小川糸のベストセラー小説をを映画化。
大失恋をして、あまりのショックで言葉を発せなくなった倫子。お金もだまし取られ、母のいる故郷へと帰ってきた。
そして、自宅敷地内の倉庫で食堂を始めようとする倫子だが、母は倫子に冷たく…。しかし、苦難の末に開店した食堂は幸せを呼ぶ、と評判になる。
食べ物を前にして、作る者、食べる者が自分と向き合い、自分を取り戻していく。人生のように、スパイスが効いていたり、ほろ苦かったり。料理には、人を元気にする力があるのだろう。
主演の倫子には柴咲コウ。その母には、『おくりびと』や『ディア・ドクター』などでも存在が際立っていた余貴美子。監督は『ウール100%』の富永まい。
前半のCG部分をどう乗り越えて鑑賞するかが、カギ。ラストの母から子への愛情を伝える場面が良いだけに、いきなりマンガ?な部分が残念な気がする。
倫子が話せない分、倫子の感情の表現をどうするか…で、CGが面白いし、わかりやすいということになるのかもしれないが、ストレートなアート系作品に徹しても良かったのではないだろうか。
大失恋をして、あまりのショックで言葉を発せなくなった倫子。お金もだまし取られ、母のいる故郷へと帰ってきた。
そして、自宅敷地内の倉庫で食堂を始めようとする倫子だが、母は倫子に冷たく…。しかし、苦難の末に開店した食堂は幸せを呼ぶ、と評判になる。
食べ物を前にして、作る者、食べる者が自分と向き合い、自分を取り戻していく。人生のように、スパイスが効いていたり、ほろ苦かったり。料理には、人を元気にする力があるのだろう。
主演の倫子には柴咲コウ。その母には、『おくりびと』や『ディア・ドクター』などでも存在が際立っていた余貴美子。監督は『ウール100%』の富永まい。
前半のCG部分をどう乗り越えて鑑賞するかが、カギ。ラストの母から子への愛情を伝える場面が良いだけに、いきなりマンガ?な部分が残念な気がする。
倫子が話せない分、倫子の感情の表現をどうするか…で、CGが面白いし、わかりやすいということになるのかもしれないが、ストレートなアート系作品に徹しても良かったのではないだろうか。