明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



夕方、イベント屋のSと、門前仲町で待ち合わせて煮込み屋へ。久しぶりなのでつもる話もあるのだが、そこへ男一人に女二人の大学生。一人の娘が大きな声で、しかもキンキン声の早口という最悪な状態。他の中年男が静かに飲んでいるだけに狭い店内に響く。それが気になってSの話が耳に入ってこない。しかしSはそれほど気にならないような顔をしている。彼とかみさんが電話で話していると、電話の向うにいるのはパットン将軍か?と思うが、つまり彼はパットン将軍の旦那の二等兵というわけであるが、将軍との結婚生活で鍛えられたらしく、あのぐらいで腹は立たないという。お前1ステージ上がったな?
T千穂へ。彼は昨年房総でKさんと会っている。最初に「ホントにKさんていたんだな」。といった男である。どうせ捏造するなら、ちゃんとオチのある人物にする。彼は一日でギブアップ。先に帰るSを酔っ払って駅まで送っていくというKさんに、ウンザリして私に「もういいから何処か連れてってくれ」。そこへ先日、某店の女の子に剛速球のようなセリフを投げつけられ、ショックのあまり最近大人しかったKさん。酔っ払った勢いで店にでかけ、言い過ぎた、と謝られたとかで、すっかり機嫌をなおしてしまった。余計なことをしてくれる。ようするにSが思った類のことを、可愛い顔して率直にいっただけの話である。SはKさんの額の“へ”の字の傷を見るのは始めてである。「合成じゃなかったんだ」。するかそんなこと。フォトショップが汚れる。

去の雑記
HOME



コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )