イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

素直にエリクソンを学ぶ

2006-06-11 | 2006年度(1/13まで)
 将来の夢を父の影響を考慮しつつ辿ってきた。まだまだ話は尽きないところであるが、過去の自分の夢をいろいろ穿っても、現在の自分を説明しきれないように思った。特にこの最近の変化は合理的分析、中沢新一先生の云われる非対称的思考では説明しきれないように思う。生き甲斐探索の旅は、高次元の全人格的(身体、心、魂を含む)世界だと思う。
 ユースフルライフ研究所で学んだ、エリクソンの8つの人格形成の発達のチャートを見てみる。今の自分の年齢では、私は8つの人格形成の発達段階の7つ目、「世話(Care)」に対応する。ポジティブなものとして「生殖性」、ネガティブなものとして「停滞性」があるようだ。
 「オヒョウ」、「パイロット」、「天文学者」、「建築家」、「管理工学を勉強して営業・マーケティングの仕事をする」、そうした過去の夢もエリクソンの8つの人格形成段階の「目的志向性」、「技能」、「忠誠心」に見事に対応しているように思う。
 素直に先人の知恵を学ぶ意味を実感した。
 「朝焼けや聖(セント)マリアの鐘かすか」(山口誓子作)