◆ありがとう、おかげさまで八周年
Weblog北大路機関は本日、2005年7月29日の運用開始より八周年を迎えました。
北大路機関、開始当時はここまでの規模となることは想定していませんでしたし、掲載を続けると共に安全保障や防衛、防災問題などに此処まで考えなければならなくなるとは、考えられなかった、というところが正直な感想ですが、今後も良い記事を出来る限り作成してゆきたいと思います。お付き合いいただければ幸い。
Weblog北大路機関は、国際政治学を基本理論から米軍再編問題等までを含め研究する大学の学内自主ゼミ北大路機関をその起源としていまして、ここからWeblogが、2005年7月29日に阪急十三駅にて神戸本線から京都本線への待ち合わせ時間に、紹興酒数本(一説には左右の教授と併せ8本)の酩酊の中、酔った勢いで誕生したもの。
北大路機関そのものはWeblogでは誰も寄り付かないような学術的な内容を扱っていまして、そんななか、Weblog北大路機関は娯楽に徹しよう、という理念の下、様々な内容を掲載、京都名所旧跡と鉄道に自衛隊という三基幹を元に記事を作成してきました。当初は毎日更新でもなかったですね。
Weblog北大路機関は写真中心のもの、という指針はそのままでしたが、そののち、京都観光や鉄道関連を偶に交えるなかで、比較的防衛関係に力を入れたWeblog,という形で一応一定の方々の関心を引き付けるようになり、防衛政策への視点や、自衛隊関連行事の紹介などを主軸とした記事内容へと転換してゆきました。
こうしたなか、世の中の動きとはめまぐるしいもので、北大路機関創設時には京都駅のブルートレイン、名鉄のパノラマカー、阪急の6300系特急、京阪のテレビカーなどはあって当然の日常風景ではあったのですが、これが徐々に新世代車両へ交代され、衰亡の様子をお伝えすることになったのは心苦しい。
鉄道関連の写真をもう少し多く伝えるべく、2008年2月7日に更新停止時の予備ブログとして創設した第二北大路機関を鉄道などをかなり比重を置いた記事として平時の運用に充てるなどの対応も行いました。もっとも、第二北大路機関のアクセス数は、非常に少ないのが、少々残念ではありますが、ね。
こうしてWeblog北大路機関は、記事を毎日一回という基本姿勢を定めて以来、本記事を以て記事数2905記事、アクセス数は2006年のアクセス解析開始より本日2330時を以て6610934アクセス、過去90日間の平均アクセス数は一日当たり4054、多くの方の閲覧に支えられ、今日に至ります。
北大路機関ですが、例えば専門的な分析と情報紹介を展開される“週刊オブイェクト”のような専門性は無く、どちらかというと場当たり的に記事を作成しているところですし、分かりやすい理解の増進を目指した“リアリズムと防衛と学ぶ”のような丁寧な姿勢もありません。
唯一全てのコメントへお返事を、という姿勢も昨年ついに維持できなくなり、誤字脱字も校閲時間よりも2359時を過ぎてその日の更新が落ちない事を最重要視している関係上、削減できないのですが、これは当方の人格の限界に依拠するものではないか、とも思うのですが、こんなWeblogでもご覧いただける方々に支えられ、今に至ります。
しかし、まあ、多少のこだわりは、と自慢したいのは、EOS-KissNからEOS-40DとEOS-50DにEOS-7DとPowerShotG-12にPowerShotG-9という撮影機材を駆使して、ある程度自分としては満足できる写真を記事に添えて紹介できるところで、その分海外装備の紹介は殆どできませんが、これは、まあ、誇れるのかな、と。
もっとも、たまに脱線するのですが、ね。更には防衛の方へ比重を置きすぎ、北大路機関では名所旧跡と鉄道車両の紹介に限界を来し、今年より“榛名の旅”企画を第二北大路機関へ掲載開始、更に“鞍馬の街”というような京都紹介企画も第二北大路機関へ掲載開始することを考えていますので、よろしく。
北大路機関は写真だ、ということで、冒頭の観艦式のような写真はもちろん、自衛隊関連行事は北斗極まる北海道から南西は沖縄まで幅広く紹介していますし、記事だけではなく写真を現地へ、この姿勢は今後とも、長躯行動する北大路機関、というような姿勢のもとで頑張ってゆきます。
他方、写真はどんどん蓄積する中、特に陸上自衛隊駐屯地祭の写真蓄積が大きくなっており、これをどう紹介するか、説明記事を多く付帯場合、どうしても一つの行事紹介に数か月から半年近くを要するため、こちらも第二北大路機関により写真を軸に紹介してゆく方向にて考えていますので、これももう少しお待ちください。
また、連載記事については、北大路機関の記事の中で順番を構成することは少々書き手としては厳しいものもありますが、なんとか広い視点から議論への基点を構築することをめざし、頑張ろうと思います。さて、一昨日、舞鶴展示訓練の写真が加わりました、何とか順次紹介してゆきますので、これからも次の九周年へ、北大路機関をよろしくお願いいたします。
北大路機関