれてしまいました。
音に関しては、いくら文章で説明しても伝えること、イメージしてもらうことが難しいので、開発Proto車両が帰福次第に動画として公開したいと考えています。
また、気になる発売時期と価格に関しましては、現在SACLAM社と協議中です。
6月頃のリリースを目指しています。
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