祖父が建築家であり、父も建設会社に勤めていたため、自然に建築家になりたいと思うようになった。決定的にその思いが強くなったのは、小学校の5-6年ころ、よく隣の家に住む祖父に連れられて車でいろいろなところにいった為だと思う。ダム、デパート、劇場、など等。「アラビアのロレンス」を観た劇場は、祖父の設計した建物もあり、立替が予定されていた。「淋しいんじゃないの?」と家族のものが言ったとき、これも摂理であるというような意味のことを言い、淡々としていた。そんな姿がこころに沁みて、建築家になりたいと思った。
高校のとき、建築家になりたいと思ったものの、父の卒業した大学を目指すようになった。祖父に影響されたなら、祖父の卒業した大学を目指しても良いものの、屈折したなにかがあったように思える。
祖父は、高校1年の冬に亡くなった。そして、入試に失敗したこともあり、建築家の夢は萎んでしまった。
高校のとき、建築家になりたいと思ったものの、父の卒業した大学を目指すようになった。祖父に影響されたなら、祖父の卒業した大学を目指しても良いものの、屈折したなにかがあったように思える。
祖父は、高校1年の冬に亡くなった。そして、入試に失敗したこともあり、建築家の夢は萎んでしまった。