明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



本日ようやく旧知の編集者と二回目の打ち合わせである。2月の一回目は何か本を作りましょう、という顔合わせみたいなもので、何を出版するか決まりもしなかったので、実質今日が始めてといってよい。小さな出版社から大ヒット作が出たせいで雑務に追われ、今日も1時間遅れてやってきた。想えば当ブログは、結婚詐欺にあったのも気付かず、結婚準備にイソイソとしてる娘の日常。みたいに見えていたのではないか?表れたところを見ると結婚はしてくれるらしい。今頃ようやく条件面について。なかなか厳しい結婚生活になりそうである。出版不況の今時、このテーマで出そうというのだから、そうしたものであろう。内容に関すれば、忙しくて式場の相談にも表れなかった編集者にくらべ、イソイソしていた分、私のイメージは固まっている。日取りに関しても今頃表れておいて物凄いことをいう。昨年の三島由紀夫へのオマージュ展が、今年やるつもりを急遽前倒しにして、昨年の命日に開催したが、あの時同様、寝床にゴロゴロした本を敷いて、寝心地を悪くする必用がありそうである。すでに6月は友人がプロデュースしたCDの発売記念ライブの招待や、還暦のお祝いの出席を断わっている。普段と違うことはしたくないし、楽しいことは何かが減る気がするので避る。
始まるのは、尾根伝いをヘトヘトになって歩いてきて、目の前にそびえ立つ、これから登るべき山を見上げながら下るような気分の毎日であろう。せいぜい創作の快楽を味わっていこう。編集者は夏には今年も家族で伊豆に遊びに行くという。「ほほう。随分楽しそうじゃねェか」。

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