■伊勢湾機雷戦訓練2018
海上自衛隊伊勢湾機雷戦訓練、四日市港へ入港の情景を撮影して参りました、機雷戦へ備える精鋭、まずは速報をEOS-M3撮影写真にて紹介しましょう。
掃海艇つのしま、掃海艇なおしま、呉地方隊阪神基地隊第42掃海隊の所属掃海艇です。ここは四日市港千歳第一埠頭、すがしま型掃海艇2隻が揃っています。9日の金曜日、伊勢湾機雷戦訓練を完了し四日市港へ入港する掃海艇、その様子を撮影へ行ってまいりました。
掃海管制艇ゆげしま、掃海艇ゆげしま、として1996年に竣工しました掃海艇うわじま型の8番艇で、はつしま型掃海艇へ中深度掃海能力を付与した改良型、両型合わせ32隻が量産されています。海上自衛隊で最初に掃海能力に加え機雷掃討を付与された掃海艇でもある。
海上自衛隊の機雷戦艦艇は、掃海よりも掃討を重視した運用体系へと転換中で、これは掃海艇そのものを狙う高性能機雷が普及しつつある中、掃海艇が機雷処分器具を曳航し掃海する事は危険であり、機雷処分器具により前方の機雷を掃討する必要性が高まった為です。
うわじま型掃海艇はいわば総会を重視した設計の最後の型でもあり、すがしま型掃海艇からは事実上機雷掃討艇となりました、この為、掃海器具を搭載する後部甲板の広い形状は、すがしま型からは機雷処分器具格納庫が多くを占めるようになっており、相違が顕著だ。
掃海艇あいしま、すがしま型掃海艇の一隻で母港呉基地、掃海隊群第3掃海隊所属の掃海艇です。四日市港入港へ接眼へと防舷材を展開、向かってくるような迫力の情景ですが入港中の様子、掃海艇は基本小回りが利く為、湾内でもこうした情景を撮影できるのですね。
あいしま、すがしま型掃海艇は実に12隻が建造されました。艦橋前には機雷戦室が上部構造物の中で一際大きく見えます、ここに機雷戦ソナーと機雷処分器具管制室が設置されていまして、水中の機雷をソナーで発見、水中ロボットで一つ一つ機雷を無力化してゆく。
四日市港入港完了の掃海艇あいしま。伊勢湾機雷戦訓練は2月1日から10日まで実施、参加部隊は掃海母艦1隻、掃海艇14隻、掃海管制艇1隻、掃海輸送ヘリコプター2機が参加し実施されていますが、実施期間中北陸豪雪、伊勢湾沿岸も積雪があり厳しい気象でした。
ひらしま型掃海艇ひらしま、四日市港第二埠頭から入港の様子を撮影です。四日市港の一部は国際テロ対策を目的とする改正ソーラス条約により一般立ち入りが出来ない区画も多く、第二埠頭も名古屋入国管理局四日市出張所近くの区画等は入れないようになっている。
掃海艇たかしま、ひらしま型掃海艇の三番艇です、海上自衛隊が建造した最後の木造掃海艇で、次の掃海艇えたじま型からはFRP製船体となっている。木造掃海艇は磁気機雷に感知されず、触雷した際の強靭性が高いのですが、木造造船の建造が困難となり転換された。
たかしま、四日市港千歳地区第三埠頭へ接岸、四日市港らしい工業地帯の機能一点張りである煙突群やタンク群が印象的な情景に掃海艇三隻がせちゅ願する様子、青空が眩しく快晴ゆえの絶景に、ひらしま型掃海艇ひらしま、やくしま、たかしま、三隻全てが勢揃い。
ひらしま型掃海艇は木造船体を採用している、という部分が船体を一見するだけで良く分かります。伊勢湾機雷戦訓練は、重要港湾を護るべく伊勢湾に海上自衛隊機雷戦艦艇を集結させ、実際に模擬機雷を敷設して、掃海艇による機雷掃討訓練を行う大規模な訓練です。
掃海艇うくしま、すがしま型掃海艇の一隻です。ひらしま型掃海艇全三隻勢揃いの情景を眺めていましたらば、直ぐに次の掃海艇が入港して参りました。埠頭の立地から千歳地区の三箇所の埠頭に分かれて接岸した掃海部隊、次々と入港し中々の壮観が続いていました。
北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ
(本ブログに掲載された本文及び写真は北大路機関の著作物であり、無断転載は厳に禁じる)
(本ブログ引用時は記事は出典明示・写真は北大路機関ロゴタイプ維持を求め、その他は無断転載と見做す)
海上自衛隊伊勢湾機雷戦訓練、四日市港へ入港の情景を撮影して参りました、機雷戦へ備える精鋭、まずは速報をEOS-M3撮影写真にて紹介しましょう。
掃海艇つのしま、掃海艇なおしま、呉地方隊阪神基地隊第42掃海隊の所属掃海艇です。ここは四日市港千歳第一埠頭、すがしま型掃海艇2隻が揃っています。9日の金曜日、伊勢湾機雷戦訓練を完了し四日市港へ入港する掃海艇、その様子を撮影へ行ってまいりました。
掃海管制艇ゆげしま、掃海艇ゆげしま、として1996年に竣工しました掃海艇うわじま型の8番艇で、はつしま型掃海艇へ中深度掃海能力を付与した改良型、両型合わせ32隻が量産されています。海上自衛隊で最初に掃海能力に加え機雷掃討を付与された掃海艇でもある。
海上自衛隊の機雷戦艦艇は、掃海よりも掃討を重視した運用体系へと転換中で、これは掃海艇そのものを狙う高性能機雷が普及しつつある中、掃海艇が機雷処分器具を曳航し掃海する事は危険であり、機雷処分器具により前方の機雷を掃討する必要性が高まった為です。
うわじま型掃海艇はいわば総会を重視した設計の最後の型でもあり、すがしま型掃海艇からは事実上機雷掃討艇となりました、この為、掃海器具を搭載する後部甲板の広い形状は、すがしま型からは機雷処分器具格納庫が多くを占めるようになっており、相違が顕著だ。
掃海艇あいしま、すがしま型掃海艇の一隻で母港呉基地、掃海隊群第3掃海隊所属の掃海艇です。四日市港入港へ接眼へと防舷材を展開、向かってくるような迫力の情景ですが入港中の様子、掃海艇は基本小回りが利く為、湾内でもこうした情景を撮影できるのですね。
あいしま、すがしま型掃海艇は実に12隻が建造されました。艦橋前には機雷戦室が上部構造物の中で一際大きく見えます、ここに機雷戦ソナーと機雷処分器具管制室が設置されていまして、水中の機雷をソナーで発見、水中ロボットで一つ一つ機雷を無力化してゆく。
四日市港入港完了の掃海艇あいしま。伊勢湾機雷戦訓練は2月1日から10日まで実施、参加部隊は掃海母艦1隻、掃海艇14隻、掃海管制艇1隻、掃海輸送ヘリコプター2機が参加し実施されていますが、実施期間中北陸豪雪、伊勢湾沿岸も積雪があり厳しい気象でした。
ひらしま型掃海艇ひらしま、四日市港第二埠頭から入港の様子を撮影です。四日市港の一部は国際テロ対策を目的とする改正ソーラス条約により一般立ち入りが出来ない区画も多く、第二埠頭も名古屋入国管理局四日市出張所近くの区画等は入れないようになっている。
掃海艇たかしま、ひらしま型掃海艇の三番艇です、海上自衛隊が建造した最後の木造掃海艇で、次の掃海艇えたじま型からはFRP製船体となっている。木造掃海艇は磁気機雷に感知されず、触雷した際の強靭性が高いのですが、木造造船の建造が困難となり転換された。
たかしま、四日市港千歳地区第三埠頭へ接岸、四日市港らしい工業地帯の機能一点張りである煙突群やタンク群が印象的な情景に掃海艇三隻がせちゅ願する様子、青空が眩しく快晴ゆえの絶景に、ひらしま型掃海艇ひらしま、やくしま、たかしま、三隻全てが勢揃い。
ひらしま型掃海艇は木造船体を採用している、という部分が船体を一見するだけで良く分かります。伊勢湾機雷戦訓練は、重要港湾を護るべく伊勢湾に海上自衛隊機雷戦艦艇を集結させ、実際に模擬機雷を敷設して、掃海艇による機雷掃討訓練を行う大規模な訓練です。
掃海艇うくしま、すがしま型掃海艇の一隻です。ひらしま型掃海艇全三隻勢揃いの情景を眺めていましたらば、直ぐに次の掃海艇が入港して参りました。埠頭の立地から千歳地区の三箇所の埠頭に分かれて接岸した掃海部隊、次々と入港し中々の壮観が続いていました。
北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ
(本ブログに掲載された本文及び写真は北大路機関の著作物であり、無断転載は厳に禁じる)
(本ブログ引用時は記事は出典明示・写真は北大路機関ロゴタイプ維持を求め、その他は無断転載と見做す)