■日本海側を太平洋側へ転進
舞鶴基地から一路転進した先は大阪港、日本海側から太平洋側へ同じ日に二つの自衛隊一般公開を撮影してみたかった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/8b/f66bad04572eb7cb7e856ddc509b364e.jpg)
練習艦かしま。ここは大阪港天保山埠頭です。さて。この日の目的は練習艦隊近海練習航海部隊が大阪港へ入港するとの事でしたが、一般公開が午後からという事でしたので、一つ午前中に日本海の舞鶴基地へ展開し取って返して午後から太平洋側へ行こう、という。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/e0/57d252b529756969aa2add7bedfa051b.jpg)
あさぎり。練習艦やまぎり、が練習艦かしま隣に入港しています。この年度の練習艦隊編成は練習艦隊旗艦に練習艦かしま、そして隷下に練習艦しまゆき、練習艦やまぎり、練習艦あさぎり、と四隻を以て編成されていました。練習艦やまぎり型、と呼ばれていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/5e/a2392d0907fec9d1b419e42bc20d19de.jpg)
かしま、あさぎり。あさぎり型護衛艦はこの2008年、日本周辺海域はまだ平和でしたので一部が護衛艦から練習艦へ種別変更されていました。これが南西方面の中国軍事圧力増大を背景に護衛艦へ戻され、艦番号も護衛艦時代のものにもどされましたのはご承知の通り。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/b0/b7ac6c86cf4c9cfff6ff45ae054e5524.jpg)
自衛艦旗と練習艦隊。上空を往くのは飛行船で前回掲載したもの。近海練習航海部隊大阪入港、実は入港を真面目に大阪港で撮影する事も考えたのですが、どうぜならば午前中と午後に日本海側と太平洋側を梯子してみるのも良いだろうと思ったもので、いい思い出だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/c9/b4711e6f6ec0fa3344cb2229d2acf475.jpg)
はるな、かしま。日本海と太平洋、やろうと思えば東舞鶴駅と大阪港駅ですのでそれ程むずかしくは無い距離ではあるのですけれども、そういえば何度もやるような行程ではないのですよね。新田原と佐世保とか、三連休を観艦式駐屯地祭航空祭というのはやったけど。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/6d/5b00e946e3b544252508953a97f58105.jpg)
やまぎり艦上よりSH-60J哨戒ヘリコプターを眺めます。2008年は護衛艦はつゆき型が未だ護衛艦隊の護衛隊群に残っている時代で、一番艦はつゆき、二番艦しらゆき、が護衛艦さわゆき、と共に横須賀地方隊へ配備されている時代でした。三隻並ぶと凄い迫力でした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/02/41fa7b6d29464abc422afd9d7d7b7d92.jpg)
天保山の大観覧車とSH-60J哨戒ヘリコプター。この時代は平和でしたので、実は護衛艦むらさめ練習艦転籍も検討されていたといいます、同型艦9隻でしたので1隻転籍すれば8隻を2隻づつ4個護衛隊群に配置できる、という配慮もあったとのことでしたけれども。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/8b/c8384f3cb48444cf4a0cb82a3b322b3a.jpg)
はつゆき型護衛艦は佐世保地方隊の第23護衛隊に護衛艦いそゆき、はるゆき、あさゆき、と配備されていまして佐世保地方隊には更に第26護衛隊へ護衛艦あぶくま型おおよど、せんだい、とね、6隻があったのですが南西方面の緊張はこの規模でさえ不足になったのです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/da/1907459dd7e01c10b59f17d7105d07e0.jpg)
格納庫から練習艦隊を眺めます。2008年は近海練習航海がその1とその2、と二回立て続けに行われていまして、遠洋航海までに幹部候補生として日本を一周した上で新任幹部として幹部候補学校卒業後に日本を一周する、教育を重視できる余裕と平和が在りました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/b3/86c096ca47501254bd5f1c9cc6540963.jpg)
艦橋と観覧車。2008年はどのくらい余裕が在ったかといいますと、この時代には毎年全国の地方隊で展示訓練、小規模な観艦式というべき行事が執り行われていまして、後方を重視するだけの艦隊の余裕と艦艇の余裕がありました。最後に展示訓練が行われたのは昔だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/fa/95c17f784add6795e531d58bbf27aacb.jpg)
76mm艦砲と桜島の倉庫群。地方隊展示訓練が行われたのは2014年でした、2016年にも実施予定でしたが、同年の熊本地震災害派遣により艦隊訓練計画と実任務の余裕が泣くなあり、自衛艦隊司令官の“艦隊を休ませよ”により中止、その後今まで行われていません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/7a/ba8635de305e050584c23177b91f4533.jpg)
やまぎり見学を終えて練習艦かしま、あさぎり撮影へと歩みを進めます。もう少し練習艦やまぎり撮影を続けたいところですが時計を見ますと既に1532時となっていまして、急がなければ見学時間が終了してしまうのですね。舞鶴はるな撮影に時間を使いすぎたのかも。
北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ
(本ブログに掲載された本文及び写真は北大路機関の著作物であり、無断転載は厳に禁じる)
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(第二北大路機関: http://harunakurama.blog10.fc2.com/記事補完-投稿応答-時事備忘録をあわせてお読みください)
舞鶴基地から一路転進した先は大阪港、日本海側から太平洋側へ同じ日に二つの自衛隊一般公開を撮影してみたかった。
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練習艦かしま。ここは大阪港天保山埠頭です。さて。この日の目的は練習艦隊近海練習航海部隊が大阪港へ入港するとの事でしたが、一般公開が午後からという事でしたので、一つ午前中に日本海の舞鶴基地へ展開し取って返して午後から太平洋側へ行こう、という。
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あさぎり。練習艦やまぎり、が練習艦かしま隣に入港しています。この年度の練習艦隊編成は練習艦隊旗艦に練習艦かしま、そして隷下に練習艦しまゆき、練習艦やまぎり、練習艦あさぎり、と四隻を以て編成されていました。練習艦やまぎり型、と呼ばれていました。
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かしま、あさぎり。あさぎり型護衛艦はこの2008年、日本周辺海域はまだ平和でしたので一部が護衛艦から練習艦へ種別変更されていました。これが南西方面の中国軍事圧力増大を背景に護衛艦へ戻され、艦番号も護衛艦時代のものにもどされましたのはご承知の通り。
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自衛艦旗と練習艦隊。上空を往くのは飛行船で前回掲載したもの。近海練習航海部隊大阪入港、実は入港を真面目に大阪港で撮影する事も考えたのですが、どうぜならば午前中と午後に日本海側と太平洋側を梯子してみるのも良いだろうと思ったもので、いい思い出だ。
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はるな、かしま。日本海と太平洋、やろうと思えば東舞鶴駅と大阪港駅ですのでそれ程むずかしくは無い距離ではあるのですけれども、そういえば何度もやるような行程ではないのですよね。新田原と佐世保とか、三連休を観艦式駐屯地祭航空祭というのはやったけど。
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やまぎり艦上よりSH-60J哨戒ヘリコプターを眺めます。2008年は護衛艦はつゆき型が未だ護衛艦隊の護衛隊群に残っている時代で、一番艦はつゆき、二番艦しらゆき、が護衛艦さわゆき、と共に横須賀地方隊へ配備されている時代でした。三隻並ぶと凄い迫力でした。
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天保山の大観覧車とSH-60J哨戒ヘリコプター。この時代は平和でしたので、実は護衛艦むらさめ練習艦転籍も検討されていたといいます、同型艦9隻でしたので1隻転籍すれば8隻を2隻づつ4個護衛隊群に配置できる、という配慮もあったとのことでしたけれども。
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はつゆき型護衛艦は佐世保地方隊の第23護衛隊に護衛艦いそゆき、はるゆき、あさゆき、と配備されていまして佐世保地方隊には更に第26護衛隊へ護衛艦あぶくま型おおよど、せんだい、とね、6隻があったのですが南西方面の緊張はこの規模でさえ不足になったのです。
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格納庫から練習艦隊を眺めます。2008年は近海練習航海がその1とその2、と二回立て続けに行われていまして、遠洋航海までに幹部候補生として日本を一周した上で新任幹部として幹部候補学校卒業後に日本を一周する、教育を重視できる余裕と平和が在りました。
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艦橋と観覧車。2008年はどのくらい余裕が在ったかといいますと、この時代には毎年全国の地方隊で展示訓練、小規模な観艦式というべき行事が執り行われていまして、後方を重視するだけの艦隊の余裕と艦艇の余裕がありました。最後に展示訓練が行われたのは昔だ。
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76mm艦砲と桜島の倉庫群。地方隊展示訓練が行われたのは2014年でした、2016年にも実施予定でしたが、同年の熊本地震災害派遣により艦隊訓練計画と実任務の余裕が泣くなあり、自衛艦隊司令官の“艦隊を休ませよ”により中止、その後今まで行われていません。
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やまぎり見学を終えて練習艦かしま、あさぎり撮影へと歩みを進めます。もう少し練習艦やまぎり撮影を続けたいところですが時計を見ますと既に1532時となっていまして、急がなければ見学時間が終了してしまうのですね。舞鶴はるな撮影に時間を使いすぎたのかも。
北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ
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