明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



青木画廊に合いそうな作品はエドガー・アラン・ポーぐらいしかない。二時に到着し、できたばかりの「一角獣の変身-青木画廊クロニクル 1961~2016」を見る。青木画廊の歴史が詰まっており読み応えがある。私が初めて訪れたのは70年代の終わりか80年代の初めだったが、出不精もいまほど重症ではなく、情報誌を持って画廊巡りをしていたころである。作家が関係者と酒をを飲んでいるのに背を向け、壁にかかつた作品を一、二周して帰ったものである。 高松潤一郎さんがみえたので本にサインをいただく。第3世代/新世代などに分かれており、編集者が拙著『貝の穴に河童の居る事』の編集者でもあったので、「タッチの差で新世代じゃなく第3世代に入れやがったな」。とメールをしておいた。もっとも三遊亭圓朝が引退した歳だから新世代は無理があるが。あちらは脳病が原因であった。 今回は新手法による、できたての「鏑木清方作三遊亭円朝図へのオマージュ」も出品する。今後これ以降、すべてこの手法で行くのかどうか。まずは初披露である。

「一角獣の変身-青木画廊クロニクル 1961~2016」刊行記念展Ⅰ
2017.05/20(土)~2017.06/02(金)
平日11:00~19:00 日祝12:00~18:00 5/28(日)休廊

オイルプリントワークショップ参加者募集中。残り1名。
2017年5月27日(土)13:00~
アトリエシャテーニュ・オルタナティブスタジオ
オイルプリントについてはHPをご覧下さい。
HP

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