明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



ここ数日、ブログを留守していた。キーボードに水をこぼし、近所のヨーカドーに買いにいったが、今は置いていない。面倒な方法で、ツイッターには書き込んだが、あいかわらずKさんは、ここでそのまま書けないようなことばかりだし、まあいいや、と誘われて友人の家でダラダラすごし、本日キーボードを買って帰宅した。 作る作るといって作り惜しみをしていた主役である、人に非ずな物を制作開始したのだが、数時間で頭部が完成してしまった。いくら架空の物で、資料も使わずイメージだけで作れるとはいえ、これでは楽しみにしていたのに拍子抜けである。これはこれとして何体か作ってみることにした。 資料を見ながら実在の人物の制作は、苦手なわりに随分作ってきた。これはそういうことが必用な時期だった、ということであろう。人形制作を開始した頃のように、架空の物を作ると私は実にのびのびとしている。 
この間K本の常連で、今度の作品にも登場いただく予定のMさんから、平日の7日、相撲見物にお誘いいただいた。奥さんと行かれるそうで、有り難いことに母も一緒にどうぞ、といっていただいたが、母の都合が悪い。そこで作中、Mさんの女房役に、と考えているデザイナーのYさんを誘うことにした。スケジュールさえ合えば夫婦同時に撮影したいので、事前に顔を合わせていたほうが良いし、それにMさんの奥さんには、Yさん用の着物をお借りする可能性があるので、奥さんにも会っておいてもらったほうが都合が良い。  それにしても、相撲見物は久しぶり、などという程度の話ではない。昭和30年代、大鵬が優勝した千秋楽以来である。幼稚園児の私も沿道で手を振った。以来もっぱらTV桟敷で観戦である。 ということで、作中鼻の下が長い、と描写される役のMさんだが、鼻の下の長さも少々手心を加えることになるであろう。それはそうである。私だって人間だもの。他の出演者の方も、お付き合いの仕方によってはシミをとったりその他諸々御相談に応じることが可能であります。こういった点において、私はかなり人間味が強い方である。

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