明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



ずっと寝っぱなしだった母は食欲ももどり、送迎車に同乗しショートステイへ。私と同居を始めた時はげっそり痩せていたが、同居以後相当太り、床に座ると自分ではなかなか立てない。このまま食べたいというものを食べさせつづけていたら大変なことになるだろう。本日もなんだかんだと小競り合いを続け、ホームに着いたら身体チェックで低温火傷がみつかる。本人はけろっとしているが明日また来て、皮膚科に連れて行かなければならなくなった。 鍵盤の間にブルースがある。というが、本日のブログの行間には、そのままはとても書けないブルースがある。唯一良いことといえば、そのブルースから逃避するため集中力がいやおうなしに高まり、アイデアは冴え、目はランランと輝き、想定していたより作品が良くなってしまったことである。これを母のおかげ、といって良いものかどうか。また上手くしたもので、相手が幽霊だヒトダマだ、と現実から逃避するにはもってこいの対象である。 青木画廊用に額装した作品を受け取り、月末のオイルプリントワークショップの準備などし、母との前半戦のこともあり疲れた帰りの車中。ショートステイの担当者から母が熱を出し、足の火傷やむくみもあるので、病院へすぐ行った方が良い、との連絡を受け、行くとそのまま入院となった。母が点滴を受けながら「私がいないと寂しいでしょ?」というので「俺を笑わそうとしていってんのか?」付いて来てくれたショートの担当者が私の代わりに笑った。
「一角獣の変身-青木画廊クロニクル 1961~2016」刊行記念展Ⅰ
2017.05/20(土)~2017.06/02(金)
平日11:00~19:00 日祝12:00~18:00 5/28(日)休廊

オイルプリントワークショップ参加者募集中。残り1名。
2017年5月27日(土)13:00~
アトリエシャテーニュ・オルタナティブスタジオ
オイルプリントについてはHPをご覧下さい。
HP

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