あと一カット仕上げていない犀星があった、悩んだ挙げ句に目が覚め、そんな物は存在しないと気付くまで十数秒かかった。こんな夢を見るようでは、私もまだまだ若い、それが悪い報せの前フリだったか、20日の朗読に備えて明日会社帰りにプロジェクター設置をお願いしていた人が急遽NG。お客の邪魔にならないためには、かなり無理な角度調整が必要である。そこで金魚坂を紹介してくれたMさん、以前本郷辺りを仕事のテリトリーとしていた息子さんを呼びだし、お願いすることに。ある程度歳がいくと、判らないという頃を忘れてしまい扱いは苛酷だが、30代となると、噛んで含めるように優しい。だからといって理解したと思い込むのは危険である。私に余計な機能は教えるな、とベンチのお父さんが盛んに。付き合いも長く良く判っている。私が、この期に及んで「えっ?そんなこと出来るの?だったら。」となることを恐れているのであろう。何とか無事に。そんな訳で明日は朗読ライブの一日目である。
『我が肌に魚まつわれり』
7月17日~8月4日本郷『金魚坂』にて。
【タウン誌深川】〝明日出来ること今日はせず〟連載第15回『美容院には行かないで』
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『石塚公昭 幻想写真展 生き続ける作家た18年7/25~9/2 リコーイメージングスクエア銀座ギャラリーA.W.Pyoutubeこ2016年『深川の人形作家 石塚公昭の世界』 youtube