■小牧基地航空祭2019
来たる来月五日に小牧基地航空祭が開催されるとの事で皆様こころの準備は如何でしょうか。今回から前回の航空祭の様子を紹介しましょう。
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小牧基地航空祭の朝ほど気持ちのよい航空祭はありません、いや厳密にはあるのかもしれませんが格別なのです、なぜならば小牧基地の正門は太陽を背に位置していますから、もう晴れていればこれもかというほど順光なのですね、航空祭いよいよ始まる機運みなぎる。
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いよいよ来月、小牧基地航空祭が執り行われます、延期に延期を重ね2022年度内、しかしCOVID-19新型コロナウィルス感染症もようやく落ち着きました。そこで前回行われました小牧基地航空祭の模様を今回から数回に分けて日曜特集としてお伝えしたいと思います。
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ファントム、当時の貴重なカラー写真、こう大袈裟に表現するつもりはないのですが、2019年航空祭の次に2020年航空祭が行われて2021年のそして次の、というように航空祭が毎年行われるというのは当たり前以前の日常風景の様に考えていました。これまでそうでしたから、ね。
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前回の小牧基地航空祭、こう紹介しますのはCOVID-19新型コロナウィルス感染症により航空祭が全く行えない期間が続いていまして、2020年代は驚くべきことにまだ一度も航空祭は行われていません、来たるべき航空祭再開に向けて、前回の航空祭をみてみましょう。
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C-130輸送機とKC-767空中給油輸送機、そして救難教育隊の基地である小牧基地、飛行展示は多種多様でなかなかに迫力ある展示と、なにより米軍のぞけばC-130が配備されている基地は、ここ、だ、けと、まあ厳密には海上自衛隊も厚木基地に配備はしているのだが。
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C-130H輸送機に対して厚木基地は騒音問題の関係もありますから航空祭での派手な飛行展示が望めない、という事情もありまして、なかなかの迫力がある航空祭とおもう、けれども来場者がそれほど多くないというのも不思議でして、ちょっとおもしろいのですよね。
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名古屋から地下鉄で一本、いや二本か、小牧基地は交通の利便性が高いのです。名古屋と云えば大都市、新幹線のぞみ号も停車しますし駅前から繁華街の栄に大須を筆頭にホテルなども多く、名古屋城の城下町ということもあり散策していますとなかなかにたのしい。
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地下鉄で一本というのは、これは上飯田連絡線という名鉄線と地下鉄線を連絡する路線が整備されたためなのですけれども、環状線となっている地下鉄名城線に名鉄小牧線がリンクしている、つまり乗り換え一本ということです。ただ名古屋駅から若干時間はかかる。
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名古屋で働く友人は小牧線沿線に家を建てたという方がいまして、また、岐阜と名古屋と勤務地が定期的に変わる友人も沿線にマンションを購入したという。名古屋駅まででなくとも仕事場が各務原線沿線ですと逆にこちらのほうが便利、ということなのかもしれない。
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牛山駅は最寄り駅です、間違えて牛浜駅のほうにいかぬように、Cー130輸送機が配備されている基地へ行きたいのですが牛浜駅はどちらでしょうか、と聞きますと確実に第374飛行隊の展開する在日米軍横田基地の最寄り駅である牛浜駅の乗り換えを案内されてしまう。
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祇園精舎というのはどこでしょう、京都観光の話題で定番の笑い話ですが、ええと京都駅でですね特急はるか号に乗っていただき関西空港へ、そこからエアインディアの直行便かバンコック経由便でまずデリーまで行っていただけると、となりますので注意が必要です。
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牛浜駅ですか、そおですねえ先ず名古屋駅で東海道新幹線のぞみ号に乗っていただいて東京に行ってですねえ、そこから中央線の青梅路快速に乗り換えていただくか八王子まで中央特快に乗っていただいてそこからそこから、となってしまう。牛山、間違えられぬよう。
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基地正門は開門待ちの行列ですが、小牧基地航空祭、撮影位置は、まず航空祭なのだから最前列を押さえる、というのもよいにはよいのですが、さてどうするか慎重に考えたい。こう考えている最中にオープニングフライトが頭上を飛行してゆく、航空祭の始まり。
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KC-767にC-130H輸送機、オープニングフライトが開門待機列の上空を鮮やかにここは名古屋空港に隣接している日本屈指の、航空祭のほかの日でも撮影しやすい基地なのですから、航空機発着は日常のそういう際に撮影する選択肢もあります。そして今日は航空祭だ。
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オープニングフライトが頭上を飛行しまして、やはり航空祭プログラムを見た時点で、合い門と同時に飛行展示が行われる時間帯でしたから、このオープニングフライトが間に合うように基地に入るのはどだい無理だったのだなあ、と考えさせられるとことでした。
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撮影位置はしかし開門と共に列が動き始めましたのでどうするか、丹念に計画しても何が起こるかはその日までわからないのが航空祭ですのでちょっとは考えるのです。やはり滑走路間近の撮影位置となると最前列かあ、それでもはずしたくはない選択肢ともいえる。
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最前列にはやはり航空祭の様子がよくみれる、具体的には、日常に発着をみれるとはいっても、これは県営名古屋空港の展望デッキや航空館BOONといった、基地からは滑走路の向こう側で撮影するのですから、午前中は逆光ともなる、すると発着を最前列でとりたい。
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誘導路、C-130H輸送機の基地である小牧基地なのですから、主役はC-130H輸送機です、もちろんKC-767を運用している要員のかたに、そんなこというなら航空祭で飛ばないぞ、と怒られてしまうかもしれませんが、まあ、長年親しんでいるのはC-130Hのほうです。
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C-130H輸送機は編隊飛行しますので、誘導路を一本になって、つまり単縦陣という、こう重なるように進む様子は、おお航空祭の飛行展示で撮影したのだよなあ、という気概をみなぎらせてくれる情景として撮影できるのかもしれません、迫力がある構図となろう。
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エレファントウォークのような迫力の構図、飛行展示を終えて会場に戻る様子を撮影するには誘導路の位置を考えて最前列をとるという選択肢が考えられます。C-130H輸送機の編隊飛行は迫力があります、四発機ですので四機編隊ではエンジンは16基もあるのだから。
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編隊飛行、するとたとえば地上展示の、たとえばそろそろ先が見えているC-1輸送機の前とか、いややはり地元でC-130Hの飛行展示はC-130Hとともに、とC-130H輸送機の前で撮影してみるのもなかなかよいかもしれません。ここからは技量よりも工夫の世界です。
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広角レンズで手前の輸送機が入るように地上展示航空機と編隊飛行を、できるだけカメラを低い位置として撮影するのも、かっこういい写真を構図として仕上げられるのですね。しかし、これはほかの基地もそうなのですけれども、1歩引いた方がいい写真に出会える。
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格納庫の入り口あたりが少し標高がたかい。格納庫付近で撮影しますと、これは手前に最前列を確保している愛好家や家族連れを構図に入れるのですけれども、航空機と大勢の入場者という、ここは航空祭当日に撮影したのだ、という構図で仕上げることもできるのだ。
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格納庫周辺というのは、あと後ろの方が一般論として混雑していない。航空祭らしい風景を撮影するのですからたくさんの見学者と航空愛好家が集まってざわざわがやがやしていた方が、説得力といいますか、行事らしさ、というものが醸し出せるのかもしれません。
北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ
(本ブログに掲載された本文及び写真は北大路機関の著作物であり、無断転載は厳に禁じる)
(本ブログ引用時は記事は出典明示・写真は北大路機関ロゴタイプ維持を求め、その他は無断転載と見做す)
(第二北大路機関: http://harunakurama.blog10.fc2.com/記事補完-投稿応答-時事備忘録をあわせてお読みください)
来たる来月五日に小牧基地航空祭が開催されるとの事で皆様こころの準備は如何でしょうか。今回から前回の航空祭の様子を紹介しましょう。
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小牧基地航空祭の朝ほど気持ちのよい航空祭はありません、いや厳密にはあるのかもしれませんが格別なのです、なぜならば小牧基地の正門は太陽を背に位置していますから、もう晴れていればこれもかというほど順光なのですね、航空祭いよいよ始まる機運みなぎる。
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いよいよ来月、小牧基地航空祭が執り行われます、延期に延期を重ね2022年度内、しかしCOVID-19新型コロナウィルス感染症もようやく落ち着きました。そこで前回行われました小牧基地航空祭の模様を今回から数回に分けて日曜特集としてお伝えしたいと思います。
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ファントム、当時の貴重なカラー写真、こう大袈裟に表現するつもりはないのですが、2019年航空祭の次に2020年航空祭が行われて2021年のそして次の、というように航空祭が毎年行われるというのは当たり前以前の日常風景の様に考えていました。これまでそうでしたから、ね。
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前回の小牧基地航空祭、こう紹介しますのはCOVID-19新型コロナウィルス感染症により航空祭が全く行えない期間が続いていまして、2020年代は驚くべきことにまだ一度も航空祭は行われていません、来たるべき航空祭再開に向けて、前回の航空祭をみてみましょう。
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C-130輸送機とKC-767空中給油輸送機、そして救難教育隊の基地である小牧基地、飛行展示は多種多様でなかなかに迫力ある展示と、なにより米軍のぞけばC-130が配備されている基地は、ここ、だ、けと、まあ厳密には海上自衛隊も厚木基地に配備はしているのだが。
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C-130H輸送機に対して厚木基地は騒音問題の関係もありますから航空祭での派手な飛行展示が望めない、という事情もありまして、なかなかの迫力がある航空祭とおもう、けれども来場者がそれほど多くないというのも不思議でして、ちょっとおもしろいのですよね。
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名古屋から地下鉄で一本、いや二本か、小牧基地は交通の利便性が高いのです。名古屋と云えば大都市、新幹線のぞみ号も停車しますし駅前から繁華街の栄に大須を筆頭にホテルなども多く、名古屋城の城下町ということもあり散策していますとなかなかにたのしい。
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地下鉄で一本というのは、これは上飯田連絡線という名鉄線と地下鉄線を連絡する路線が整備されたためなのですけれども、環状線となっている地下鉄名城線に名鉄小牧線がリンクしている、つまり乗り換え一本ということです。ただ名古屋駅から若干時間はかかる。
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名古屋で働く友人は小牧線沿線に家を建てたという方がいまして、また、岐阜と名古屋と勤務地が定期的に変わる友人も沿線にマンションを購入したという。名古屋駅まででなくとも仕事場が各務原線沿線ですと逆にこちらのほうが便利、ということなのかもしれない。
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牛山駅は最寄り駅です、間違えて牛浜駅のほうにいかぬように、Cー130輸送機が配備されている基地へ行きたいのですが牛浜駅はどちらでしょうか、と聞きますと確実に第374飛行隊の展開する在日米軍横田基地の最寄り駅である牛浜駅の乗り換えを案内されてしまう。
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牛浜駅ですか、そおですねえ先ず名古屋駅で東海道新幹線のぞみ号に乗っていただいて東京に行ってですねえ、そこから中央線の青梅路快速に乗り換えていただくか八王子まで中央特快に乗っていただいてそこからそこから、となってしまう。牛山、間違えられぬよう。
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基地正門は開門待ちの行列ですが、小牧基地航空祭、撮影位置は、まず航空祭なのだから最前列を押さえる、というのもよいにはよいのですが、さてどうするか慎重に考えたい。こう考えている最中にオープニングフライトが頭上を飛行してゆく、航空祭の始まり。
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オープニングフライトが頭上を飛行しまして、やはり航空祭プログラムを見た時点で、合い門と同時に飛行展示が行われる時間帯でしたから、このオープニングフライトが間に合うように基地に入るのはどだい無理だったのだなあ、と考えさせられるとことでした。
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編隊飛行、するとたとえば地上展示の、たとえばそろそろ先が見えているC-1輸送機の前とか、いややはり地元でC-130Hの飛行展示はC-130Hとともに、とC-130H輸送機の前で撮影してみるのもなかなかよいかもしれません。ここからは技量よりも工夫の世界です。
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広角レンズで手前の輸送機が入るように地上展示航空機と編隊飛行を、できるだけカメラを低い位置として撮影するのも、かっこういい写真を構図として仕上げられるのですね。しかし、これはほかの基地もそうなのですけれども、1歩引いた方がいい写真に出会える。
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格納庫の入り口あたりが少し標高がたかい。格納庫付近で撮影しますと、これは手前に最前列を確保している愛好家や家族連れを構図に入れるのですけれども、航空機と大勢の入場者という、ここは航空祭当日に撮影したのだ、という構図で仕上げることもできるのだ。
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格納庫周辺というのは、あと後ろの方が一般論として混雑していない。航空祭らしい風景を撮影するのですからたくさんの見学者と航空愛好家が集まってざわざわがやがやしていた方が、説得力といいますか、行事らしさ、というものが醸し出せるのかもしれません。
北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ
(本ブログに掲載された本文及び写真は北大路機関の著作物であり、無断転載は厳に禁じる)
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