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【M-5撮影速報】岐阜基地航空祭2024予行.C-1FTB&C-2輸送機とF-15特別塗装機(2024-11-13)

2024-11-16 20:01:21 | 詳報 陸海空自衛隊関連行事
■70周年大編隊
 明日の天気はどうなるのだろうか若干好転の予報もでているようだけれどもさてさて。

 C-1FTBとC-2輸送機、今年の岐阜基地航空祭は、こう、しっかりとC-2輸送機とC-1輸送機、まあC-1輸送機というよりはC-1FTBフライトテストベットという名のだけれども、この編隊飛行というのが、貴重な、変化を前にした情景といえるのかもしれない。

 C-2輸送機は、この試験機塗装は初号機、思い出せば例えばUS-2救難飛行艇は試作機も迷彩塗装となりまして第一線任務につき、先日退役しましたけれども、C-2輸送機の試験機と層のまま現役となって半世紀は飛び続けるのだろうか、迷彩となるのか。

 F-2戦闘機の試験機塗装のまま、エシュロン編隊で異機種大編隊に参加した戦闘機と練習機が岐阜基地上空へ展開して参りまして、エシュロン隊形を崩して大きく旋回してゆく、こう、滑走路へと着陸する機動をとってゆきました。

 機動飛行も好いけれども、編隊飛行というのは、数が多いだけあって、数の迫力というものがある、その編隊が一気に躍動する感じ、そんな情景を撮影できるのがこの瞬間なのだけれども、言い換えればこの後着陸してしまう寂しさもあるのだよなあ。

 エシュロン隊形で、まずどの機体が参加しているのか、特に今年しか見られないのはイーグルの試作機塗装、これは航空自衛隊創設70周年記念塗装という、是非撮影しておきたい塗装のイーグルがどこに来ているのか、という注目するてんが変わってきて。

 70周年の記念マーキングは、実はF-2初号機の垂直尾翼にも描かれているのだけれども、この機動では確認しているところはそんな暇はないよ、となってしまう。もう考えるよりもシャッターを押して撮影しておく、写真の出来は後で確認しよう。

 スペマ機、スペシャルマーキングのF-15戦闘機も、滑走路に進入するときはこの撮影位置よりも南側の、つまり逆光の位置を飛行してしまうので、ちょっと見分けがつかなくなってしまうけれども、イーグルだ、というシルエットは鮮明にわかるのだ。

 異機種大編隊。異機種大編隊。あれ、エシュロンは、と思われるかもしれないけれども、実はこの日木曽川堤防でも、あれ、タッチアンドゴーでまた離陸したぞ、と困惑だった、70の文字を描いて再度飛来してきました、やり直し、なのかな。

 航空自衛隊70周年記念の70を大空に描くこの異機種大編隊、基地から3km近くはなれた木曽川堤防でこの大きさだから、当日は魚眼レンズ、とまではいかずとも、しかしかなりの広角レンズが無いと画角からはみ出してしまうのでは、と思うもの。

 EOS-M5に18-150mmSTMレンズという新装備で撮影しているのだけれども、メインカメラではないので適当にカメラ任せで撮影していましたならば、もうこの70の数字を構成する航空機が何機かフレームを出てしまった、大空に描かれたこの数字が。

 18-150mmSTMレンズから出てしまった、と思ってよくよく数えてみるとこれ、70の”0”という数字を3機編隊で描いているので、はみでてしまったのではなく機数が足りていないのか、まあ、そうだこれが予行なのだよね、と妙に納得してしまう。

 異機種大編隊を完了して、しかし予定として岐阜基地が発表していた機動飛行の時間を超過していたのでエシュロン隊形は組まずにそのまま順次着陸してゆきました。けれども二度も70の大編隊をみることができましたので、ちょっと好い大団円でしたね。

北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ まや
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