イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

44はラッキーナンバー!

2007-12-26 | 第一章「意識と知覚」

 イキイキと暮らすには、物事を自分で納得しながら、明るく解釈することがとても重要である。雨が降っても、「暗くてじめじめして嫌だ!」と解釈するか、その嫌な不安を別に解釈して、「でも、お百姓さんが喜ぶかもしれない!」と解釈するかである。

 最近はお年寄りと接することが多いが、長寿の方には明るく解釈する人生の達人が多いので驚く。

 昔、高校受験のころ、家の隣に住んでいた、祖父と親戚家族がいた。従兄の高校を受験するとき、兄弟のように面倒を見てくれた従兄は、私の受験手続を親切にしてくれた。その時、もらった受験票の番号が「44」であった。従兄は落胆して帰ってきた。

 居間に、私と親戚一家、そして祖父が座って従兄の話を聞いた。従兄によると、その番号をさけて、順番を譲った人もいたそうである。そんな話を聞いて暗く不安になったとき、優しかったお祖父さんが、44はよいよいと呼んで良い番号だから心配はいらない、と言ってくれ一同ほっとし納得した。

 その受験にめでたくも成功したので、私にとって、44は今でもラッキーナンバーである。

 事実は一つでも、暗い感情は解釈ひとつで明るくできる。昔の暮らしの中のカウンセラーは隣のお祖父さんや叔母さんであった。

<暗い感情有益論2/5>

人気blogランキングへ <- 1クリック是非とも応援お願いします!