◆あきづき型護衛艦・そうりゅう型潜水艦最新艦就役
明日と明後日、海上自衛隊には新しい護衛艦と潜水艦が自衛艦旗を授与され、就役します。
あきづき型護衛艦あきづき、その二番艦として7日木曜日に三菱重工長崎造船所にて護衛艦てるづき、が就役します。初代艦長は林田嘉信2佐で、式典は引き渡し式を三菱重工取締役社長の大宮英明氏が、自衛艦旗授与式を佐世保地方総監吉田正紀海将が執行者として担い、海上幕僚長河野克俊海将も出席されるとのこと。
行事は1000時から1005時まで引き渡し式、1005時から1052時まで自衛艦旗授与式が行われ、1105時から1205時まで祝賀会、1225時から1240時にかけ出航見送り式が行われ、これはグラバー園など、長崎市の高台などから眺めることが出来、お時間がある方は足を運ばれてはどうでしょうか。
新潜水艦ずいりゅう自衛艦旗授与式は明日、三菱重工神戸造船所において行われます。引き渡し式は執行者に三菱重工取締役社長の大宮英明氏と自衛艦旗授与式を呉地方総監山口透海将がそれぞれあたり、海上幕僚長河野克俊海将も出席されます。ずいりゅう、は潜水艦そうりゅう型でAIP機関により長い潜航能力を誇る。
ずいりゅう初代艦長は、渡辺忍2佐で、1100時から1145時に引き渡し式と自衛艦旗授与式、1200時と1250時まで祝賀会が行われ、1315時から1335時まで出港見送り式が行われます。ずいりゅう、は潜水艦そうりゅう型の五番艦で、これまでの四隻は呉基地第1潜水隊群に配備されています。
一方、除籍される護衛艦のなかで、はつゆき型については政府方針により海上保安庁への譲渡が計画されています。巡視船不足とは言え護衛艦の運用は海上保安庁には非常に難しいでしょうが、護衛艦みねゆき、などがそのまま解体されるのではなく、維持される方法が模索されているようです。
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