昨晩は「ALWAYS 三丁目の夕日」の本編をレンタルして家で見た。1958年当時、私は7歳であったが、丁度この年は不思議なことに日本にいなかった。アラスカのシトカに両親と妹で暮らしていたのである。
したがって、東京生まれでありながら、東京タワーができていく様は全く記憶にない。蛇足ではあるが、高層ビルでは、霞が関ビルの建設は記憶にある。そして、「ALWAYS 三丁目の夕日」は、私不在の東京故か、ここち良く見させていただいた。
「ALWAYS 三丁目の夕日」の中では、淳之介少年の他にも何人かの小学生が登場する。彼ら一人ひとりにとっての、愛の名場面、愛の原型は何だったかを想像するのも楽しかった。
自分にとって、怖くも嫌いでもないのは当然の、愛の名場面はどうだったか?3歳、4歳のころの記憶の断片もあるが、やはり7歳の1959年の体験が思い出深い。外国での心細さの中で、家族どうし普段より互いに大切にしあっていたのかもしれない。
黄色いペンキで塗られた家に住んでた、いくつかの記憶。小学校で、雨に降られた時に母が黄色いレインコートを持ってきてくれた記憶。いくつかの愛の名場面は、今でも殺伐とした気分から、自分を解放してくれる時に役立つようだ。
<愛の知覚1/2>
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