金魚坂からは赤井赤子だけでも良いので、参考に飾りたいとの伝言で、明日赤子の部分だけトリミングした物を送る事にした。赤子は会期中来るのか?来るならいつだ?と聞かれるらしいが、先日出た『タウン誌深川』にも〝美容院には行かないで〟書いたが、素人をモデルに使うメリット、デメリットがある。期限があるのに打ち合かわせが出来ない、メールの返事が来ない、などヒヤヒヤのしどうしで、まあ撮ってしまえば、こちらのもので、美容院で五分刈りにしようと、モヒカンにしようと、妊娠して腹が大きくなろうと、私の知った事ではない。感想を聞いても金魚が可愛いと言うばかりで、こちらとしては、撮られて良かった、面白かった、と本人の口から聞きたい所だが、まあ仕方かない。予定よりバタ臭い気もするが、金魚の化け物、いや化身であるから、あまり、そこらここらに転がっていない感じにはしたかった。これで口の悪い友人のように、横の爺さんさえいなければ、と、なるべく言われないようにしなければならない。今週中に犀星二体の乾燥を終えたい。
『我が肌に魚まつわれり』
7月17日~8月4日本郷『金魚坂』にて。
【タウン誌深川】〝明日出来ること今日はせず〟連載第15回『美容院には行かないで』
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『石塚公昭 幻想写真展 生き続ける作家た18年7/25~9/2 リコーイメージングスクエア銀座ギャラリーA.W.Pyoutubeこ2016年『深川の人形作家 石塚公昭の世界』 youtube