先日、データがおかしくなって焦った赤井赤子が金魚と一緒に金魚を見ているカット、なんとか終える。最後のカットは犀星と歩く赤子。思っていたより良い感じである。こういう仕事は、苦労の跡が表面に出ては台無しであり、何気なくサラリと見えていなければならないだろう。本当は、これを何してどうなった、と言いたくもある、会期中お会いした方には、何でもお答えしたい。 20日、21日の乱歩作品のスライド映写に嶋津健一さんのピアノに田中完さんの朗読だが、嶋津さんからは〝お客様との間の空気感、朗読の完さんとの間の距離感、視覚と聴覚の絡みなどに常にアンテナを張り、新鮮な気持ちで即興演奏に臨みたいです。〟とのメールを頂いた。それこそジャズミュージシャンの真骨頂であろう。私はひたすらスライド操作で邪魔をしないよう心がけたい。田中完さんからは、ある演目である衣装を着るのはどうか、との提案。それは良い。何故か私物で持っているそうである。
『我が肌に魚まつわれり』
7月17日~8月4日本郷『金魚坂』にて。
【タウン誌深川】〝明日出来ること今日はせず〟連載第15回『美容院には行かないで』
HP
旧HP
『石塚公昭 幻想写真展 生き続ける作家た18年7/25~9/2 リコーイメージングスクエア銀座ギャラリーA.W.Pyoutubeこ2016年『深川の人形作家 石塚公昭の世界』 youtube