ローマ・カトリック教会のフランシス教皇が先日来日し、被爆地の長崎と広島で講演した。
本日のGetUpEnglishはその際の教皇のコメントの一部を紹介する。
○Practical Example
He restated his support for a 2017 treaty to ban nuclear weapons that was agreed by nearly two-thirds of U.N. members but opposed by big nuclear powers who say it could undermine nuclear deterrence, which they credit with averting conventional war.
教皇は2017年の核兵器廃絶条約支援をふたたび明らかにした。条約は国連加盟国の3分の2の賛同を得ているが、通常の戦争は核兵器威嚇による抑止力によって回避されているのであり、この条約はこの力を弱めるとして核所有大国は反対している。
undermine(徐々に弱まる), deterrence(威嚇により思いとどまらせること、抑止、[核兵器などの保有による](戦争)抑止(力))などは覚えておこう
○Practical Example
続けて教皇は言う。
◎Extra Example
“Our world is marked by a perverse dichotomy that tries to defend and ensure stability and peace through a sense of security sustained by a mentality of fear and mistrust,” he said in a somber voice, amid driving rain and strong wind.
「奇妙にねじくれて分裂したわたしたちの世界が目指しているのは、恐怖と不信感の精神が支える安全を通して、安定と平和を防衛し、実現することです」
dichotomyは「(正反対なものへの)二分(法)」
タイトルのpapal proclamationは「教皇の宣言」
2019年12月4日のGetUpEnglishのこの記事はうまくUPされていなかったようで、大変申し訳ございませんでした。
このサイトの更新が止まった時は管理人に何かあったかもしれませんので、その場合はあらゆる神々に無事をお祈りください。
「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」の公式ノベライズ、ついに発売!
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スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム (ディズニーストーリーブック) 新書
スティーブ・ベーリング (著), ジョン・ワッツ (著), 上杉 隼人 (翻訳)
内容紹介
スパイダーマン映画史上、最高の興行収益を叩き出した最新作を世界最速でノベライズ化!
高校生ヒーローのスパイダーマン/ピーター・パーカーは学校の「科学史ツアー」で片想い中の女子・MJとの距離を縮めようと画策するもヴェネツィアで謎の巨大な怪物が現れる! 戦おうとするピーターだが、そこにスーツを着た謎の新ヒーロー・ミステリオが飛来し、魔法とも科学ともつかない力で怪物を撃退。ミステリオからピーターは、彼の世界を滅ぼした「エレメンタルズ」がこの世界も狙っていることを告げられる。シールド元長官のニック・フューリーも現れ、新たな戦いへと巻き込んでいく――。
ピーターが選ぶのはMJとの恋愛か、トニー・スタークから託された『鉄の意志』か、それとも…?
著者について
■訳者
上杉隼人(うえすぎはやと)
翻訳者(英日、日英)、編集者、英語教師。訳書に『アベンジャーズ エンドゲーム』『スパイダーマン:スパイダーバース』『アベンジャーズ インフィニティ・ウォー』『マイティ・ソー バトルロイヤル』『スター・ウォーズ 最後のジェダイ』『スター・ウォーズ フォースの覚醒』(ディズニーストーリーブック)、『スター・ウォーズ』I, II, III, IV, V, VI(講談社文庫)、『STAR WARS クリーチャーズ&エイリアンズ大全 制作秘話と創造の全記録』『マーベル最強ヒロイン ファイルBOOK』 (講談社)、ジョン・ル・カレ『われらが背きし者』(岩波現代文庫)、『若い読者のための宗教史』『21匹のネコがさっくり教えるアート史』(すばる舎)ほか多数(60冊以上)。
http://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000325732