1970年代、1980年代のコンピュータ事情を少しでも知っているなら、今の技術革新の凄さに驚嘆するだろう。当時Mバイト級のRAMを搭載したコンピュータは数億円であった。それがその1000倍のGパイトレベルのRAMがパソコンに簡単に搭載され、しかも価格は10万円程度・・・
当時夢にも見なかった、豪華絢爛の技術の粋が自分のものになり、夢の世界に今いるはずなのに、パソコンは日々の生活で意外とストレスを招く。この1か月の感情ウォッチングをすると、日常的にコンピュータに関係するストレスを感じていることが判る。
今主に使用しているパソコンは購入して4年になった、パソコンのディスクの負荷が高いのか、あるいは故障しかかっているのか、パフォーマンスが低下、またフリーズするようになった。時折気になる音も聞こえる。ブルー画面が出てきてひやっとすることも。今年は、ハブが故障するというハプニングもあり、嫌な想いがよぎる。
今まで、自分で購入したパソコンは運が良いのか、致命的な故障が起こったことがなかった。ただ、それは運が良かったのに過ぎない。そしてディスクが壊れる等の不安感ゆえに、ノートパソコンを購入してしまった。パソコン2台で危険分散である。
さらに、大事なデータが故障時に消失したり、復元の困難さを回避するため、外部ディスクも購入した。いろいろな設定をはじめからするのは、もう限界でもある。
悪戦苦闘したが、昨日夜、めでたくもバックアップの仕掛けはほぼ完成した。後は、きちっとバックアップを取るだけである。これが曲者であるが・・・
このようにして、パソコンに関する不安をいくつか乗り越えてきた。今は、明かりが見え始めてきたようだ。家の書棚とパソコンの改善は本年度の成果だと思う(両方ともまだ未完であるが・・)
日々、コンピュータに限らずテクノストレスは増えてくる。ただ、そのストレスも、より安心なシステム、より快適な使い方を示す道しるべと考えると、ほっとする。
日々のストレスのお陰で、パソコンをより快適に活用できるようになっていると解釈もできる。日々の、不安感を中心にした感情の流れに感謝しなければと思う。感情の流れは川の流れのように不思議で、美しいものかもしれない。
<感情の観察3/6>
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