イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

二息置いて!

2007-12-24 | 第一章「意識と知覚」

 朝起きてから、寝るまでの一日の感情ウォッチングしていくと、時に激しい怒りの感情や疑惑感等、人に向かっての情動が働くことがある。

 一息置かねば、思わず口走ってしまいそうな、批難や抗議の言葉。身近であればあるほど、危ない!一息おいて、冷静さを取り戻しても、相手の感情が移ってしまう危ない時もある。二息置くと、丁度良いと諸先輩からお教えいただいた。そうかもしれない。

 感情は、正直に自分の「こうあるべきだ」と「現実」の差から生じるといわれてきた。自分の「こうあるべきだ」は自分でも気づかないことも多い。二息置くと、自分の「こうあるべきだ」という壁の存在に気づくようだ。それだけで良いようである。

 疑惑、攻撃的な感情、嫉妬といった感情は知覚すると、そういうことを知覚する自分を責めることがある。これも良くないようだ。感情は正直で恐れることはない。むしろ、その感情をどう活かしていくかであろう。

 昨日は、ブラームスの交響曲1番を久しぶりに聞いた。第4楽章で暗い感情が明るくなる、強い希望を感じる旋律は素晴らしい。

今日、クリスマスイブはどんな感情の一日になるであろうか?

<感情の観察6/6>

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