明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



最近眠くてしようがない件だが、最近飲めるようになったブラックコーヒーを飲むのだが、やはり体質的にカフェインが効かないようである。一時抹茶に凝ったことがあったが、良く眠れた。眠眠打破とかいうのもさっぱりであった。エナジードリンクとやらを始めて飲んでみたが、何も起こらず。 深川のコーナンに小津安二郎旧居跡の前を通り、工具を買いに行く。引っ越し以前も良くここを通ったが、何処に何があるが判っているのでどうしても来てしまう。 その先には軒下にへたり込む、枯れ枝のような芭蕉の銅像。芭蕉を制作中は、私より年下のくせに、このクソジジイ、と銅像を横目に呪いながら深川図書館に通った。数々の人物を作って来たが、腹を立てながらファイトを燃やし制作したのは松尾芭蕉だけである。何しろ、会ったこともないのに、適当なことを、と与謝蕪村にも腹を立てていた。その頃知らなかった、芭門の一人の肖像画を最近見たが、やはり下ぶくれの顔に吊り気味の目、耳と鼻が大きく、明らかに芭蕉を身近に見ていた門弟だと判る。野見宿禰や当麻蹴速、または寒山と拾得など、居たかどうかも判らない人物とは訳が違う。いい加減なことば出来ない。 芭蕉庵に関して、ある参考になりそうな資料を見付けた。友人に相談すると、様式的に時代が違う。芭蕉マニアにはうるさいこと言われるのではないか、と言う。”マニアっていったって、いい加減な芭蕉像で平気でいるんだから、気にするかよ?“

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